peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市「みちのくあじさい園」のヤエカシワバアジサイ(八重柏葉紫陽花) 2015年7月7日(火)

2015年07月07日 | 植物図鑑

 

2015年7月7日(火)、みちのくあじさい園(一関市舞川字原沢111)に行ってきました。朝から晴れ渡ってとても良い天気でした。昼食時間やコーヒータイムを含めて、園内で7時間も過ごしてしまいました。

 

(上)出入口から「あじさいロード」を進んで行くと、喫茶『蔵』の所に着きました。この近くには「山本コレクションコーナー」があり、珍しい品種の紫陽花が数多く植栽されています。

喫茶『蔵』の南側の道路沿いに植栽されているヤエカシワバアジサイ(八重柏葉紫陽花)が八重の花を沢山咲かせていました。葉の形が柏(かしわ)の葉に似ていることから、カシワバの名があります。

ヤエカシワバアジサイ(八重柏葉紫陽花)アジサイ科 アジサイ(ハイドランジア)属 H.quercifolia 'Srow Queen'

アメリカ産である「カシワバアジサイ」の八重花品種。「スノーフレーク」ともいわれ、花期の後半は赤く色づくことがある。八重の装飾花は塔状に伸び、肉厚になって楽しめます。家庭では整枝をしないと大型になるので、花後に丈夫な脇芽の先で切り詰めます。ドライフラワーに加工される。[栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・あじさいを楽しむ」(監修:藤井 清)より]

 


一関市「みちのくあじさい園」のキヨスミサワアジサイ(清澄沢紫陽花) 2015年7月7日(火)

2015年07月07日 | 植物図鑑

2015年7月7日(火)、みちのくあじさい園(一関市舞川字原沢111)に行ってきました。朝から晴れ渡ってとても良い天気でした。昼食時間やコーヒータイムを含めて、園内で7時間も過ごしてしまいました。(上)県道19号線(一関大東線)沿いに建てられている「みちのくあじさい園」の看板。(ここから約1㎞)

(上)旧県道(一関大東線)から分岐している「みちのくあじさい園」の出入口(ここから700mぐらい)。

(下)出入口を入るとカートが待機していました。(足腰の弱い人は是非ご利用ください。)

(上)出入口から「あじさいロード」を進んで行くと、喫茶『蔵』の所に着きました。この近くには「山本コレクションコーナー」があり、珍しい品種の紫陽花が数多く植栽されています。

喫茶『蔵』の近くに植栽されていたキヨスミサワアジサイ(清澄沢紫陽花)が赤の覆輪が入った花を沢山咲かせていました。

 キヨスミサワアジサイ(清澄沢紫陽花)アジサイ科 アジサイ(ハイドランジア)属

ヤマアジサイ「サワアジサイ」とも呼ばれていますが、落葉性低木、自生範囲が広く北限は宮城県あたり、南は九州までといわれています。自生地は海岸近くの山間から標高500~600mくらいの山地で、やや湿った半日蔭の地、谷沿いの林床、林縁に多く繁茂しています。樹高は1.5~2mくらい、生育がよく叢生し、小さくつくれるところから愛好家に好まれ、盆栽仕立ての人気も上昇しています。

変異に富んだ種で、花色は多彩、一重、半八重、八重があります。開花盛期は5~6月です。葉は小型、光沢が無いのが特徴で卵形、長卵形、鋸歯・葉先が尖り、まれに斑入り葉も見られます。

キヨスミサワアジサイ(清澄沢紫陽花):清澄山で発見されたのでこの名がついています。直立性より密に茂る。開花盛期は5~6月。装飾花は白色で全縁に太く濃桃色が入る一重額ぶち咲き、萼片4枚のうち1枚は小さい。咲き始めから濃い赤の覆輪が入り、咲き進むと薄くはなるが色は残る。葉は明緑色長卵形、鋸歯、葉先は尖る。春の新葉は黒紫色になる。地植えが最良。[あじさいミニ図鑑・あじさいアルバム200(荒井俊雄・著・発行)&農文協発行「アジサイの魅力(高橋 章・著)」