自分の力で考える�

2012-06-06 19:18:30 | 放射能
ちょっと前の記事、なんだか長いコメントになりましたが…
結局相手は善意だと思っているけど、現地ではそこまで危険だと思われていない。
どちらの意見もある程度のリスクはあるというのは同じ。
その割合の度合いの差ということに尽きるのかもしれないと思いました。
とても危険だと言う方は暮らしているなんてとんでもないから助けるのが正義と思われているのでしょう。
そして避難するのは大変だから、気力をなくしているか、考えることをやめてしまっていると思われているのかもしれません。
しかし、それは大きな間違いです。
だって目の前にある問題を避けて生活するなんて、どうやってもできませんから。
現地に行けば測定器だって手に入りますから数値もわかります。
学者もデータを山のように出してきていますから、不明な点というのは少ないです。
見てきたという他人の話なら、それを感情でなくデータや理論で徹底的に検証してから取り入れるか決めなければいけません。
人間って危険だと思えば、安全だという人は怪しいと思い、自分の希望にあった情報を集めてしまうものですから。
(もちろん逆もしかり)
そのためには客観的に分析する能力が必要です。
科学は1つですから。
とにかく数字とつき合わせて計算しないと全くわからないので・・・そこをやらないとどうにもならないですね。
怖がる人とそこまで怖がっていない人とは感情だけでは意思疎通できないと思います。
放射能を怖がる家族との対話がまとめられていました。
これはよく家族と話されてると思いますので是非読んでみてください。
放射能を不安がる姉との対話
こういう人は多いのではと思っています。
どんどんDNAが傷つけられると思っている人は多いのかなぁ?
人間って何もなくても毎日ガン細胞ができては修復しているんですが・・・量の問題なんですけどね。

原爆やチェルノブイリのデータしかなく、これからのことは何もわからないというのも間違いです。
もちろんデータは全てではありませんから、なんでも楽観せず気をつけるべきですが。
薬だって人間で大量実験して使っているのではなく、マウス実験などして認可されますよね。
人間で試薬ばかりしませんよね。
そういう点で確実に証明されていることはたくさんあるんですよね。
人間とは違うと思われる方もいるかもしれませんが、寿命の短い動物だとそれだけ代々に渡る影響を調べることができるという利点がありますし、
生物学的に見ても動物だから人間と違うものとそうでないもの、実験する対象によって違うそうです。
最近では原爆のデータもきちんと出ているので、アメリカしかデータを持っていないということはありません。
放影研
長崎原子爆弾の医学的影響
「私もわからない」という言葉ばかりで不安を煽る専門家は論外です。
だってそう言っておけば責任を持たなくていいのですから。
普通の専門家ならある程度は、「この辺まではまぁ○○を気をつければ、これはだめ」とデータに基づくアドバイスがありますし。

甲状腺ガンも定期的に検査すれば見つかるし、亡くなるものではありません。
(ヨウ素が原因と言われていますがチェルノブイリ特有の物質があり、それだけではないのでは?という説もあるようなので調べてみたいと思います)
チェルノブイリ周辺では慢性的に食材にヨウ素が不足していて、もともとヨウ素欠乏症という栄養不足がありました。
そこへ大量のヨウ素が降下し、不足分まで取り込み被害が大きくなりました。
日本では海草類などからの摂取がありますし、実は加工品には多すぎるくらい含まれていて取りすぎだという人もいます。
なので同じような数の被害にはならないだろうと言われています。
まぁチェルノブイリとは浴びた放射性物質が100倍以上違いますし。
ちなみにチェルノブイリネックレスと呼ばれる甲状腺ガンの傷跡は、今では医学の進歩により残りません。
明らかにデマであるものは被曝検査するにも医療行為にも支障をきたすのですが、よい結果だと推進派のレッテルを貼りたがるのは何故なんだろう?

ネットでは様々な情報が流れていますし、専門家と呼ばれる人達がいろいろな事を言っています。
何人もの有名な反原発有識者が、秋から春にかけて健康被害が出ると言っていましたが?
もう夏が来るのにまだその活動家の説を支持されている方は何なんでしょう?
代わりに安斉育郎氏はあまり好きではなかったのですが(^^;)見直しました
昔から反原発でニセ科学を批判されている方のようですが、煽り報道に対しては「この程度のセシウムは自然条件下でも見られる」
「健康被害が出る量とは考えにくい」と指摘するなどきちんとした科学的データに基づいて示していらっしゃいます。
「原子力発電を広く利用するには今はまだ技術的に未成熟な部分はあるが、将来に向けて研究は続けるべき」というスタンスだそうです。
学会でも「私たちがもっときちんと管理していたら安全に運転でき、このようなことにならなかったのではないか」と訴えられたそうです。
そうでしょうね。廃炉にするにしても廃棄物の処理をするにしても技術者の確保と研究はより進めていかなくてはなりません。
人類はこれまでも新しい技術を生み出してきたのですから、何が開発されるかわかりません。
技術者いらん、給料下げろではこれから何十年も事故処理をどうするんでしょうね?
辞めた技術者が海外に流出していて、そちらにデータが流れているという話もありますし、怖いことです。
しかし安斉氏もそのような発言で「御用」呼ばわりされているとか・・・驚きで何も言えません

専門家というのも様々で、原子力の専門家に放射線被害の話は専門外です。
医師でも放射線の詳しい専門家である医師とそうでない医師がいます。
まぁ詳しいように見せてる医師もいますが…
肩書きだけで信用してはいけません。
一般人でも放射線の専門家はたくさんいるので、わざわざ有名な人に聞かなくても、身近にいらっしゃるかもしれませんよ~。
ちょっと学校で習った理系の話を思い出せばわかることもたくさんありますから、そんなに難しい話ではないのですけどね(^_^;)
誰に聞くか、分野を見極めないと素人に聞いているのとたいして変わらなかったりします。
勉強すると言っても誰に習うかで大きな差があるということです。

とにかく有名な人の話でも鵜呑みにせず、毎回検証すること。
そして細かいことがよくわからないならネットなどでむやみに拡散しないこと。
「不安に寄り添って話を聞いてくれて、同調してくれて、同じ目標に頑張りましょう」
それって新興宗教と同じ手法ですから。
危険なのに安全だというのは大きな罪ですが、安全なのに危険だというのも同じくらいの大罪です。
もちろん正しいと思って載せて、訂正があればそれは人間ですからいいのですが(^_^;)
逃げろと言って、10年後、20年後もなにもなければその発言の責任はとれますか?
危険でないものを危険だと言って食べないで、農家が潰れたら責任はとれますか?
ちょっとした善意のつもりが大きなデマになる恐ろしさ。

仙台の方の記事でうまく書かれているものがありましたのでリンクしておきます。
こちら
コメント (8)
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お尻の続き

2012-06-06 01:25:52 | 
きなこのお尻の話の続きですが…
2回目の通院でまだ治っていなくて、再び。
そしてまた少し気にしています。
今は化膿防止に抗生物質を飲んでいるのですがー。
これがまた、だんだん覚えてきて餌に混ぜても薬だけ残ってる。
明日は粉々にして混ぜようかと思いますが、それでだめだったらどうしよう?
口の中にほおりこむのは果てしなく抵抗にあいます…
あと、病院には車で行ってますが、だんだん楽しそうに車外を見るようになってきました(笑)
コメント (2)
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