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北米映画興行収入 T・ペリーのコメディーが連続首位

2009-03-02 15:01:51 | 映画 話題等
北米映画興行収入 T・ペリーのコメディーが連続首位

映画スタジオの推計に基づく2月20―22日の北米映画興行収入ランキングは、タイラー・ペリー監督・主演のコメディー「Madea Goes to Jail(原題)」が1650万ドル(約16億1000万円)を記録し、前回に引き続き1位となった。
 兄弟3人によるアイドルグループ、ジョナズ・ブラザーズのコンサートの模様を再現したディズニーの3D映画「ジョナス・ブラザーズ/ザ・コンサート 3D」は1270万ドルで、2位となった。業界では最高2500万ドルに届くとも予想されていた同作品だが、ディズニー側は1500万ドルと控えめな興収を見込んでいて、実際にはそれさえも下回る結果となった。
 また、22日に発表されたアカデミー賞で8部門を受賞した「スラムドッグ$ミリオネア」が1220万ドルで前回の5位から3位に浮上した。

2. 北米映画興行収入トップ10

 映画スタジオの推計に基づきロイターが1日にまとめた2月27─3月1日の映画の北米興行収入トップ10(推定値)。題名は原題。カッコ内は前週の順位。*は初公開。
順位                   興行収入
1 (1) Madea Goes to Jail ............ 1650万ドル
2 (*) Jonas Brothers .................1270万ドル
3 (5) Slumdog Millionaire.............1220万ドル
4 (3) Taken ..........................1000万ドル
5 (4) He's Just Not That Into You ......590万ドル
6 (7) Paul Blart: Mall Cop .............560万ドル
7 (2) Coraline ........................ 530万ドル
8 (*) Street Fighter .................. 470万ドル
9 (8) Confessions of a Shopaholic ......450万ドル
10 (9) Fired Up ....................... 380万ドル
 [ロサンゼルス 1日 ロイター]

3. 新東宝設立60年 香川京子語る

 新東宝が昨年設立60年を迎え、東京・シネマート六本木などで「新東宝大全集」が開かれている。14年間に900本を超す映画を送り出した。新東宝でデビューした香川京子が当時の思い出を語った。
 新東宝は東宝から独立した監督や俳優らが48年に作った。香川は翌年に入社。「学校を出たばかりで、お下げ髪のまま撮影所に通っていました。新しい会社でしたから、皆さん張り切ってましたね。家庭的で気持ちが一つになっている感じでした」
 島耕二監督に可愛がられて、「上海帰りのリル」など多くの作品に出た。「学芸会で主役をやった記憶もなく、見る方専門でしたから、女優になっても、初めのうちはどういう風に演じようというのはなく、ただ監督さんのおっしゃる通りに素直に演じていました」
 成瀬巳喜男監督とも同社で2本仕事をしている。「声を荒らげられることもなく、とても静かな現場でした。細かい演技指導はありませんでしたが、目は厳しかったですね」
 「おかあさん」では、当時既に大女優だった田中絹代の娘を演じた。「『京子さん、京子さん』ってとても丁寧で親切にしていただきました。直接指導をする方ではありませんでしたので、演技を拝見して、とても勉強になりました」
 今回久々に新東宝時代の作品を見直した。「割と客観的に見られましたね」と笑う。「当時の気持ちに戻っちゃいますね。本当に楽しいことばかり思い出されます。戦後間もなくで、世の中も豊かではなかったけど、だんだん良くなっていくという希望があった。女優としてのスタートが新東宝で幸せでした」
 4月3日まで。