2015年7月12日(日)、朝から天気が良かったので岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。この日は、「花の館温室」の東側にある露地展示ほ場に植栽されているエゾリンドウ(蝦夷竜胆)やヒメヒマワリなどを見て回ってから「花の館温室」に入りました。
「花の館温室」を観て回った後、管理棟の「展示室」に展示されているストレプトカーパスなどを観ました。
http://www2.pref.iwate.jp/~hp3005/ [岩手県立花きセンター:花みごろ(2015/6/25更新)]
ストレプトカーパス イワタバコ科 ストレプトカーパス属 Streptocarpus spp.
アフリカ、マダガスカル、アジアに約130種が分布する一年草または多年草で、まれに低木になるものがある。茎は直立または匍匐し、葉は対生、輪生、根出する。子葉が大きく発達した1葉をつけるものもある。花は腋生で集散花序をなし、1~数花をつける。花冠は管状または漏斗状で先端が円形に5裂する。果実は長い果を形成し、成熟すると捻じれて種子を飛散させる。
園芸品種はヨーロッパで古くから種間交雑が進められ、多くの系統と品種がつくられた。最近ではオランダで放射線のX線を利用して、新しい草姿や花色をもつ品種も発表されている。大輪赤紫花、中輪では青紫、濃桃、桃、白、小輪青紫などの品種がある。主な品種としては、大輪赤紫花の’ローヤルティー’cv.Royalty、中輪青紫花の’コンスタント・ニンフ’cv.Constant Nymph、中輪白花の’ホワイト・コンスタト・ニンフ’cv.White Constant Nymph、小輪青紫花の’ミニ・ニンフ’cv.Mini Nymph、中輪濃桃花の’ベルマ’cv.Velma、中輪桃花の’ティナ’cv.Tina、’ワンダー・ブルー’、cv.Wonder Blue、’スプレンデット’ cv.Splendedなどがある。栽培:繁殖は品種によって異なり、種子、葉挿しが行われる。花期:施設内では、周年開花する。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]