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peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ハッカクレン(八角蓮)

2009年05月11日 | Weblog
奥州市水沢盆栽会のハッカクレン(八角蓮)
 2009年5月9日









2009年5月9日(土)、奥州市水沢区聖天85-2にある
水沢公民館で開催中の水沢盆栽会(会長 桐田齊=ただし)
主催の山野草・小品盆栽展
を見に行ってきました。
約100点ほどの中にハッカクレン(八角蓮)が5鉢も
ありました。その中4鉢は同じ品種のように見えました。






上の展示品は、他のハッカクレン(八角蓮)に比べると
明らかに違っていました。花はまだ開いて
いませんでしたが、
カワハッカクレン(川八角蓮)?かも。



ハッカクレン(八角蓮)メギ科 ポドフィルム属
Podophyllum pleianthum
中国大陸(東南部)と台湾に分布する多年草。
掌状に4~9裂する葉に特徴がある。別名:ミヤオソウ
花期:3~5月。
現在、ハッカクレンの名称で流通しているものには
2つのタイプがある。どちらも大きな葉陰に可
愛い花を咲かせる。ポドフィルム属 Podophyllum
統一して呼ばれることもあるが、一部はディソスマ属
Dysosma
に分けられている場合が多い。
ポドフィルム属は2~3種の仲間でアジアと
北アメリカに分布。ディソスマ属は5種以上で
アジアに分布する。
茎の分岐部に花をつける中国名が八角蓮と、
葉柄の途中に花をつける中国名が六角蓮
/ディソスマ・プレイアンタ
である。
白花種で普及する種は、葉柄の地中に花がつく
ディソスマ・ベルシペリス(中国名が八角蓮
の白花種である。

メイアップル:ポドフィルム・ペルタツム
北アメリカ東部原産。
低地の林床に群生し、葉陰で白い花が咲く。
日本でも露地植えで栽培されている。

カワハッカクレン:やや小型で、葉の切れ込みが
大きく、一回り大きな花が咲く。中国名が川八角蓮

この他に中国にはカワハッカクレン、
ヒマラヤハッカクレン
がある。
ヒマラヤハッカクレン:ポドフィルム・ヘクサンドルム
別名ポ・エモディ。山地の明るい林床や草地に生え、
中国の南西部やアフガニスタンに分布する。
美しい赤い花が上向きに咲く。なお、中国の
雲南省や四川省などに分布する濃色種は、
シノポドフィルム属
として分けることがある。
[栃の葉書房発行「育てる調べる 山野草2525種」、
講談社発行「最新版 山野草大百科」より]

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1 コメント

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Unknown (マルテンサイト千年)
2024-05-14 19:59:19
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタインの理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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