ドブロヴニクの観光の目玉は旧市内を囲む城壁めぐりです。城壁めぐりは入口は三か所あり、左まわりの一方方向です。宿に近いプロチェ門の近くの聖ルカ要塞の入り口から朝1番の8時に城壁めぐりを開始し、まずは山側の城壁から市内を見て、一番高いミンチェスタ要塞からボカール要塞、 聖イヴァン要塞と約1時間半で回りました。
家々の屋根の色がオレンジで朝日を受けてとてもきれいです。上の写真はブジャ門近くの位置から市内を撮ったものですが、一番手前の家がドブロヴニクの宿です。城壁のすぐそばのこの宿の中にいると、城壁めぐりの人たちがこっちを撮っていることもよくみえ、丸見えの所です。
城壁めぐりは朝一で、プロチェ門から山側から回るのは正解です。朝は人も少なかったで。10時すぎると団体が増えてきて、ぐつぐつ状態、お昼になると日差しがキツ過ぎて、この日は蒸し暑く日本の夏のようで、炎天下城壁めぐりは大変です。ですから、朝早いうちに回るのは正解です。また、家並みの美しさは山側から見た方がきれいです。海側の城壁から市内を見下ろすと、みんなこっち向きに衛星放送のパラボラアンテナが勢ぞろいでヘンな気がしました。あれらすべて、観光客用のアパートなんでしょうけど。
城壁を一周して、宿をチェックアウトし、荷物は預かってもらいました。城壁めぐりにセットで入場券がついている旧市街の外にあるロヴリイエナツ要塞には、昼から行きました。登り口がわかりにくく、階段が続くし、道がわかりにくく、アクセスには難儀ですが、登ってみると、旧市街が断崖の上に立つことや、海側がかなり高度があることもよくわかり、なかなかいいスポットでした。しかし、ここを訪れる観光客はほとんどおらず、ガラあきでした。対岸の城壁めぐりは数珠つなぎの人だかりですが、なぜ、こちらに人がこないのか不思議です。団体ツアーではパスされるのでしょうか。