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北米映画興行収入 Watchmen 初登場首位

2009-03-09 12:24:58 | エンターティメント情報
北米映画興行収入=「ウォッチメン」が初登場首位

 映画スタジオの推計に基づく3月6―8日の北米映画興行収入ランキングは、型破りなスーパーヒーローを描いた作品「ウォッチメン」(日本公開3月28日)が5570万ドル(約55億円)で初登場1位となった。
 事前予想の6000万ドル超を若干下回る結果となったものの、ことしに入ってからの公開直後の作品としては最も高い興収となった。

 前回まで2週連続で1位だったタイラー・ペリー監督・主演のコメディー「Madea Goes to Jail(原題)」が880万ドルで2位に後退。

 公開6週目となったリーアム・ニーソン主演のスリラー「Taken(原題)」が、750万ドルで3位となった。


2. 北米映画興行収入トップ10

 映画スタジオの推計に基づきロイターが8日にまとめた3月6─8日の映画の北米興行収入トップ10(推定値)。題名は原題。カッコ内は前週の順位。*は初公開。
順位                   興行収入
1 (*) Watchmen ...................... 5570万ドル
2 (1) Madea Goes to Jail ...............880万ドル
3 (4) Taken.............................750万ドル
4 (3) Slumdog Millionaire ..............690万ドル
5 (6) Paul Blart: Mall Cop .............420万ドル
6 (5) He's Just Not That Into You ......400万ドル
7 (7) Coraline .........................330万ドル
8 (9) Confessions of a Shopaholic ......310万ドル
9 (2) Jonas Brothers ...................280万ドル
10 (10) Fired Up .......................260万ドル
 [ロサンゼルス 8日 ロイター]



3. 米映画業界、不景気飛ばすハッピーエンド

ハッピーエンドの映画2作が好調で、米映画業界を盛り上げている。調査会社メディア・バイ・ナンバーズによれば、2008年通期の映画観客動員数は約5%減だったが、今年は2月22日時点で21%増加。北米興行収入も23%増えている。

 その牽引(けんいん)役は、ケビン・ジェームズがショッピングセンターの警備員を演じ、電動立ち乗り二輪車セグウェイで悪党に立ち向かう米コメディー「ポール・ブラート:モール・コップ」と、ムンバイで貧困から奇跡的に抜け出し

た孤児を描き、今年のアカデミー賞で作品賞などを受賞した「スラムドッグ$ミリオネア」だ。

 映画市場コンサルタントのトム・シェラック氏は、「だれもが不景気の話にうんざりし、気晴らしを必要としている。映画は現実を忘れて楽しいひとときを過ごすことができる」と述べ、映画館に足を運ぶ人はますます増えると予測する。

 1年前は、興行成績上位5作の中でコメディーは「幸せになるための27のドレス」の1作だけだった。メディア・バイ・ナンバーズによれば、08年に公開され、今年に入っても上映されている作品の中で「スラムドッグ」のように幸福感を味わえるカテゴリーの映画の興行収入は、計5億9800万ドル(約588億円、前年同期は4億5300万ドル)と増加傾向にある。09年に公開された映画5作のうち4作はコメディー。「ポール・ブラート」は、興行成績1位を2週キープした。