花フェスタから、旧中山道である国道21号を西に少し行くと、鬼岩温泉があります。昔、昔、幼稚園の頃に、祖母に何かの会の旅行で連れてこられたらしいのですが、記憶はありません。 近くに鬼岩という国指定の名勝および天然記念物の奇岩群があるので、そこへ行こうとしましたが、岩くぐり抜けは通行止めになっており、いくつかの散策ルートがあるようでしたが、道のままに行ったら、階段を登り続けて展望岩にでるコースでした。恐ろしく大きな一枚岩がせり出し、眼下一望できました。岩石群の一番上のモコモコした岩が蓮華岩と名付けられているもののようです。しかし、いかにも急で、老人子どもには無理な道なので、これがメインコースというのも変だと思いつつ、展望岩から戻り、鬼岩温泉の日帰り温泉に入浴しました。事前のネットの調べでは、土日などは、宿泊客のみとあったので、入れないかと思いましたが、入ることが、できました。いわみ亭という宿のお風呂でした。鬼岩温泉は、39マッヘの弱放射能泉で、弱アルカリで少しすべすべした肌触り、気のせいか汗がいつまでも出て、火照った感じでした。放射能泉は、鳥取県の三朝温泉が150マッヘくらいで有名ですが、有馬の銀泉の一部も放射能泉らしいです。花崗岩の地層を経て湯が出てくるところは、放射能泉になるようです。昔、昔はホットなスポットだったかもしれませんが、鬼岩の散策ルートも一部階段などが新しくなっているものの、心を込めて、観光客を呼ぼうという 意欲が全く感じられないので、温泉宿の人たちも、温泉だけでなく、鬼岩公園付近も整備してキレイにしてお客さんを取り込まないと、ジリ貧ですよといいたくなりました。というのも、鬼岩公園のトイレがすさまじく汚く、山奥や車もあまりこないところでもこんなに、ひどくないと、驚きました。国道21のすぐそばなのに、温泉街のなのに。今時温泉街は協力して、足湯をつくったり、散策ルートを整備したり、色々努力のあとが見られるのに。残念なことです。
花フェスタの北に流れる木曽川に、丸山ダムがあり、あたりは蘇水峡と呼ばれる渓谷です。丸山ダムの上流に向かって右岸は岐阜県可児郡御嵩町、左岸は加茂郡八百津町です。ダムの岸壁が岩肌むき出しです。御嵩町は産業廃棄物処理施設の建設でトラブルがあった所で、朝日新聞記者が反対派として立候補し当選したけれど、何者かに襲撃された事件が起こり、昨年末時効迎えたというニュースがありました。八百津町は八百津せんべいで有名で、東京の巣鴨商店街で売っていた土産のせんべいが、岐阜県の八百津せんべいであったのにはびっくりしたことがあります。 この丸山ダムは、中学の時に、遠足で訪れており、高度成長期の証のようなダムが社会見学を兼ねての遠足地になったのでしょう。現在は、水力発電に加えて、木曽川水系の洪水防止の役割増強のため、かさ上げして、新丸山ダムの建設が計画されていますが、2009年当時建設大臣前原誠司のダム建設凍結主義により、滞ったままのようです。八ッ場ダムだけではなかったのですね。木曽川は、洪水が多く、何年かに一度は名古屋市周辺部が洪水になります。また、夏には水量不足になり、取水制限になりやすいのです。
岐阜県の可児市にある花フェスタ記念公園は日本一の薔薇園と自称しています。三年ぶり、三回目の訪問ですが、一番見頃でした。薔薇の香りに包まれました。8時の開園前に行きましたが、すでに大勢のお客さんが来ていました。
上から、世界のバラ園のイギリスのバラコーナー、バラのテーマガーデンのアンネのバラ、
世界のバラ園のバラのドーム、バラのテーマガーデンのジョセフィーヌのバラ園、モロッコロイヤルローズガーデンです。
三年前よりも、さらに、新しいブースが広がっていました。前は霧のプレリュードとか、モロッコロイヤルローズガーデンはありませんでした。岐阜清流国体が今年開かれ、来客数増を期待して、力が入っているようです。
大津琵琶湖畔の柳が崎湖畔公園のイングリッシュガーデンでは、そろそろ薔薇が見頃になってきました。湖畔公園はふだんはお客さんはほとんどおらず、つりの人か、犬散歩の人しかいません。レストランもあまり人いません。しかし、薔薇のこの時期だけは、人がゾロゾロいて、観光バスもやってきて、レストランでランチでもと思っても、貸切予約でいっぱいとなります。今は、全体の半分くらい咲いています。犬も入場可というところが魅力です。先日も京都から来た人が、犬可と知って、車においてきた犬を連れてきたと言っていました。大津は犬に優しいね、京都はどこも犬不可だし、駐車場も大津とは一桁違うと怒っていました。 滋賀で、犬不可は、永源寺、彦根城、琵琶湖水性植物園、石山寺くらいではないでしょうか?三井寺、湖東三山、琵琶湖バレーのロープウェイ、滋賀ではないけど、御在所岳ロープウェイ、葛城山ロープウェイは、犬可で、ゲージを貸してくれます。 ヨーロッパでは、犬まで、電車に乗ってきて、びっくりしましたが、犬の範囲が拡大するとよいです。京都ではドンドン犬を締め出しています。長岡天満宮かよい例です。年々犬を締め出しています。聖域に犬を入れるなと。拒絶して自らを高め権威づけようというそういう考え方は賛成できません。建物内ではなければ、犬も入れてもよい世の中になってほしいです、
宮城県といえば、蔵王、山形県といっても、蔵王が有名で、その頂上のカルデラはお釜と言って、蔵王のシンボルです。昔、仙台に住んでいたころ、蔵王を通り、山形県へ抜けたとき、蔵王のお釜も見る予定でしたが、お釜へ至る道路が大渋滞でしたので、お釜へ行くことをやめて、先に進んだので、いつか、お釜を見たいと思っていました。快晴の天気でしたが、遠刈田のロイヤルホテル蔵王から始まるエコーラインは晴れていたのに、ハイラインに入る頃から、濃霧で、山頂は真っ白。どっちに行けばいいのかすら分かりません。おまけに、濃霧の中の単独行動は危険ですという張り紙もたくさんありました。そんな中、勝手知ったらしいグループが霧の中へ突入していき、外国人グループも突入していったので、ついていきました。一番下とおぼしき柵のところへ行っても真っ白で何も見えず、まあ、予習した思って一度は戻りかけたところ、強い風が吹いて、霧をさあっーとみるみる払いのけて、お釜が現れました。ほんとに、そこにあったのかという感じでした。ほんの数分でまた霧がかかり、しばらくして、また、霧が晴れ、二回お釜を見ることができました。帰りの バスの中て、見れなかったという人が何人もいました。濃霧の中での単独行動禁止の張り紙を守った人たちでした。 お釜はいつも見れるわけではないことを知っていたので、予習でもいいと思っていましたが、一回目で見られたのは、ラッキーでした。お釜は緑色で、雪が浮かんでいました。日か当たるとキレイな緑になり、色が変わります。
仙台での一泊は、仙台駅近くのビジネスホテルが青葉まつりのせいか空きがなく、仙台の奥座敷と言われる秋保温泉の旅館にしました。仙台に住んでいたことがあるのに、秋保温泉には来たことがありませんでした。名取川の上流にある温泉で、ちょうど、夜のライトアップもありました。温泉街は、宿がかなり分散していて、温泉街というほどのものはないですが、磊々峡という渓谷を遊歩道で散策できました。秋保温泉はナトリウムカルシウム塩化物泉で、やや滑らかな肌触りで、無色透明でした。宿は温泉でなさそうだったので、近くの共同浴場へ温泉研究に行きました。宿の山菜荘はまったく期待はしてませんでしたが、十分でした。すべての部屋の名前が山菜で、私の部屋は、どんぐり、でした。設備は十分でした。 ただ、まわりには、高級ホテルや、巨大旅館もあるなかでは、質素かもしれませんが、民宿レベルよりは、良かったかも。和室でお布団がすでに敷いてあったのは良かったです。たいていの、安宿は、自分で布団を敷かなければならないし。 宿の前がちょうど、おはぎで有名 な、さいちというスーパーで、テレビでも紹介されるヒットおはぎで、食べたかったですが、夜遅く着き、朝早くでたので、おはぎにはありつけず、残念でした。