peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

岩手県立花きセンターのワレモコウ(吾亦紅) 2015年7月12日(日)

2015年07月14日 | 植物図鑑

2015年7月12日(日)、朝から天気が良かったので岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。この日は、「花の館温室」の東側にある露地展示ほ場に植栽されているエゾリンドウ(蝦夷竜胆)ヒメヒマワリなどから見て回りました。群植されたツワレモコウ(吾亦紅)暗赤紫色の花を沢山咲かせていました。 

 ワレモコウ(吾亦紅)バラ科 ワレモコウ(サングイソルバ)属 Sanguisorba officinalis

 日本から朝鮮半島、中国さらにヨーロッパ、北アメリカに広く分布する宿根草。山野の日当たりのよい草地に生える多年草。高さは50~100㎝になる。葉は奇数羽状複葉。小葉は2~6対あり、長さ4~6㎝の長楕円形で、先は丸く、縁には形の揃った三角形の鋸歯がある。根生葉の中心から茎を伸ばし、多数分枝する。枝先に暗紅紫色または黒紫色の小さな花が多数集まった穂状花序をつける。花穂は長さ1~2㎝で、花は先端から下部に向かって咲き進む。花には花弁は無く、4個の萼片が花弁のように見える。分布:北海道~九州。切花、花壇、鉢植えにされる。栽培:繁殖は株分け。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]

 


岩手県立花きセンターのツボサンゴ/ヒューケラ(ホイヘラ) 2015年7月12日(日)

2015年07月14日 | 植物図鑑

2015年7月12日(日)、朝から天気が良かったので岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。この日は、「花の館温室」の東側にある露地展示ほ場に植栽されているエゾリンドウ(蝦夷竜胆)ヒメヒマワリなどから見て回りました。群植されたツボサンゴ(壺珊瑚)/ヒューケラ(ホイヘラ)が赤色の花を沢山咲かせていました。 

 ツボサンゴ(壺珊瑚)/ヒューケラ(ホイヘラ) ユキノシタ科 ヒューケラ属 Heuchera sanguinea(Hybrids)

 別名:サンゴバナ(珊瑚花)。北アメリカ原産の耐寒性宿根草。草丈は30~80㎝になる。花序の高さは7㎝ほど。品種が多く、花色はピンク、赤、黄色、白など豊富。葉色も豊富。葉は常緑で周年観賞できる。

育て方:日なたから半日蔭、水はけのよい場所を選ぶ。花後の花茎は元から切る。暑さに弱いので古葉を取り除いて蒸れを防ぐ。古株は茎が立ち上がるので株分けし、植え直す。[講談社発行「花をしらべる花を使う・四季の花色大図鑑」より]

ツボサンゴ H.sanguinea:交雑種は自生種より栽培しやすくなり、美しくなることが多い。しかし日本ではまだ品種が明確でないため、入手しにくいことがある。最も普通の品種は赤花で’ファイアーフライ’ cv.Firefly、’レッド・スパングルズ’ cv.Red Spanglesがある。同属のミクランサ H.micrunthaには葉が紅銅色の’パレス・パープル’ cv.Palace Perpleがある。

栽培:高温多湿に弱いので、排水のよい土壌に植え、できるだけ冷涼にして栽培する。繁殖は実生または株分け。花期:初夏。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より] 


岩手県立花きセンターのラベンダー 2015年7月12日(日)

2015年07月14日 | 植物図鑑

2015年7月12日(日)、朝から天気が良かったので岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。この日は、「花の館温室」の東側にある露地展示ほ場に植栽されているエゾリンドウ(蝦夷竜胆)ヒメヒマワリなどから見て回りました。群植されたラベンダーが紫色の小さな唇形花を沢山咲かせていました。http://www2.pref.iwate.jp/~hp3005/ [岩手県立花きセンター:花みごろ(2015年6月25日更新)

 ラベンダー シソ科 ラワンデュラ属 Lavandula officinalis

 「ラベンダー」は英名。ヨーロッパ南部原産の多年草で、乾燥したやせ地に生える。根元は堅く木質化する。ギリシャ・ローマ時代から利用されていたようで、日本でも近年のハーブ人気で、家庭で栽培され、花穂や葉を乾燥して香りを楽しむようになった。高さは40㎝ぐらい。茎は細くて硬く、灰緑色の細い葉を対生する。夏に紫色の小さな唇形花が穂になってつく。花穂や茎葉からラベンダー油を採取する。日本では北海道の上富良野町などで香料を採るために栽培されることが良く知られている。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]