peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

岩手県立花きセンターのネムノキ(合歓木) 2015年7月12日(日)

2015年07月12日 | 植物図鑑

2015年7月12日(日)、朝から天気が良かったので岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。この日は、「花の館温室」の出入口近くに植栽されているネムノキ(合歓木)が、盛りを少し過ぎた感じでしたが、花を沢山咲かせていました。(ホームページには、平成27年7月6日開花と記載されています。)

http://www2.pref.iwate.jp/~hp3005/ [岩手県立花きセンター]

 ネムノキ(合歓木)マメ科 ネムノキ属 Albizia julibrissin

 日当たりのよい山野や川岸などに生える落葉高木。夕方になると葉は小葉を閉じて垂れ下がり、眠ったようになるので「ネムノキ」の名がある。高さは5~10mになり、樹皮は灰褐色で滑らか。葉は長さ20~30㎝の偶数2回羽状複葉で互生する。6~7月、枝先に10~20個の花が集まって上向きに咲く。花はマメ科では珍しく蝶形にはならず、筒状で小さく、淡紅色の多数の雄しべが目立つ。分布:本州~沖縄。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]


一関市「みちのくあじさい園」のヤマアジサイ・七段花(しちだんか) 2015年7月7日(火)

2015年07月12日 | 植物図鑑

2015年7月7日(火)、みちのくあじさい園(一関市舞川字原沢111)に行ってきました。朝から晴れ渡ってとても良い天気でした。昼食時間やコーヒータイムを含めて、園内で7時間も過ごしてしまいました。

(下)出入口を入り、「あじさいロード」を直進し、お食事処・紫陽花山荘の前を過ぎ、売店『一休』に着きました。この附近には「イベント広場」や立派なトイレが整備されているのですが、この付近にヤマアジサイ・七段花(しちだんか)が数多く植栽されており、盛りは過ぎたものの未だ花を沢山付けていました。 

 ヤマアジサイ・七段花(しちだんか)アジサイ科 アジサイ(ハイドランジア)属 Hydrangea macrophylla subsp.serrata 

 兵庫県六甲山産。江戸時代に登場していたが失われていた。昭和34(1959)年に再発見され、「幻の花の出現」として話題になり、アジサイブームの発端にもなった。雄大に低木状に繁茂する。開花盛期は5~6月、額縁咲き。装飾花は星形八重、剣弁咲き。明るい桃色から淡青色(酸性土壌で青色、中性土壌でピンク色)に咲く。両性花は早めに退化。何段にも重なった花は魅力的。葉は明緑色長卵形、鋸歯は細かい、葉先は尖る。[栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・あじさいを楽しむ(監修:藤井 清)」&農文協発行「アジサイの魅力(高橋 章・著)」&家の光協会発行「アジサイの世界~その魅力と楽しみ方(監修:日本アジサイ協会、鎌倉アジサイ同好会)」より]