毎年GWに開かれる、イタリア映画祭、いよいよ明日からとなりました。
この機会に素敵なイタリア映画を紹介していただきました!
Grazie mille, Toshimiさん!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/clover.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
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今年もまたゴールデン・ウィークに合わせ、イタリア映画祭が開催されます。
(有楽町朝日ホール、4月28日~5月5日)
2001年から始まったこの映画祭、
ここで評価されて一般上映となったり、他での賞に繋がったりと、
その持つ意味、役割もすっかり定着したようです。
映画が作られるようになって、百十数年、
イタリアも数々の佳作、名作を産出してきました。
遠く無声映画の時代に、巨額の資金を投じて製作された、
歴史大作「クオ・ヴァディス」 や 「カビリア」 から始まり、
敗戦を経て 「自転車泥棒」、「道」、「鉄道員」 等、
必死で生きる人の姿や心の孤独、愛憎を描いた作品群。
戦後高度成長を遂げるイタリアの人々の、心の渇望と混迷を描き出した
「情事」、「甘い生活」、「太陽はひとりぼっち」、
歴史の流れの中に描きだされる重厚な人間模様 「ルードヴッヒ」、「家族の肖像」、
多様性を帯びてきた80年代からの作品、代表的な「グッドモーニング・バビロン」、
「ニュー・シネマ・パラダイス」・・・
後世に残る秀作の数々は数え挙げたらきりがありません。
トーキー時代に作られた前述2作のような、
ハリウッド的壮大スペクタクル映画こそ影を潜めましたが、
デ・シーカやフェリーニ、ヴィスコンティら、名匠が築き上げてきたイタリア映画の真髄は、
現在も脈々と受け継がれてきています。
今年は新作12本他、短編作品などの上映も予定されています。
「結婚演出家」、「新世界」など、どれも期待がもたれる、佳作揃いとのことです。
イタリア映画祭2007 公式サイトはこちら。
過去6年の間に上映されたものの中で、ひときわ評判の高かったものが、
「ペッピーノの百歩」、「僕の瞳の光」、「家の鍵」、
そして我が友人haruさんがご紹介くださった「輝ける青春」等々・・・・
今回上映される「気ままに生きて」で監督デビューを果たした、
キム・ロッシ・スチュアート、
イタリアで今、美形俳優として最も有名な彼が、
苦悩する若い父親を演じて絶賛を得たのが、「家の鍵」。
2005年の映画祭でオープニングを飾った、秀逸なこの作品をご紹介しましょう。
「 Le Chiavi di Casa(Keys to The House)」
~「 家の鍵 」~ 2004年 イタリア
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/f7/290185ee598688a2f689bccc05de8ed9.jpg)
出産で最愛の恋人を失った若いジャンニ(キム・ロッシ・スチュアート)は、
そのショックで生まれた我が子をも手放してしまう。
そして15年後、
障害をもった息子パオロ(アンドレア・ロッシ)を、
ミュンヘンからベルリンの施設へと送り届けることとなったジャンニ。
初めて息子と向き合うことになるのだが、
パオロの知的障害ゆえの感情の揺れと、その時々で変化する態度に、
どう接していいやら戸惑いと苦悩を隠せない。
初めはぎこちなかった二人だが、
一緒に行動するうちに少しずつ関係に変化が現れてくる。
そして訪れた施設で、同じく障害者の娘の面倒をみるニコール
(シャーロット・ランプリング)と知り合い、励まされる。
「この子たちにとって問題なのは障害ではなく、親なのよ」という彼女の言葉に、
ジャンニにある思いが生まれ、
やがてパオロを連れて二人だけの旅に出る・・・
とりたてて、見る者に感動を与えようなどという大業な姿勢は見せず、
二人のふれあいを丁寧に描き、ジャンニの心の変化を細かく静かに追う。
そこに父と子の、ひいては人と人との愛と絆の大切さ、尊さを深く感じさせます。
15年会うことのなかった、それも、知的障害を持つ息子に相対して行くという
難しい父親の役をキムが好演。
そして息子役のアンドレアの自然な演技がまた素晴らしい。
名優シャーロットも心に深い苦悩を抱えつつ、
ジャンニ親子を気遣う母親の心を、微妙な表情の揺れで表現していて、また絶妙。
二人の苦難の道はまだまだ続くということを示すようなラスト、
思わず頑張れと二人を応援したくなってしまう。心に響く感動作です。
最近DVDも出ましたので、是非ご覧になってみてください。
ちなみに、主演のキム・ロッシ・スチュアート、現在イタリアで最も売れている彼、
演技力の確かさは勿論ですが、とにかくハンサムで素敵!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
今、映画の世界でも時代はイタリア! と納得する美しさですよ。
パットも彼を知っているかしら?
まったく違うタイプだけれど、二人とも最高!
二人並んだら、きっとハリウッドも適わないでしょうね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
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派手さこそないけれど、観た人の心にずっとずっと残る映画なんでしょうね。
感動した映画って、その後の自分の人生に勇気や励みもくれますね。
人にも優しくできるんじゃないでしょうか。
他にもたくさんの映画を挙げてくださって、ありがとうございます。
また機会があれば、詳しくご紹介くださいね!
Pat, Quale film vuoi vedere?![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_red.gif)
この機会に素敵なイタリア映画を紹介していただきました!
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今年もまたゴールデン・ウィークに合わせ、イタリア映画祭が開催されます。
(有楽町朝日ホール、4月28日~5月5日)
2001年から始まったこの映画祭、
ここで評価されて一般上映となったり、他での賞に繋がったりと、
その持つ意味、役割もすっかり定着したようです。
映画が作られるようになって、百十数年、
イタリアも数々の佳作、名作を産出してきました。
遠く無声映画の時代に、巨額の資金を投じて製作された、
歴史大作「クオ・ヴァディス」 や 「カビリア」 から始まり、
敗戦を経て 「自転車泥棒」、「道」、「鉄道員」 等、
必死で生きる人の姿や心の孤独、愛憎を描いた作品群。
戦後高度成長を遂げるイタリアの人々の、心の渇望と混迷を描き出した
「情事」、「甘い生活」、「太陽はひとりぼっち」、
歴史の流れの中に描きだされる重厚な人間模様 「ルードヴッヒ」、「家族の肖像」、
多様性を帯びてきた80年代からの作品、代表的な「グッドモーニング・バビロン」、
「ニュー・シネマ・パラダイス」・・・
後世に残る秀作の数々は数え挙げたらきりがありません。
トーキー時代に作られた前述2作のような、
ハリウッド的壮大スペクタクル映画こそ影を潜めましたが、
デ・シーカやフェリーニ、ヴィスコンティら、名匠が築き上げてきたイタリア映画の真髄は、
現在も脈々と受け継がれてきています。
今年は新作12本他、短編作品などの上映も予定されています。
「結婚演出家」、「新世界」など、どれも期待がもたれる、佳作揃いとのことです。
イタリア映画祭2007 公式サイトはこちら。
過去6年の間に上映されたものの中で、ひときわ評判の高かったものが、
「ペッピーノの百歩」、「僕の瞳の光」、「家の鍵」、
そして我が友人haruさんがご紹介くださった「輝ける青春」等々・・・・
今回上映される「気ままに生きて」で監督デビューを果たした、
キム・ロッシ・スチュアート、
イタリアで今、美形俳優として最も有名な彼が、
苦悩する若い父親を演じて絶賛を得たのが、「家の鍵」。
2005年の映画祭でオープニングを飾った、秀逸なこの作品をご紹介しましょう。
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~「 家の鍵 」~ 2004年 イタリア
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出産で最愛の恋人を失った若いジャンニ(キム・ロッシ・スチュアート)は、
そのショックで生まれた我が子をも手放してしまう。
そして15年後、
障害をもった息子パオロ(アンドレア・ロッシ)を、
ミュンヘンからベルリンの施設へと送り届けることとなったジャンニ。
初めて息子と向き合うことになるのだが、
パオロの知的障害ゆえの感情の揺れと、その時々で変化する態度に、
どう接していいやら戸惑いと苦悩を隠せない。
初めはぎこちなかった二人だが、
一緒に行動するうちに少しずつ関係に変化が現れてくる。
そして訪れた施設で、同じく障害者の娘の面倒をみるニコール
(シャーロット・ランプリング)と知り合い、励まされる。
「この子たちにとって問題なのは障害ではなく、親なのよ」という彼女の言葉に、
ジャンニにある思いが生まれ、
やがてパオロを連れて二人だけの旅に出る・・・
とりたてて、見る者に感動を与えようなどという大業な姿勢は見せず、
二人のふれあいを丁寧に描き、ジャンニの心の変化を細かく静かに追う。
そこに父と子の、ひいては人と人との愛と絆の大切さ、尊さを深く感じさせます。
15年会うことのなかった、それも、知的障害を持つ息子に相対して行くという
難しい父親の役をキムが好演。
そして息子役のアンドレアの自然な演技がまた素晴らしい。
名優シャーロットも心に深い苦悩を抱えつつ、
ジャンニ親子を気遣う母親の心を、微妙な表情の揺れで表現していて、また絶妙。
二人の苦難の道はまだまだ続くということを示すようなラスト、
思わず頑張れと二人を応援したくなってしまう。心に響く感動作です。
最近DVDも出ましたので、是非ご覧になってみてください。
ちなみに、主演のキム・ロッシ・スチュアート、現在イタリアで最も売れている彼、
演技力の確かさは勿論ですが、とにかくハンサムで素敵!
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今、映画の世界でも時代はイタリア! と納得する美しさですよ。
パットも彼を知っているかしら?
まったく違うタイプだけれど、二人とも最高!
二人並んだら、きっとハリウッドも適わないでしょうね。
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派手さこそないけれど、観た人の心にずっとずっと残る映画なんでしょうね。
感動した映画って、その後の自分の人生に勇気や励みもくれますね。
人にも優しくできるんじゃないでしょうか。
他にもたくさんの映画を挙げてくださって、ありがとうございます。
また機会があれば、詳しくご紹介くださいね!
Pat, Quale film vuoi vedere?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_red.gif)
どうやら、トシミさんのパット切ない病、
大丈夫そうね
別の方法で、今回もなんとか乗り切りました。
でも、そろそろkaoriさんのバイオリズム線が降りてくる頃では?
近頃では好きな映画観ても、ギンギンロックかけても、もうひとつ満足しない。
パットの歌が一番! いたって単純です。
トシミさんが
次は私の番かも
でもキム君の瞳、素敵ね。
こういうのに弱いの~
だから西洋人って好きよ
私もこの瞳には手も足も出ません
日本でこんなイベントがあるっていうこと、パットは知ってるのかな。ぜひパットに知ってもらいたいです。
トシミさん、家の鍵、見てみますね
はじめましての方も沢山いらっしゃるようで…ご挨拶しませんとね、Biancaと申します。多忙でしばらく表面だけ覗いていました。
トシミさま、またまた魅力的なイタリアーノをありがとう!吸い込まれそうな瞳ですわ♪ステキ☆
ところで、このトピックスとは違うんですけど、私が大好きなTV番組【世界遺産】のイタリア特別展があるのでPatを愛する皆様にお知らせ。
●T B S テ レ ビ「世 界 遺 産」オ フ ィ シ ャ ル イ ベ ン ト●
『映像と写真でつづる「世界遺産・魅惑のイタリア」』
期間:2007年4月26日(木)~5月8日(火)
会場:渋谷 東急本店7階 特設会場
オフィシャルサイトでは無料になるクーポンもありましたよ。(一応リンクは避けました)
お近くの方はショッピングついでにいかがでしょうか?
Patの愛する祖国イタリア、魅惑という言葉にクラクラしそう、美しい景観が堪能できそうですね~!
Patに紹介してもらいたいわ
お元気でした? まさか他で浮気
パットはいつでもここにいますから、帰ってらしてくださいね!
東急? 渋谷? ってことは、Biancaさんのお庭みたいな場所ね! そうなのです、『魅惑の』って言葉に弱くて
行ってみたい!、どんな企画かしら
またお声を聞けて嬉しいです。
またお時間があるときにぜひ遊びにきてね。
パットがいる限り、いつでも待ってます
そして、世界遺産のイベント情報、
ありがとうございます。
記事上にUPさせていただきました
いいなぁ、都会は!
うちの街じゃ、イタリアのイの字もないのよ
「魅惑の」・・・はい、私も弱いわぁ
でも日本でのこのイベント、パットにぜひ知らせないとね!
全然関係ないんですけど、いいモノ(?)、見つけちゃって・・
http://www.hmv.co.jp/Product/detail.asp?SKU=2560942
Jonのフィギュアです
パットのフィギュア、あったら欲しいわん
できれば、等身大でお願いします
で、どうしろと?・・・・
パットのフィギュアね、等身大リアル感触?
kakoriさん、かなり怪しくなってます。
この辺で抑えておきましょうね
ちなみに・・・
ジョンのは、お買いになったの?