パトリツィオの好きなもの Part 1

2007-06-06 | Patrizio - article & interview
Faces Lifestyle Entertainment Channel in 2006 より

自分の名前を選べるとしたらどんな名前にしたい?
自分の名前はとても気に入っているよ!
でももし選べと言われれば、そうだな、Antonioみたいな名前がいいかなぁ。
あと、Tony! Tony Motolla(※1)とか!?(笑)
ん~~わかんないな。でもやっぱり自分の名前が気に入ってる!

好きな食べ物は?
トマトとミートボールとパスタ!

シリアルなんかも食べる?
ミューズリ(=muesli※2)はよく食べるよ。ヨーグルトとフルーツをのせたりしてね。

お料理はできるの?
うん、できるよ、たぶんね!僕の料理を食べたやつはみんな生き残ってる。(笑)
よく作るのは、ツナとトマトのパスタと、サラダかな。

どんな匂いが好き?
おいしそうなパスタの匂いかな。あと女性の香水!

1日だけ誰かになれるとしたら、誰になりたい?
エルビスさ!どうやったらエルビスになれるのか知りたいよ。
それか、アメリカ大統領。いい考えが色々あるんだ。でもここじゃ詳しく言わないよ!

好きな洋服はどういう感じ?
シャツと靴が好きで、結構こだわる方かもしれない。
質がよくて縫製がしっかりしているものを選ぶようにしているよ。
ブランドとかは特に決めてない。
靴はどんなタイプでも好きだけど、形がユニークなものとかいいね。

下着はどんな・・・?
今はトランクス!ちょっと前はボクサーだったけどね。

どんなプレゼントが嬉しい?
みんなの笑顔と笑い声だよ!



(※1) Tony Mottola (トニー・モットーラ:1918-2004)
フランク・シナトラやペリー・コモなどを支えてきた、
ニュージャージー出身の名ギタリスト。
イタリアンのアルバムも出していて、
A Man Without Love、Come Prima、Amore, Scusami、Volare、Mala Femmena なども
演奏してます。

(※2)Muesli(ミューズリ=ムエスリ)
乾燥させた穀物にドライフルーツ・ナッツなどを混合したもので、
元々はスイスの羊飼いの携帯食でした。
ヨーロッパでは朝食に欠かせません。ミルクをかけて食べます。
少量でも満腹感があり、砂糖などの甘味料を一切使っていないのでヘルシー。

ちなみに、私とうちのインコが好きなシリアルはフルーツ・グラノーラ
いつも無調整の豆乳をかけて食べます。
美味しいですよ!
È davvero squisito!

『 イタリア憧憬 3 ~ 永遠のナポリ (Napoli) ~ 』

2007-06-03 | Italy
myspace layouts, myspace codes, glitter graphics The Beautiful Scenery of Italy 3
           ~ Napoli Forever ~

                          Grazie mille, Toshimiさん!


Patrizioが生まれた、もうそれだけで私たちには特別な街、ナポリ(Napoli)。 
ヴェスヴィオ山を背景に、青いサンタ・ルチア湾を抱えて弓形に広がる美しいこの街を
ご存知ですか?

「Vedi a Napoli e poi muori (ナポリを見てから死ね)」、
昔からこう言われているほど人々に愛されてきた風光明媚な美しい街、
そしてそこに暮らす人々。
外国人がイタリアに対して抱くイメージ、
「輝く太陽と陽気で愛に満ちた国、人生をこよなく楽しく謳歌する人々」・・・
根源は、このナポリにあるのかもしれません。



ナポリは遠くギリシャの時代からイタリアに統一されるまで、
長い間 他国の統治を受け、様々な時代の波をくぐってきた歴史的な街です。
今でもその足跡は、街のあちこちに見ることができます。
主なものをご紹介しましょう。

ナポリの中でも屈指の大聖堂であるドゥオモ(Duomo)、
ここは祭りの日だけ液体に戻ると言われる「聖ジェンナーロの血液」で有名です。
内部には美しい教会や礼拝堂などが並び、いずれも一見の価値あり。

「ドゥオモ」


サンタ・ルチア港に建つ‘卵城’(Castel dell’Ovo)は、ナポリのシンボル的存在です。
昔この城を建てたノルマンの王が基礎の中に卵を埋め、
「この卵が割れるときは、この城だけではなくナポリも共に崩れるだろう」と、
呪い半分に言ったことから、この名前がついたとか。
今は中に入ることはできないそうです。

「卵城」


街の中心にあるヌオヴォ城(Castel Nuovo)、美しい凱旋門や中庭、美術館、
そして礼拝堂など、見所がいっぱい。

「ヌォヴォ城とアルフォンソ凱旋門」


有名な考古学博物館(Museo Archeologico Nazionale)、
ポンペイ遺跡で発見された数えきれない発掘品も納められています。
中でも有名なものに『ペルシャのダリウス王と戦うアレクサンダー王』の
モザイク画があります。この絵、高校の教科書などでおなじみですよね。
遺跡から発掘されたとは思えない、緻密で鮮やかな色彩です。

「アレキサンダー王の戦い」


その他にも教会、そして王宮など、重みのある歴史的建造物が数多く残されています。

そして・・・・・
ナポリといえば誰もが思い浮かべるひとつの風景・・・・・
狭い路地の両側に連なるアパートの窓から道の反対側の窓に渡されたロープや竿と、
そこに吊るされた、まるで万国旗のような洗濯物の景色、
そしてその下で今も受け継がれているナポリの人々のいかにもイタリア人的な豊かな暮らし、
「カンターレ、マンジャーレ、アモーレ(歌い、食べ、愛す)」、 
それを垣間見ることができるのが「スパッカナポリ」と言われる通りです。

「スパッカナポリとPatrizio」


ナポリを真っ二つに割った、という意味のこの通りは、
両側に商店や土産物屋、骨董品店などが軒を連ね、
エスプレッソの香りとピザを焼く匂いが漂う、
それこそ人々に愛されてきたナポリそのものの活気に溢れた街角なのです。
ここをそぞろ歩くだけでも、充分にナポリを満喫できることでしょう。

ただし・・・・
オーストリアから戻ったPatrizio が、
ナポリはもはや以前のナポリとは違ってしまった、と嘆いた理由、
それは多分、あまり良いとは言えないナポリの治安状態を悲しんでのこと、
その言葉どおり、ナポリを歩くには注意が必要です。 
現在でもまだ、スリや引ったくりの多さはガイドブックに載るほど。
見学が終わって建物から出てきた日本人観光客にガイドが言ったそうです、 
「その辺にたむろしている人間は全て怪しい、皆さんバッグを抱えてバスまで走って!」・・・・・
これは半分冗談にしても、とにかくナポリ観光には十分な準備を怠らないようにしましょうね。

そしてまたナポリといえばもうひとつ忘れてはならないもの、それはピザ!
ここナポリはピザが誕生した地。
ピザの中でも代表的な「マルゲリータ・ピザ」もここで生まれたものです。
トマトの赤、チーズの白、そしてバジリコの緑がイタリア国旗を連想しませんか?
ちなみに・・・スパゲッティー・ナポリタンというものは、存在しません。

市街から車で20分ほどの「ポンペイ遺跡」もナポリが基点です。
西暦79年8月24日、ヴェスヴィオ山の大噴火によって、
ポンペイの町はそのほとんどが火山灰に埋もれてしまいました。
それから1700年の時を経て始まった発掘によって、
古代ローマの都市とその当時の人々の暮らしが、驚くほど完全な形で姿を現したのです。
整然と区画された街並、石畳、住居、広場、闘技場、
上下水道までが設置されていたというポンペイ、当時の高い建設力がうかがい知れる遺跡です。 
一瞬にして死の熱と灰に覆われ逃げ遅れた人々、その姿までが再現されていて、
自然の猛威の前に無力だった人間の悲劇をまざまざと物語っています。
「ナポリ歴史地区」とともに「ポンペイ遺跡」もユネスコ世界遺産に指定されました。

「ヴェスヴィオ火山とPatrizio」


「ポンペイ遺跡とPatrizio」


一日パットの愛した街を楽しんだら、どうぞ夜のナポリも堪能してください。
市街近郊の丘の上から眺めたサンタルチア湾とナポリの夜景の素晴らしさといったら!!!
世界3大夜景のひとつに数えられるのも頷ける美しさです。
こんな夜景をPatrizioと共に眺められたら!・・・・・・・・・・・
(余談ですが、後の2つは香港と函館!)

「ナポリ夜景とPatrizio」


ナポリといえば切り離せないもうひとつの至宝、「青の洞窟」で有名なカプリ島がありますが、
こちらはまた次回ご紹介しましょう。


Patrizio in 静岡スタジアム(エコパ)

2007-06-01 | Patrizio
Kirin Cup 2007

今夜静岡スタジアムで、キリンカップ第一戦のモンテネグロ戦があります
うちから車で30分くらいなので、見に行ってきます♪
ジーコジャパンの時は大好きだった選手がいたんですけど、
オシムジャパンの代表選手はまだよく知りません。生で観るのも初めてです。
オシム流「速いサッカー」と、中村俊輔のプレイを楽しみにしているんですけど、
俊輔はケガしてるので、今日は出ないかな?
皆様、オシム・ジャパン、応援してくださいね~。
Patrizioが今年のバレンタインデーにセルビアでコンサートをしたこともあり、
モンテネグロにも何となく親近感がわいてます。

でも一番好きなサッカー選手は、
イタリア・ユベントス(セリエA)の、アレッサンドロ・デルピエロ様
1974年生まれの33歳。


Patrizioもサッカーは大好きですよ
少年時代、サッカー選手に憧れた時期もありましたが、
左膝の骨折というアクシデントがあり、歌に専念しました。
その怪我の後遺症で、今でも左膝がポキポキなるそうなんです。


オーストラリアのサッカー仲間と。

Patrizioの 'Stand Up'を心の中で思い切り歌いながら、応援してきま~す
今度またイタリア代表(別名Azzurri=青の軍団アズーリ)もご紹介しなくっちゃですね!



と、昼間ここまで書きましたが、
もう、オシムジャパンやデルピエロやアズーリどころじゃなくなってしまいました。

今日の試合、隣の席は偶然にもイタリア人の男性(34歳)だったんです。
Patrizioのことを聞いてみたところ、知ってるよ!っていうことだったので、
もう嬉しくて、試合観戦もそこそこにPatrizioの話を色々していました。
試合終了のホイッスルとともに、彼と私と私の友達は'Stand Up'を口ずさんでたんです。
すると!聴いたことあるイントロが!! 最初、空耳かと思ったの。
でもしばらくしてPatrizioの歌声が・・・
Patrizioが歌う「Stand Up」(2006ワールドカップのアンセム)が、
エコパスタジアムに響きわたったんです!
ちょっとは期待していたものの、本当に流れるとは!!

もうこの感激、わかっていただけますか?
何が起こっているのかわからなくて、でも涙はポロポロ出てくるし、鳥肌たつし、
目を閉じて聴いていると、Patrizioのコンサートに来ているかのような錯覚。
もう私たち、席を立つことができなくて、
スタジアムを出た最後の観客が私たちかも・・・。
今夜は眠れないです・・・。



機会があったら皆さんもスタジアムにもぜひ!
Vieni anche tu?