研修会場の名古屋国際会議場は立派な所だけど、何百人ならともかく三十人程度の会でなにもここでやる必要はないね。
熱田神宮の近くに白鳥庭園という所がありついでに訪れてみました。開園一番乗りであったため、ヒトが少なく、思いのほか広い庭園で、梅やロウバイが香り、日本スイセンも見頃でした。カワセミやルリビタキという綺麗な鳥も来ることがあるらしいですが、残念ながらゆりかもめと鳩ぐらいしか見えませんでした。カワセミはいつか見てみたい鳥です。
今日は名古屋で研修があり、研修会場近くに熱田神宮があるので早めに行ってみました。熱田さんには実に何十年ぶり、幼児のころからぶりです。もう梅が咲いていました。熱田神宮は三種の神器の草薙の剣があるとか。熱田の森のなかには上知我麻神社とかいくつかの神社が併設されていました。巫女さんにも会えました。白鳥のお守りなどがありましたが、伊勢の地から日本武尊が白鳥となって熱田の宮に飛び降り、この地に降り立ったことから名付けられこのあたりは白鳥とも呼ばれるようになったようです。
雪は降りませんが、冷え込みます。パルは玄関で寝てますが、しっかり防寒対策。柵をキルティング布や防寒シートで囲んでいます。なんといっても犬用フカフカベッドは当たりで、パルも気にいってます。寒い冬、ヒトと居間でホットシート上から玄関先あるいは寒風吹き付ける野ざらしまで、犬たちの環境様々です。パルは中の上くらいの待遇?近江長岡駅近くの犬は屋根はあるものの外気温の中にいます。周りは雪が囲んでいるのに。
通勤途上のバスの車窓から、お店の一階ガレージに鎖でつながれた老犬がいるのを見ていましたが、秋以降姿が見えないと思っていたら、犬小屋にタロウの文字が大きく書かれ、なにか紙が貼ってあります。たぶん犬は死んでしまったのだろうと思いました。ずっと気になっていたので先日そこまで行ってみましたら、やはり9月に18才の生涯を閉じたようです。犬たちは周りに大きなものを残し、静かに去って行きます。主のいない犬小屋を見て、長い鎖につながれて、暑い夏は朝の光を避けて日陰に座って道路を眺めていた姿を思い出します。生前バスから眺めるだけで、名前も知らなかった犬ですが、愛されまた愛したであろうタロウちゃんに合掌。
シクラメンが次々花を咲かせてくれます。過去何回か買ったときはこんなに咲きませんでした。580円の鉢でしたが、もう2ヶ月咲き続けていて、とてもお値打ちでした。
パルがウチへやってきてから、まる二年たちました。上二つの写真は二年前。ちっちゃくてキョトンとしていて、やたら噛みました。噛むのは歯がカユいからとか言っていましたが、今でもすぐ噛みにきます。リードを付けようとすると噛もうと抵抗します。 パルはなにかといえば、ボールを持ってきます。まるでボールだけがコミュニケーション手段であるかのように。 とにかく元気で過ごしてほしいです。
千代田線乃木坂駅そばに乃木神社と乃木邸があり、想像以上にしっかりとした保存がしてあり訪問者も絶え間なくありました。自決の部屋とかまで外から覗けるようになっていました。一々拝んでいる人もいて、今なおファンが多いのだと感じました。明治時代のヒーローであった人ですから。 明治三十三年生まれの祖母が二言目には乃木大将といっていたのを思い出します。高風清節徳望高い人格者と書いてありました。明治時代にはまだそういう形容詞に値するヒトがいたのですね。 明治天皇が信頼し、後の昭和天皇の教育を委ね、学習院長を任じられ、また、昭和天皇が出会った人の中で最も徳高い人であったと回想されているそうです。 今まであまり知らなかった人ですが、乃木神社と乃木邸を訪れて、色々考えることがありました。そういえば、渡辺淳一が静寂の朝?という小説で乃木を、遠き落日という小説で野口英世をその偶像をはがそうとしてました。小説としてみれば、美談を引き剥がす方が売れるという戦略があり、司馬遼太郎がそうかは不明です。しかし、司馬遼太郎は生前坂之上の雲のドラマ化についての再三のNHKの要請を拒否し続けていたそうです。評価別れる乃木像をNHKがどうするのか、乃木が登場するのは年末の放映になるそうです。近代史を語る難しさを垣間見た思いです。
乃木坂駅というのがあり、気になって、研修の昼休みに乃木坂にやって来ました。乃木神社と乃木邸がとなりにあります。すすけた所だろうと想像していましたが、しっかり現役の神社で、ちょうど結婚式が始まるところで、笙の笛が花嫁行列を先導していました。 司馬遼太郎が坂之上の雲という小説で描いている乃木は人徳はあるが軍人としてはあまり有能でないように描いてあり、それが執拗に続くのだけど、その司馬遼太郎の乃木像に反対する著作などもありました。司馬遼太郎の誤りを正すという副題のついたもの。人の評価は別れるもので、鵜呑みにしてはいけないなあと思いました。乃木神社の御守りには勝ち守りやペット守りがあり、なんでここにペットなんかなあと思うに、乃木は馬をたいそう可愛がり、乃木邸の馬屋も残っているから、動物愛護つながりかなとも思いました。観光客もかなりいて、坂之上の雲効果かもしれません。
渋谷の忠犬ハチ公です。朝はまだ人が少ないですが、夕方などは押し合いへし合いの大混雑です。渋谷駅の井の頭線への乗り換え通路には岡本太郎の明日の神話という絵が壁一面にありました。 渋谷へ地下鉄でくる途中に乃木坂という駅を通過しました。ちょうど司馬遼太郎の坂の上の雲の二百三高地のところを読んでおり、日露戦争における日本陸軍第三軍司令官乃木希典の話が続いているとこでした。
琵琶湖線から一番伊吹山が見えるのは近江長岡柏原間で最も雪が降る所です。関ヶ原からは伊吹山は前の山に隠れて見えません。このところの暖かさでだいぶ雪が溶けました。