peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

宮城県迫町「長沼」のハス(蓮) 2016年7月31日(日)

2016年07月31日 | 植物図鑑

2016年7月31日(日)、宮城県迫町「長沼」ハス(蓮)の花を見るために、長沼に立ち寄りました。高台にある公園の東屋辺りから眺めると蓮の花が見えたので、水辺まで下りてみました。既にになったものもありましたが、花の盛りはこれからのようです。観光遊覧船が繋いである辺りのものが、比較的良く咲いていました。

 ハス(蓮)スイレン科 ハス属 Nelumbo nucifera

古い時代に中国から渡来したと考えられている多年草。蓮根用の外、花を楽しむ園芸品種が沢山ある。化石や種子が古い地層から発見されているので、日本に自生していたという説もある。現在は池や沼、水田などに栽培される。地下茎は秋になると先端部が大きくなり、蓮根として食用にされる。葉は直径30~50㎝の円形。7~8月、直径10~20cmの花が咲く。花の色淡紅色、白色、紅色などがある。花床は花の後大きくなり、蜂の巣状になる。種子も食べられる。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]


一関市川崎町薄衣のヘクソカズラ(屁糞蔓) 2016年7月30日(土)

2016年07月30日 | 植物図鑑

2016年7月30日(土)、一関市川崎町薄衣(うすぎぬ)字諏訪前にあるレストラン「三季」に行きました。出入口の植木に絡まっているヘクソカズラ(屁糞蔓)が、花を咲かせ始めていました。

 

 

ヘクソカズラ(屁糞蔓)アカネ科 ヘクソカズラ属 Paederia scandens

 茎や葉、花などを揉むと悪臭がすることからこの名がある。「サオトメバナ」ともいう。花の中心部が赤く、お灸(やいと)の跡に似ているので、「ヤイトバナ」とも呼ばれる。日当りのよい藪や林の縁に多いつる性の多年草。茎はいろいろなものに絡みついて長く伸びる。葉は対生し、長さ4~10㎝の細長い卵形で先は尖る。8~9月、長さ1㎝ほどの花が咲く。果実は直径5㎜ほどの球形で、晩秋に黄褐色に熟す。実はしもやけに効く。分布:日本全土。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]


一関市川崎町薄衣のマツバボタン(松葉牡丹) 2016年7月30日(土)

2016年07月30日 | 植物図鑑

2016年7月30日(土)、一関市川崎町薄衣(うすぎぬ)国道284号線沿いに造られている花壇に植栽されているマツバボタン(松葉牡丹)が、黄、白、ピンクなどの花を沢山咲かせていました。

 マツバボタン(松葉牡丹)スベリヒユ科 ポーチュラカ(スベリヒユ)属 Portulaca grandiflora

ブラジル原産の一年草。茎や葉は共に多肉質で水分を含んでいるので、乾燥に強く、炎天下の庭でも元気に育つ。茎は枝分かれして横に広がり、小さな棒状の葉を互生する。7~8月、茎の先に直径4㎝ほどの5弁花が咲く。花弁の先にはわずかに切れ込みがある。は朝開いて午後には萎(しぼ)む半日花だが、毎朝新しい花が続いて咲く。花の色黄、橙、ピンク、赤、紫、白色と豊富で、八重咲きもある。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]


松島・瑞巌寺の視察(その1)観らん亭とシダ植物・ミツデウラボシ 2016年7月26日(火)

2016年07月29日 | 史跡、名所、

2016年7月26日(火)、一関市立渋民市民センター(伊藤朋広・所長)主催の「室蓬カレッジ『現代文学講座』の視察研修があり、一関市の研修バスで松島・瑞巌寺まで行ってきました。昼食の後の自由時間に、一人で観光協会遊覧船案内所(レストハウス)付近を散策しました。

(上と下6つ)観光協会遊覧船案内所(レストハウス)のすぐ近くには観らん亭・松島博物館がありました。観らん亭は、伊達政宗が秀吉から拝領した伏見桃山城の茶室を忠宗が原形のまま移築。別名「月見御殿」とも言われ歴代藩主のお休み処だったと言われています。料金:大人200円。

(下)公衆トイレ。

(下)磐に付着していたシダ(羊歯)植物。ミツデウラボシだと思います。

 ミツデウラボシ シダ植物門 ウラボシ科 ミツデウラボシ属 Crypsinus hastatus(Thunb.)

日本ではこの属で最も普通に見られるシダ類である。名前は葉が大きく三つに裂けることから。ただし、十分成長しないとこの形にならない。

特徴:葉は単葉。茎はやや太くて横に這い、針金のような根を出して岩に固着する。茎の表面は密生する褐色の鱗片に覆われる。まばらに葉をつける。

葉は長い葉柄を持ち、大きいものでは葉柄は20㎝以上、葉身は30㎝以上に達するが、大抵は全体で20㎝位までである。

葉柄は細くて硬く、褐色で基部は黒みを帯び、全体に艶がある。葉全体の長さの半分近くを葉柄が占めている。

葉身は単葉だが、成長すると基部で大きく三裂する。分裂しない場合は全体は披針形で鋭尖頭、つまり基部の方が幅広い楕円形で、先端はやや細く伸びる。分裂する場合は基部から左右に大きく裂片が突き出る。左右の裂片は中心となる葉ほどは長くならず、左右やや斜め先端方向に出る。葉質は薄くて硬く、表面は緑で多少艶がある。

胞子嚢群は葉の裏側、主脈に沿って左右に一列をなして配置する。個々の形は円形で、やや主脈に近い位置にある。

分布等:日本では北海道南西部から琉球列島にかけて分布し、この類では最も目にするものでる。国外では朝鮮南部、中国、台湾、フィリピンに達する。各地の低山で岩の上などに付着して見られる着生植物である。苔の生えた岩の上に出るが、結構道端でも見かける。[下記Webサイトより:ミツデウラボシ(Wikipedia」」

 


一関市大東町&東山町のカボチャ 2016年7/26(火)、7/28(木)

2016年07月28日 | 植物図鑑

2016年7月26日(火)、一関市大東町渋民の大東保健センターの近くにある農家の畑で栽培されているカボチャが鮮黄色の花と共に実をつけていました。

2016年7月28日(木)、一関市東山町長坂字久保「柴宿団地」と呼ばれている住宅団地にある民家の庭で栽培されているカボチャが、鮮黄色の花と実をつけていました。

(下)山と渓谷社発行「ヤマケイポケットガイド㉑野菜・果物」より]