黒柴パルの部屋

日本人のDNAに刷り込まれたシバイヌ。

ママ、もう泣かないで。犬の詩

2015-10-27 | 日記

パルとの楽しい幸せな日々。パルにも楽しく幸せな日々があり、そして、今は、どこも痛くない、何も苦しくない世界にいるということが慰めです。


ママ、もう泣かないで

大好きなママ
ぼく、虹の橋に来たよ
もうどこも痛くないよ
もう何も苦しくないよ
動物の神さまに抱かれているの



ママ、もう泣かないで
ママが泣いているとぼくも悲しいよ
ママと一緒だったあの日
あの春も、あの夏も
ぼくはいつも幸せだったよ



ママ、後悔なんかしないで
自分を責めたりしないで
「早く気づかなくてごめんなさい」
「もっとこうすればよかった」
「ああしなければよかった」
って、そんなふうに思わないで



ママ、いいことだけ思い出して
楽しかったよね、あの日
笑ったよね、あの時
ママとぼくは、幸せを与えあってたんだね



ママ、とっても寂しかったら
次の子をお迎えしてあげてね
ぼくはやきもちなんて焼かないよ
その子はぼくの代わりじゃなくて
別々に可愛いんだって
ぼく、ちゃんと知っているよ

ママとその子が楽しく過ごして
ママがもう一度笑ってくれたら
ぼくは安心してここで待っていられるの
だから笑顔で暮らしてね



ママ、もう泣かないで
ぼくはずっとママの心に住んでいるの
そしてずっと先のある日
ママと会えることを知ってるの



だから、ママ、もう泣かないで

子犬だったころのパル

2015-10-19 | 日記
失った愛犬を思うとき、多少なりとも慰めになる詩があります。


虹の橋

天国の、ほんの少し手前に「虹の橋」と呼ばれるところがあります。
この地上にいる誰かと愛しあっていた動物は、死ぬとそこへ行くのです。
そこには草地や丘があり、彼らはみんなで走り回って遊ぶのです。
食べ物も水もたっぷりあって、お日さまはふりそそぎ、
みんな暖かくて幸せなのです。



病気だった子も年老いていた子も、みんな元気を取り戻し、
傷ついていたり不自由なからだになっていた子も、
元のからだを取り戻すのです。
・・まるで過ぎた日の夢のように。



みんな幸せで満ち足りているけれど、ひとつだけ不満があるのです。
それは自分にとっての特別な誰かさん、残してきてしまった誰かさんが
ここにいない寂しさのこと・・。



動物たちは、みんな一緒に走り回って遊んでいます。
でも、ある日・・その中の1匹が突然立ち止まり、遠くを見つめます。
その瞳はきらきら輝き、からだは喜びに震えはじめます。



突然その子はみんなから離れ、緑の草の上を走りはじめます。
速く、それは速く、飛ぶように。
あなたを見つけたのです。
あなたとあなたの友は、再会の喜びに固く抱きあいます。
そしてもう二度と離れたりはしないのです。



幸福のキスがあなたの顔に降りそそぎ、
あなたの両手は愛する友を優しく愛撫します。
そしてあなたは、信頼にあふれる友の瞳をもう一度のぞき込むのです。
あなたの人生から長い間失われていたけれど、
その心からは一日も消えたことのなかったその瞳を。



それからあなたたちは、一緒に「虹の橋」を渡っていくのです・・・。



犬との10の約束

1. 私と気長につきあってください。
(Give me time to understand what you want of me.)
2. 私を信じてください。それだけで私は幸せです。
(Place your trust in me. It's crucial to my well-being.)
3. 私にも心があることを忘れないでください。
(Be aware that however you treat me I'll never forget it.)
4. 言うことをきかないときは理由があります。
(Before you scold me for being lazy, ask yourself if something might be bothering me.)
5. 私にたくさん話しかけてください。人のことばは話せないけど、わかっています。
(Talk to me sometimes. Even if I don't understand your words, I do understand your voice when it's speaking to me.)
6. 私をたたかないで。本気になったら私のほうが強いことを忘れないで。
(Remember before you hit me, I have teeth that could hurt you, but that I choose not to bite you.)
7. 私が年を取っても、仲良くしてください。
(Take care of me when I get old.)
8. 私は十年くらいしか生きられません。だからできるだけ私と一緒にいてください。
(My life is likely to last 10 to 15 years. Any separation from you will be painful for me.)
9. あなたには学校もあるし友だちもいます。でも私にはあなたしかいません。
(You have your work, your entertainment, and your friends. I have only you.)
10. 私が死ぬとき、お願いです、そばにいてください。どうか覚えていてください、私がずっとあなたを愛していたことを。
(Go with me on difficult journeys. Everything is easier for me if you are there. Remember I love you . . .)



パルの思い出をたどる

2015-10-17 | 日記

うちへ来た日のパルです。

パルが71日の闘病の末、この世を去ってしましました。パルの思い出をときどき辿っていきたいと思います。

可愛いパルへの手紙

パルしゃん。パルちゃ。パル。

名前を呼べることをありがとう。
うちの犬になってくれてありがとう。
毎日番犬をしてくれてありがとう。
ボールをもってきてくれてありがとう。
マウンティングをしてくれてありがとう。
ワンと吠えてくれてありがとう。
くるくる回ってくれてありがとう。
庭を走り回ってくれてありがとう。
食べ物を見せて、お目目キラキラになってくれてありがとう。
お水をちゃぱちゃぱ飲んでくれてありがとう。
帰ってきたとき、駆けてきてくれてありがとう。
しっぽをふってくれてありがとう。
一緒に旅行にいけてありがとう。
琵琶湖に散歩にいけてありがとう。
皇子山公園に散歩にいけてありがとう。
紅葉の湖東三山や鶏足寺にいけてありがとう。
大阪城の梅や、その他の梅林にいけてありがとう。
桜や藤、コスモス、ススキ、菜の花、芝桜、お花を見に行けてありがとう。
ドライフードを食べてくれてありがとう。
シャンプーさせてくれてありがとう。
苦しい闘病を苦しいとも言わず、耐えてくれてありがとう。
病院への通院や、入院を耐えてくれてありがとう。
最後におうちに帰って来てくれてありがとう。
やわらかい耳をさわらせてくれてありがとう。
お腹をなでなでさせてくれてありがとう。
朝鳴いて起こしたりせず、ちゃんと待っていてくれてありがとう。
長い時間のお留守番、ほんとうにありがとう。
マリーを食べてくれてありがとう。
カステラを最後に食べてくれてありがとう。
7年と10カ月、生きてくれてありがとう。