peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

岩手県立花きセンターのストレプトカーパス 2015年7月12日(日)

2015年07月17日 | 植物図鑑

 

 2015年7月12日(日)、朝から天気が良かったので岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。この日は、「花の館温室」の東側にある露地展示ほ場に植栽されているエゾリンドウ(蝦夷竜胆)ヒメヒマワリなどを見て回ってから「花の館温室」に入りました。

「花の館温室」を観て回った後、管理棟の「展示室」に展示されているストレプトカーパスなどを観ました。

http://www2.pref.iwate.jp/~hp3005/ [岩手県立花きセンター:花みごろ(2015/6/25更新)]

 ストレプトカーパス イワタバコ科 ストレプトカーパス属 Streptocarpus spp.

アフリカ、マダガスカル、アジアに約130種が分布する一年草または多年草で、まれに低木になるものがある。茎は直立または匍匐し、葉は対生、輪生、根出する。子葉が大きく発達した1葉をつけるものもある。花は腋生で集散花序をなし、1~数花をつける。花冠は管状または漏斗状で先端が円形に5裂する。果実は長い果を形成し、成熟すると捻じれて種子を飛散させる。

園芸品種はヨーロッパで古くから種間交雑が進められ、多くの系統と品種がつくられた。最近ではオランダで放射線のX線を利用して、新しい草姿や花色をもつ品種も発表されている。大輪赤紫花、中輪では青紫、濃桃、桃、白、小輪青紫などの品種がある。主な品種としては、大輪赤紫花の’ローヤルティー’cv.Royalty、中輪青紫花の’コンスタント・ニンフ’cv.Constant Nymph、中輪白花の’ホワイト・コンスタト・ニンフ’cv.White Constant Nymph、小輪青紫花の’ミニ・ニンフ’cv.Mini Nymph、中輪濃桃花の’ベルマ’cv.Velma、中輪桃花の’ティナ’cv.Tina、’ワンダー・ブルー’、cv.Wonder Blue、’スプレンデット’ cv.Splendedなどがある。栽培:繁殖は品種によって異なり、種子、葉挿しが行われる。花期:施設内では、周年開花する。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]


岩手県立花きセンターのゲンペイカズラ(源平葛)  2015年7月12日(日)

2015年07月17日 | 植物図鑑

2015年7月12日(日)、朝から天気が良かったので岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。この日は、「花の館温室」の東側にある露地展示ほ場に植栽されているエゾリンドウ(蝦夷竜胆)ヒメヒマワリなどを見て回ってから「花の館温室」に入りました。

「花の館温室」を観て回った後、管理棟の「展示室」に展示されている源平葛(げんぺいかずら)などを観ました。

http://www2.pref.iwate.jp/~hp3005/ [岩手県立花きセンター:花みごろ(2015/6/25更新)]

ゲンペイカズラ(源平葛)クマツヅラ科 クサギ(クレロデンドルム)属 Clerodendrum thomsoniae 

 熱帯アフリカ(アフリカ熱帯雨林気候区)原産のつる性低木。若い枝は四角形で、短毛に覆われる。葉は対生、卵形から長卵形、先端が尖り基部は丸く、長さ12㎝、幅6㎝くらい。全縁、無毛。ガク(萼)は白色。花弁が赤いため源平の名がついた。挿し木でよくつく。[誠文堂新光社発行、日本インドア・グリーン協会編「熱帯花木と観葉植物図鑑」より]