2015年7月12日(日)、朝から天気が良かったので岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。この日は、「花の館温室」の東側にある露地展示ほ場に植栽されているエゾリンドウ(蝦夷竜胆)やヒメヒマワリなどを見て回ってから「花の館温室」に入りました。
「花の館温室」の北緯40度温室エリアに植栽されているベニバナサワギキョウがなどを観てから管理棟・研修温室エリアがある西側に移動しました。
通路の傍にある池の周辺に植栽されているアスチルベが花を沢山咲かせていました。
アスチルベ ユキノシタ科 チダケサシ属 Astilbe×arendsii
園芸界でアスチルベと呼んでいるのは、ヨーロッパで交雑によってつくられた園芸種で、その親には日本に自生するアワモリショウマやチダケサシなども含まれる。高さ60~80㎝の多年草。茎は堅くて細く、2~3回3出複葉を互生する。6~7月、茎の先に小さな花が長さ30~50㎝の穂になってびっしりと付く。花の色は豊富で、紅、ピンク、白、藤色などがあり、切り花にも利用されている。鉢植えに向く矮性種もある。植えっぱなしでも平気で、寒さにも強く、育てやすい。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]