嵐山は快晴です。今年最後の紅葉をたっぷり楽しむつもりです。まずは、宝厳院から。
パルはあまり散歩は好きでないです。すぐ帰ろとしますが、今日近江神宮へ向かうときは嫌がりませんでした。皇子山公園はキライです。子どもがいるからかもしれません。近江神宮の紅葉はなかなかいいのに人ゼロでした。
永観堂ライトアップを見に行きました。もみじが池に映り、逆さもみじになり、庭じゅうがもみじまるけです。阿弥陀堂では、永観遅し、と先導するみかえり仏様の像を何十年ぶりに見ました。
先日東京文京区の筑波大学サテライト校(写真下)での研修に行きましたが、朝九時から夜十時頃までのタイトなもので、昼休みに近くの小石川植物園でも行こうと皮算用していましたが昼休みもほとんどなく行けませんでした。翌日東京からの朝帰りの際にパルニイサンの下宿から最寄り駅の日暮里まで谷中を歩きました。岡倉天心の居宅あとにお堂がたっており、越前スイセンが開花していました。越前スイセンは冬に咲くらしいけれど今頃からシーズンなのでしょうか。谷中は古いお寺や街並みが残る町で、初めて通りました。わずかな時間を利用して谷根千ぶらり散歩ができました。
大原野には勝持寺、大原野神社、正法寺がかたまってあるので、散策に便利です。大原野の正法寺にはもみじだけでなく、ヒマラヤ桜があり、満開でした。庭は石庭らしいですが、パルママは入りませんでした。ちょっと倹約
花の寺と言われる勝持寺は寺に入るまでは、緑色の竹林が続き、もみじはあるのかなあと思いましたが、西行桜のある庭はもみじの桃源郷のようでした。
善峰寺の近くの寺を回ることにし、秘境の金蔵寺に行きました。この日まで、名前を知らなかった寺です。一車線離合困難山道を登っていくのです。上り下りの車が鉢合わせし、五台がゾロゾロバックし三台を通させる場面がありまさた。タクシーに乗って観光客が次々とやって来ます。長年京都近くに住んでいても知らない秘境なのに。静かな山寺のもみじは狂わんばかりに紅葉していました。もみじの艶やかなこと。
京都の西の端の善峰寺へ行きました。紅葉目当てですが、パルネエさんの受験の時おちない御守りをもらい、お礼参りをしてなかったことが気になっていたからです。今日は昼から雨ということで朝早めに行きました。西の山が全体的に紅葉しとても美しかったです。
今日の旅の最後に、トトちゃんちを訪問し、パルはおやつをもらったり、トトちゃんと遊ばせてもらいました。お家の中ではまあまあ大人しくしていましたが、お庭にでると、トトちゃんとスゴいスピードで追いかけっこして遊びました。そうやって遊ぶのが一番犬らしいなあと思いました。トトちゃん、トトかあさん、トトとうさん、どうもありがとうごさいました。m(_ _)m
トトちゃんちの近くのマキノのメタセコイアは半分緑で半分紅葉していました。全部紅葉したメタセコイアも、葉っぱが落ちて枝だけになったメタセコアも素敵でしょう。
今日は、一日で琵琶湖を一周しました。雨が降ったり晴れたりのヘンな天気でしたが、虹も何度も見えて、もみじの色の様々を見ることができました。秋はいいなあ。
今日の一番の見所は、湖北随一の紅葉の名所と言われる鶏足寺です。すごく雨が降ったかと思うと、雲一つない青空がひろがったり忙しい天気でした。落ちもみじが素晴らしく、また高いもみじの古木がよかったです。入場料も駐車料金もナシがとても素朴さにマッチ。それにしても鶏足寺なんて名前も知りませんでした。インターネットのおかげで紅葉情報がわかるわけ。湖東三山を始め、滋賀のもみじはなかなかのものです。
三島池は真ガモが有名です。池と伊吹山が清々しいです。今日は湖北は雨が降ったりまた晴れたりと天気がめまぐるしく変わりましたが、この三島池に来たときは晴れ上がり、伊吹山がきれいに見え、虹も見えました。三島池は十年くらい前にホタルを見にきた所でした。いいとこです。また、来たいですね。
旅先に名水があればなるだけ立ち寄ることにしていますが、いつも行ってからしまったあ!と思うことがあります。それは水を入れる入れ物を何も持ってこないこと。大勢の人々が山ほど入れ物を持ってきて争うように水を汲む様を見て、なにかペットボトルでも持ってこれば良かったと後悔しつつ、手のひらですくって飲みました。今まで多くの湧水や名水の場所を見てますが、この泉神社の湧水は汲みに来る人々が何十リットルと汲み、車に積めるだけ汲んでいるようで、なんかスゴ~イと感じました。
電車の車窓から、柏原と関ヶ原の間に美しいもみじがなにか曰わくありげに見えて気になる場所があり、そこをつきとめました。関ヶ原の戦いで西側として戦った大谷吉継の墓へ通じる古戦場であり、そばには壬申の乱で川が血に染まったという黒血川があり、幾度と戦いの血が流された場所でした。大谷吉継は三成の挙兵を再三止めていたけれど、らい病の自分の顔から崩れたれる膿がついたお茶を三成が厭わす飲み干したことに感じ、三成についたそうです。東軍に寝返った小早川秀秋と最初に当たり、大谷の敗戦が西軍の瓦解の引き金になったとか。天下分け目の関ヶ原の古道のもみじはなにかいいたげでした。