PC会ブログ

PonyCanyonグループ OBの会 情報告知 交換 等 

著作権料を集中処理 JASRACなどが新組織

2009-03-06 12:27:47 | レコード・ビデオ
著作権料を集中処理 JASRACなどが新組織

 音楽配信事業者の団体と日本音楽著作権協会(JASRAC)などは、音楽のインターネット配信に伴う著作権の使用料支払いに必要な情報を、一括して扱う組織を共同で設置する。権利処理が複雑なコンテンツのネット配信を促すことにつながる。将来は映画やアニメなどを対象にする可能性もあるという。
 ネットワーク音楽著作権連絡協議会(NMRC)に加入する複数の配信事業者が基金を拠出し、一般社団法人「著作権情報集中処理機構」を今月中にも都内に設立する。JASRACやその他の著作権管理事業者は、同機構が運営する著作権情報処理システムの運用コストなどを分担する方向だ。同機構は2010年4月のサービス開始を目指す。


2. 双葉社が「ゆうびん小説」 第1弾、伊坂幸太郎氏の書き下ろしを順次郵送

 双葉社は5日、人気作家が執筆中の小説を読者の自宅に郵便で直接届ける「ゆうびん小説」プロジェクトをスタートさせたことを明らかにした。郵便を媒体にして新作を連載する出版業界初の試みとなる。
 第1弾は「アヒルと鴨のコインロッカー」「ゴールデンスランバー」などで知られる作家、伊坂幸太郎さんの連作短編小説「バイバイ、ブラックバード」全6話。太宰治の絶筆「グッド・バイ」に触発された伊坂さんが書き下ろす。このうちの第1~5話をオリジナルの便箋(びんせん)に印刷し、抽選で選んだ計250人の読者に、1話各50人ずつ、順次郵送していく。最終的には第6話を加えた単行本として刊行するという。
 同社は「今の時代はすぐにデジタル化ということがいわれるが、まだまだ活字でできることがあるのではないか。これが話題になって(小説に)火が付けば」と期待している。
 読者募集は書店で約15万部配布されるフリーペーパー「Love書店!」で告知。第1話は5月、50人に発送を予定している。