去年のスズカ8耐、
一人シュワンツのラインは違ってましたね。
フォームはお世辞にも綺麗でも華麗でもなく、
いかにもシュワンツらしいと思ったもんです。
綺麗で無理の無い理想のライディングフォームは
あるプロライダーの方はゼッケン19の
スペンサーでなく奇人コシンスキーだと
おっしゃってましたが、
僕はコシンスキーよりゼッケン7の
ロスマンズホンダでトップライダーに供給
されてたスペシャルタイアのスペンサーを
抜き去ったW・ガードナーが好き。
最後に走った雨のスズカじゃ雨が好物の
マモラより速く走り、最初の転倒後、バリバリに
くだけたカウルのマシンを再びコース上の
誰より速く走らせたコトを今もおぼえてます。
それが雨中走行で見た最高のガッツ。
雨はサーキットはマモラの天下でしたが、
ロッシの時代になってから、
彼のオーストラリアの雨の走りが僕の見た
最高の走りです。
彼はテールスライドするマシンを抑え込み
フロントタイアはカウンター!
雨のサーキットを転倒するそぶりもなく、
モトクロスライダーのように走り切って見せたんです。
どんな世界にも天才はいるもんですね。
WGPも新たな才能が出てきたようで、
今年はとても楽しみです。