2016年7月26日(火)、一関市立渋民市民センター(伊藤朋広・所長)主催の「室蓬カレッジ『現代文学講座』の視察研修があり、一関市の研修バスで松島・瑞巌寺まで行ってきました。昼食の後の自由時間に、一人で観光協会遊覧船案内所(レストハウス)付近を散策しました。
(上と下6つ)観光協会遊覧船案内所(レストハウス)のすぐ近くには観らん亭・松島博物館がありました。観らん亭は、伊達政宗が秀吉から拝領した伏見桃山城の茶室を忠宗が原形のまま移築。別名「月見御殿」とも言われ歴代藩主のお休み処だったと言われています。料金:大人200円。
(下)公衆トイレ。
(下)磐に付着していたシダ(羊歯)植物。ミツデウラボシだと思います。
ミツデウラボシ シダ植物門 ウラボシ科 ミツデウラボシ属 Crypsinus hastatus(Thunb.)
日本ではこの属で最も普通に見られるシダ類である。名前は葉が大きく三つに裂けることから。ただし、十分成長しないとこの形にならない。
特徴:葉は単葉。茎はやや太くて横に這い、針金のような根を出して岩に固着する。茎の表面は密生する褐色の鱗片に覆われる。まばらに葉をつける。
葉は長い葉柄を持ち、大きいものでは葉柄は20㎝以上、葉身は30㎝以上に達するが、大抵は全体で20㎝位までである。
葉柄は細くて硬く、褐色で基部は黒みを帯び、全体に艶がある。葉全体の長さの半分近くを葉柄が占めている。
葉身は単葉だが、成長すると基部で大きく三裂する。分裂しない場合は全体は披針形で鋭尖頭、つまり基部の方が幅広い楕円形で、先端はやや細く伸びる。分裂する場合は基部から左右に大きく裂片が突き出る。左右の裂片は中心となる葉ほどは長くならず、左右やや斜め先端方向に出る。葉質は薄くて硬く、表面は緑で多少艶がある。
胞子嚢群は葉の裏側、主脈に沿って左右に一列をなして配置する。個々の形は円形で、やや主脈に近い位置にある。
分布等:日本では北海道南西部から琉球列島にかけて分布し、この類では最も目にするものでる。国外では朝鮮南部、中国、台湾、フィリピンに達する。各地の低山で岩の上などに付着して見られる着生植物である。苔の生えた岩の上に出るが、結構道端でも見かける。[下記Webサイトより:ミツデウラボシ(Wikipedia」」