ユーロシティのコンパートメントから

欧州旅行がメインですが、最近は日本の旅行が多いです。そして”鉄分”濃くなってきてます・・(笑)

行きまっせ~~っ!

2006年01月16日 01時35分55秒 | ⑥06冬・ミラノ~ニース~パリ
旅行前の書き込みはこれが最後になります。
明日は「早番&前日成田泊」なんで・・・

できれば向こうでもネットカフェみたいなところで書き込みたいです。
言語はおそらく「つたない英語」になっちゃうけど、「その瞬間の感動や思い」なんか、一度書いてみたいな~なんて思ってるので。
きつい日程なので見つけられるかわからないのですが、トライしてみますね!
これも楽しみです。

そしてお楽しみに!

ではこれから寝なければいけないので・・・


行ってきま~~~すっ!
(^O^)ノ

最後までハラハラどきどき・・・

2006年01月15日 04時20分19秒 | ⑧海外旅行の予復習!
や~~~~っと最後です!

★5~6日目・ヴェネツィア~ミラノ~成田

いよいよこの旅行も最後の日!
飛行機は午後9時頃のミラノ発なのでヴェネツィアを昼頃に出ても充分に間に合う!
ということで、この日も8時頃にゆっくり起きました。

窓を開けるとちょうど日の出の時間。
チラッと見える運河や歩道にはお勤めの人があちこちに。
そう、ウィークデーのヴェネツィアの朝の始まりなんですね。
観光だけでない「素顔の」街並みをかいまみることができました。

ゆっくり朝ごはんとり、ゆっくり片づけをして10時頃にいったんチェックアウト。
荷物を預けてリアルト橋まで歩きました。

途中、地元の人でにぎわう商店街がありました。
その中にはパンやビスケットなんかを売ってる店があったのですが、そこで自分が大好きな「カントゥッチ※」を発見!
(※アーモンド入りのトスカーナ地方のビスケット)

店内は結構混んでましたが、タイミングを見て、すかさず店のおばちゃんに注文。

「カントゥッチ200グラムください!」o。。\(^O^;)

一瞬あっちは「???」って感じだったのですが、「200グラム」ってもう1回言って指さしたので間違いなく買えました!
食材店とか免税店でこれまで買ったことがあったのですが、それよりもはるかに安い値段だったので、お土産代が安上がり!!

そしてさらに歩くとスーパーマーケットがあるじゃないですかっ!
ここも迷わず入りました。
ワインやここでもお土産用のお菓子を少々ゲット。
こんな観光としても便利な所にスーパーがあるなんて大助かり!
もし次回もヴェネツィアに行ったら、ここで飲み物食べものを「大量に」調達しようかな?!

だいぶ歩いた所でいったんカナル・グランデ(大運河)へ。
ここから向こう岸の市場へ「渡し」に乗りました。
そう、渡し舟ですよ!!
しかもその形はゴンドラ!
ほんの数分だったけど、ヴェネツィアの雰囲気を充分味わえた船旅でした!!

あいにく市場は休みだったけど、辺りはリアルト橋に近いこともあって観光客でにぎわってました。
でもそれを無視してとりあえずバカリ(居酒屋)をチェック。
お昼休み、つまり「この旅行の最後の食事をどこで食べようか?」と、ガイドブックに載っていた所を幾つかさがしたのです。
居酒屋と言っても昼間はノンアルコールで食事に来てもOK!
場所と雰囲気を確認して「ここに後で来よう!」と決めてひと安心!

昼間でまだ時間があったので、バールに行きました。
ここでも大好きなココアを飲みました。
あちらのココアはまさに「ホット・チョコレート」
チョコレートをそのまま溶かしたかのような「ドロドロ」の濃厚な飲み物でした。
でもそれがおいし~~~~~~~~いのよねぇ~~~~~~~~っ!!!!


ゆっくりと飲んでたらもう11時半!
込み合う前に、と思って先ほどのバカリに戻りました。
恐る恐る入ると・・・
並んでる並んでる、自分の食べたいものがっ!!!
そう目的はこの「チケッティ」と呼ばれるパンの上にいろいろのってる「おつまみ」だったんです。

お酒はNGだったんで、飲み物はオレンジジュースを。
そしてあれこれ指を指しながらチケッティを注文しました。
魚もあれば野菜も、そして玉子焼きの類もあったかな?!
もちろんおいしかったし、何よりも「ヴェネツィアでこれがしたかった」ので、前日の大失敗のこともあって、もう大、大感激しながら食べてました。
雰囲気も観光地ずれしてない飾り気の無い、でもジモティーご愛用、って空気が満ちていた居酒屋でした!
もうこの昼食で「思い残すことをなくす」ことができて本当によかったです!

後ろ髪を引かれながらホテルに戻ったのが12時半。
スーツケースを受け取って、ホテルのスタッフと「チャオッ!」ってあいさつしてきました。
空模様と同様、晴れ晴れとした気分でサンタ・ルチア駅に向かいました・・・・

でも、おかしいんです!
乗る予定の午後1時少し前に発車するミラノへ行くユーロシティの案内が無い!!
おかしいな、おかしいな~、って構内うろうろしてると・・・
とんでもないものを見つけてしまいました!!!

「ショーペロ」
・・・すなわち、「ストライキ」の張り紙でした!!!!!

一瞬、全身凍りました・・・


でも冷静にもう一度出発ボードを見ると、14時頃にインターシティがあった!
つまりストライキ、といっても「間引き運転」だったんですね。
ほっとしました。
これでもミラノには17時ころに着いて飛行機には充分間に合うので、無事に定刻通り運転されることを祈りながら、1時間列車を待つことにしました。

そしてさらによく見ると、その列車、もうホームに入ってる!
そばにいた係員に「これがミラノへ行く次の列車ですよね?」と聞いて、「シー!(イエスの伊語)と確認をもらってから先頭の車両までまっしぐら。(←ミラノの駅も行き止まりだから)

待ってる間はホームでボ~~ッとしてました。
ふと思ったんです。
「そんなに急いで帰んなくても。もうちょっとヴェネツィアにいたら?!」
そんな無言の言葉が、このアクシデントだったのかなって?!
まあ、事前に確認しなかった自分も悪かったのですが、「アクシデントも旅行のうち」と思ったら、「こんなこともたまにはいいかな?!」ってイタリア人みたいにのんびりと構えられるようになりました。

列車に乗る人がぼちぼち多くなってきた頃に車内へ。
1等のコンパートメントで音楽を聴きながらさっきのカントゥッチを食べてました。
「ポリポリポリ・・・」
この歯ごたえ、この素朴な味わい。
もうやめられませんなぁ~~~!!!
ほんま、ごっつうまかったでぇ~~!!!


午後2時前、ほぼ定刻にヴェネツィアを出発。
まずは無事に出発できてひと安心。
パドヴァもヴィツェンツァも遅れなく発車して、少しずつ不安が薄らいできました。

でも驚いたのは車窓。
ヴェネツィアではあんなに晴れていたのに、西へ進むごとに曇ってきて、ついには濃い霧が!
たった1時間でこんなに変わるものか、とただ、ただビックリ!

それにプラットホームの人の多さも!
ヴェローナを出た頃から車内は1等車でも通路がふさがるほどの大混雑!
日本だったら殺気立った空気が流れかねない状況だけど、あちらの人はもう割り切ってるんでしょうね、淡々としてました。(結構多いんです、イタリアではストライキは)
列車はゆっくる走ることも駅で長く停車することも無く、まるで日本の列車のようにテキパキず~~ぅっとなおも西へ走ってました。

そうしたら・・・
何とミラノには定刻よりも10分近く早く着いたではありませんか!!!
定時運転ばかりが能じゃない!
うわぁ~~~感謝、感謝ですっ!!!


地下鉄とマルペンサ・エクスプレスを乗り継いでミラノに着いたのが夜6時半。
出発ロビーに行って見ると・・・
あああ~~~~、いたいた、「日本人の列が」
いよいよ現実の世界に戻る時が来てしまったのです。

チェックインと出国検査を済ませ免税店へ。
たいがいのものはスーツケースに入ってたからちょっとだけ買いました。
そして機内の夕食までまだ時間があったので、切り売りのピザを食べてお腹を満たし、出発までは音楽を聴いてました。

夜9時頃、ミラノを出発。
でも・・・滑走路を途中で止まってしまいました。
機長が「濃い霧と滑走路の霜のためにしばらく見合わせます」とアナウンス。
おいおい、アクシデントばかりのこの旅行の最後にこんなオチ?!
でもしばらくすれば飛ぶ、とのことでひと安心。
数十分してから再び動き出し、そしてテイクオフ。

さすがにこれだけ動いて、しかもハプニングがあって少し疲れました。
思ったよりも眠れたかな?
飛行時間を半分過ぎたところでフライトアテンダントを呼んでみました。
成田に着くのが遅れそうだったから、横浜への電車の時刻を教えてもらおうと。
そうしたらちゃんと調べて紙に書いて渡してくれました。

さらにその乗務員さん、こう言ったんです。
「私、逗子に住んでいて、家に戻る時は横須賀線に乗るんですよ。」
そうして少しお話なんかを・・・
うわぁ~、「あこがれのスッチーとお話」なんて!!!


すぐ話は終わっちゃったたけど、もっと「ガブガブ」行っとけばよかったっ!!!
でもいい感じの人だったんで、最後の最後でいい気分で成田に着くことができました。
また逢えるかな、その人と?(同じエアラインなので)
そう思うと今度の旅行の飛行機の楽しみがまた一つ増えそうです。

というわけで、や~~~っと「’05冬、フランクフルト~ヴェネツィア」旅行が終了です!!
とにかくトラブルが多かったけど、それ以上に楽しむことができたから、かなり濃厚な内容でした。
そうそう、いよいよ次の旅行は3日後。
今度はそのミラノから始まります!
アクシデントはごめんだけど、どんな旅行になるんだろう?
筋書きの読めなくてもいいから、とにかく楽しいものにしたいです!

いよいよ準備が本格化!

2006年01月14日 04時35分38秒 | ⑥06冬・ミラノ~ニース~パリ
の~んびりと旅行の支度なんかしてたらもうこんな時間!
なんで、手短に書いちゃいます!

今日は旅行前の最後のオフ。
以前痛めた首と肩がまたおかしくなってたけど、それをあえて押してトレーニングしました。
競馬風にいえば「最終追い切り」。
今日は「36.5~12.0」くらい、しまい重点かな?!
(分かる人には分かる!)

それにしてもなんかいつもよりも気合入ってた!
自分でもびっくりです。
決して万全といえない体調でもいつも通りできたんだから、それほど悪くは無いんでしょうね。
とりあえずよかったです。
コンディションはとりあえず準備完了、ってところでしょうか。
あとは首と肩のケアだけに気をつけて、無事に出発できたら、と思ってます。


で、午後から夜にかけて用事があって横浜&東京に出かけてたので、準備を開始したのが夜中から。
明日、あさってでもできるのでまだ全部そろえる必要はありませんでした。
それでも薬やこの前コピーした旅行の資料、防寒対策具なんかをスーツケースに。
こうしていると「いよいよ間近だな~っ!」ってようやく実感できますね。

明日も仕事が終わってからやります。
7~8割位そろえられればいいかな、って。
今日はテレビや音楽に気をとられて手が停まってしまったので、それがないように気をつけないと!

天気予報も気になる気になる・・・

2006年01月13日 04時13分41秒 | ⑥06冬・ミラノ~ニース~パリ
旅の情報として欠かせないものの一つに「天気予報」がありますね!
普段でも「明日は雨が降るのかな?」とか「気温何度だろう?」とか、服装とか家事をする上での目安としての判断にしてる人、多いと思います。

旅行だってそう。
例えば「明日山へハイキングに行こう」と予定立ててる人は、快晴の方がいいに決まってますね!
でも曇ったり、運が悪いと雨が降ったりすることも時にはあるはず。
そういう時には「別の予定に替える」といった臨機応変なスケジュールを考えることも必要だから、天気予報はいつもチェックしておいて越したことが無いですね!

で、さっき、日本のサイトの「海外の天気」とイタリアとフランスの現地のサイトの「天気予報」を見ました。

・・・向こうも結構寒いです!


特にミラノ!
最高気温が「5度前後」は分かる。
でも問題なのは最低気温!
なんと連日「マイナス6,7度」ですよ!
こんなの経験無い!


ましてナイターでセリエAを見たいのに・・・
ただでさえ寒いのは「大の苦手」なのに、どうしよう?!

ひざかけ、カイロ、帽子、タイツ・・・
とにかく防寒対策、きちんとしないとっ!
ただ、天気は良さそうなのが救いかな?!

あとニースも思ったよりも寒い!
気温も天気もちょうど今ごろの横浜と同じくらいみたいです。
地中海沿岸といっても暖かくないんですね。
このこともしっかりインプットしとかないと・・・

リヨンは内陸なので霧と雪に気をつけなければ。


最後のパリはやっぱり気温は横浜と同じくらいかな?!
ただ天気は関東地方と比べて雨や雪が多いかも。
だから「からっから」の空気ってことは無さそうで、乾燥した空気に弱い自分には助かるかも!

いずれにせよ、これらはあくまでも「予報」
現地のテレビや新聞、サイトで最新情報をゲットすることは怠り無くしておきたいですね!
ちなみに天気予報はフランス語でもイタリア語でも「METEO」(メテオ)と言います。
この言葉がニュース番組で出てきたら、絶対にテレビの前に来るようにします!

イタリア語講座の時間です?!

2006年01月12日 03時30分46秒 | ⑥06冬・ミラノ~ニース~パリ
Ciao!
(^O^)ノ

「みなさんこんにちわ、イタリア語講座の時間で~すっ!」

・・・って突然始めてしまいました・・・
もちろん思いつきです!
気分は「パパイヤ&久美子」、いや「ジローラモ」かな?!
(↑NHK教育見てる人には分かる!)

でも、もうすぐ出発なんで、自分がどれだけ分かってるか確認の意味も含めて、現地で使う確立が高い「イタリア語の文」を採り上げてみます!


①「Dov’e Il Bagno?」(トイレはどこですか?)

いきなり「トイレかいな?!」と思うかもしれませんが、実は初めてイタリアに行った時に初めて現地で使った言葉がこれだったんです!

ミラノのマルペンサ空港で荷物を受け取るのを待ってるときに、係員にこのように聞いてみました。
ちょうど行きたかったし、イタリア語ちゃんと通じるかすごく不安だったのですが、指さして場所を教えてくれたので、「あっ、これでイタリア語うまく行けるかな?」とひと安心したのを今でも覚えてます。

実際、街中でもレストランでも使うことがあるでしょうから、これは絶対覚えておくべき!
ちなみに「ドベ イル バーニョ?」と発音します。

あと「バーニョ」を他の場所に変えて、街中で道を尋ねたりすることもできますよ!
例えば・・・
「駅」(Stazione)
「ホテル」(Albergo)
「レストラン」(Ristorante)

これで道に迷わず歩けますね!(保証はできないけど・・・)


②「Vorrei Uno Biglietto Per Roma」(ローマ行きの切符が欲しいのですが・・・)

もしイタリアで列車に乗るのならこの言葉も必須!
行き先を変えるだけでこのフレーズがこのまま使えるのでそのまま覚えましょう!
列車の予約をするときは「Prenotazione」をVorreiの後にくっつければOK!

ただ「いつ(Quando)?」って聞かれる可能性高いので、その時は・・・
「Oggi(今日)」か「Domani(明日)」といった言葉が使えるとベターですね!


③「Scusi,Il Conto、Per Favore!」(すみません、お勘定、お願いします!)

レストランで最後にお金を支払う時に言うのがこれ!
「担当の」カメリエーレ(←ウエイター)を見つけて言ってみてね!

「Scusi」は英語の「Excuse Me」と同じです。
「Per Favore」は「Please」。
この2つはここに限らず、「何かを誰かに頼む時」にどこでも使う、おそらくイタリアで一番使う言葉でしょうから、これらと「Grazie!」だけでも最初に覚えましょう!


④「Quanto Costa?」(いくらですか?)

そのお勘定の時に間違いなく使うもう一つの言葉。
相手の言いなりに黙って払うんじゃなくて、一応聞いてから確認しましょうね!
仮に数字が分からなくても書いてもらうなり電卓使うなりでいいんだから。
日本人だからってナメられないようにしましょう!


⑤「Come Si Dice In Italiano?」(イタリア語でこれを何ていうんですか?)

ちょっとイタリア語に興味が出てきたらぜひ使いましょう!
市場やスーパー、ホテルやレストラン、ひまそううなイタリア人(そんな人いるのか?!)と話す機会があったら、喜んで教えてくれますよ!?(←ほんまかいなっ?!)


ざっと5点ばかり選んでみました。
ほんとはもっともっと挙げたかったのですが、これだけにしないと終わらない・・・
いや、自分もそんなに知らないんですが。


でも、もしイタリアに行く予定のある人にもお役に立ててば幸いです!
すこしは勉強した甲斐があるように、旅行中にできるだけイタリア語使って楽しみたいですね!

ではこれでイタリア語講座、終わりです!
「Arrivederci,Ciao!」

「本当に必要なものを」準備しないと!

2006年01月11日 03時33分00秒 | ⑥06冬・ミラノ~ニース~パリ
皆さんは、旅行の時にガイドブックを持ち歩きますか?

自分は、今回の旅行でもガイドブックや時刻表は持ち歩かず、「コピーや手書きで最小限必要なところだけ」を用意します。

本の重さって案外ばかにならないもので、地球の歩き方もロンリープラネッツも豊富な情報量ゆえにかなりの厚さですね。
本来なら今回は「周遊」だから2冊3冊が必要となるはずなんです。
でも「本で余計重くなる」というあってはならないことが起こりうるから、それは避けたい!


そんな矛盾を解決するのが、この「コピー&手書き」なんです。
持ち運びやすいことはもちろん、いざとなれば「それに」メモもできる!
本、まして図書館で借りたものなのではそんなこと絶対できない!!
多少のコピー代だけがかかりますが、荷物の負担が軽くなることを考えれば絶対その費用以上の効果があるはずです!

今日までにコピーしたのはミラノ、ニース、リヨン、パリの自分の泊まるホテルの周辺の地図、そして乗る予定の列車の時刻。
とりあえずこれだけあれば充分でしょう。
全部飛行機に持ち込んでも全部多くないから、機内で暇なときにチェックできる!
〆(@@;)

どうしても足りない、と思ったらホテルのフロントか街の案内所に聞けばいい!
現地のパンフレットも充分使えますよ!
デザインもいいから、持ち帰れば自分のお土産にもなるし「メリット大」ですよねっ!

その代わり、冬の旅行なので暖かくできるもの、衣類やインスタントカイロ、ひざ掛けなんかはマストアイテムですよね!
現地で買おうものなら時間もお金も相当かけなければならないし、自分に合うものが見つかるかも分からない!
ましてカイロなんて海外ではまず無いと思ったほうがいいですよね!
このあたりの準備は抜かりなくしておきたいです。

ヴェネツィアから日帰りであちこち・・・

2006年01月10日 04時04分26秒 | ⑧海外旅行の予復習!
さあ、この旅行文もあと2日分!
あと2回で書き終えるぞっ!

★4日目・パドヴァ&ヴィツェンツァ

この日は今回の旅行で一番のんびりできました。
まず朝は8時頃に起床。
ゆっくりと朝食をとってもまだ9時。
10時の列車でパドヴァに行けばよかったのでまだまだ余裕でした。

いったんホテルに鍵をあずけて、ヴェネツィア・サンタルチア駅へ。
ホテルのレセプションの人とも少し仲良くなって、「チャオッ!」って言えるように!

これがまた気持ちいいんだなぁ~!
それがしたくってイタリアに来てるって感じだし。

インターシティで30分ほど乗ってパドヴァに到着。
日曜と言うこともあって閉まってる店が多くて割と静かでしたが、それでも穏やかな陽射しのせいか外を歩いてる人が多かったです。
ミラノやヴェネツィアと比べると見所はそれほど多くはないのですが、「いかにもイタリア!」っていう昔のイタリア映画に出てくるような庶民的な雰囲気の街並みがすごく良くて、広場で思わず立ち止まって思う存分その空気を味わってきました。


お昼頃にヴィツェンツァへ。
ここではまずスタジアムへ行きました。
そう、実はここで今回フットボール、いや「カルチョ」を見る予定だったのです。
しかも「セリエB」を!
午後3時からだったのでまだ人はまばらだったのですが、切符売場は開いてたので早速バックスタンド席(確か20ユーロ位)をゲット!
これで安心してみることができる!!!

試合開始までまだ2時間以上あったので、街中を歩きました。
広い通りや公園を歩いてると、なんかすごく気持ちよかった!
川沿いの歩道もほんと絵になるし!
ここに住んでる人がすごくうらやましかったです。

お昼ごはんは結局駅まで戻って切り売りのピザを買いまいた。
やっぱイタリアではこれですね!
そして再びスタジアムに行く途中にバールに寄ってココアを飲みました。
これでカルチョを見るためのパワーを注入完了?!

午後2時半にスタジアムへ。
うわ~~~っ、にぎわってるにぎわってる!
チームカラーの「ネロビアンコ」(紅白)にまとったサポーターでいっぱい!
いやがうえでも盛り上がってきました!

スタジアムに入ると・・・
始めは「な~~~んだ小さいじゃん!」と思いました。
でも、それはミラノやローマ、バルセロナと比べての話。
スタンドとピッチが近くて、我が横浜の三ツ沢競技場のような雰囲気でちょっと親近感が湧きました。

午後3時キックオフ。
試合は、というと、やっぱり「2部リーグ」って感じの内容。
内容だけなら「セリエA」の方が断然よかった!
でもスタンドの雰囲気がすごく良かった!
のんびりとみんな観戦してたし、応援を通じて、地元のチームを愛する気持ちがすごく伝わってて、それだけでも「ここに来てよかったかな」って感じました。
素直に喜怒哀楽を表現してる観客を見てるのも面白かったですよっ!


17時少し前に試合は終了。
結局1対1のドロー。
日が暮れてかなり寒くなってきたので、駅に向かう途中にバールでココアを。
同じカルチョ帰りの人が集まっていて、「あーだこーだ」と盛り上がってましたよ!

ユーロシティに乗ってヴェネツィアに戻ったのが夜6時半。
いったんホテルに戻ってから夕食を摂りに行きました。
リアルト橋の近くのレストランに行ったのですが、ここでまたしても「信じられないミス」をやらかしてしまった!

魚介類が食べたくて壁のメニューを指して「あれください!」と言いました。
そのときは「たこ(POLPO)」を注文した「つもり」でした。
そう「つもり」でした。

でも出てきたのは・・・
なんと、ごく普通の「鶏肉のグリルの固まり」!
一瞬「えっ、なんでやっ?!」と思ったけど、もう一度ボードを見て顔面蒼白!
それは「POLLO」と書いてあったのです!
つまり一字違いで全然違うものを選んでしまった。
これでは抗議なんぞできず、半分やけくそに食べました!
でも食べる気がだんだんなくなって半分残してしまいました・・・


もうホントにショック!!!
ホテルへの足どりはほんとに重かった・・・
せっかく旅の最後の夜に「いいもの」を食べたかったのに、と思うとすごく悔しかったのを今でも覚えてます。
せめてもの救いはホテルで見てた「カルチョのダイジェスト」。
エキサイティングなシーンを見て、少しは気がまぎれました。

いよいよ翌日は帰国の日。
でも「お昼までヴェネツィア滞在だから」、と思ったら不思議と気を取り直せました。
それに「まだ終わったわけじゃないし!」
そうプラスに考えたら眠るのも早かった・・・

機内で見たい、聴きたい、楽しみたい!

2006年01月09日 04時33分49秒 | ⑥06冬・ミラノ~ニース~パリ
今回の旅行で乗るのはアリタリア航空とJAL。
幸い両方ともエコノミークラスでもパーソナルTVが付いてるということなので、退屈知らずで片道12時間のフライトを過ごせそうです!
両方のオフィシャルサイトを見てそれが分かりました。

アリタリアはあいにくプログラムを確認できませんでしたが、イタリアの最新のロックやポップとか聴けるんでしょうね。
知ってるのは「ジョヴァノッティ」とか「ズッケロ」程度ですが、また現地でラジオを録音するつもりなので、機内で予習ができそうですね!


あとTV、特に映画は何を流すんだろう?
うわぁ~、なんか想像するだけで面白そう!!
ただ、東京八重洲口の「旅の図書館」に行けばアリタリアの機内誌(他の航空会社もあります!)が置いてあるから確認できるかも!
今度行ってみようかな?

JALはご丁寧にきちんとTVもオーディオも全プログラム載せてました!
「帰りのナイトフライト」だからまともに見たり聴いたりするか分からないけど、体力に余裕があればぜひ可能な限り見たり聴いてみたいですね!
それでなくても始めに流す「NHKニュース」は毎回絶対見る!
だって1週間も日本を離れれば「浦島太郎」状態だから・・・


あと日本の新聞も見ちゃうんだろうなぁ~
たとえ「1日遅れ」でも!
スポーツ紙だったら絶対「競馬欄」チェックしちゃう!
しまいには赤ペン出して印なんかつけたりして?!(←ないない!!)

でもそれよりも気になることがあるんです。
「どんなフライトアテンダントに逢えるんだろう?」って。
やっぱり12時間以上乗ってるんだから、航空会社の良し悪しの印象を決めるのに結構この部分のウエイト、大きいんじゃないかな?
パーソナルTVも重要だけど、この人たちにお世話になることでよりよい旅行ができるんだと思います。

そのためにも自分も「好感」を持ってもらうように心がけないと!
いや、別に下心があるわけではないんです・・・(実はそうだったりして?!)
でも、やっぱりフライトアテンダントだって人間、仕事とは言っても客の言動がよくなければいい思いはしませんよね!
ただでさえ「重労働」なんだし。
やっぱりこちらも気持ちよく応対しなければいけないと思います。

最後はちょっと真面目な話になっちゃったけど、いずれにしても機内の過ごし方が楽しみですね!
あっ、そうだっ!
往きのフライトはイタリア人の乗務員と「イタリア語講座」でもしようかな?!

「Ciao!」。。\(^O^;)

ミラノ~ニース~リヨン~パリ

2006年01月08日 04時03分58秒 | ⑥06冬・ミラノ~ニース~パリ
ついにこの冬の旅行の出発まであと10日を切りました!


この数日、トーマスクックの時刻表とにらめっこして欧州内の日程の調整をしてたのですが、大まかなスケジュールがこんな形で決まりそうな運びになりました。

★1日目
午後2時頃にアリタリア/日本航空共同便でミラノへ。
・・前日に成田のホテルに泊まるので、朝はゆ~っくりできるっ!

夜・ミラノ着。
・・クイックレストラン「Brek」か「Chao」の場所をチェック!

・ミラノ泊


★2日目
日中はミラノから2時間程度のところへ日帰り旅行。
・・場所はまだ決めてませんが、ボローニャ、マントヴァ、スイスのロカルノが候補です!

夜はジュセッペ・メアッツァスタジアムへサッカー観戦。
・・ACミランの試合を見るつもりです!


・ミラノ泊


★3日目
朝7時頃のユーロシティ(欧州国際列車)でニースへ。
・・これが今回の旅行の最大のポイント!
これに乗れるか乗れないかで大きく日程に影響するんです!
万一乗れなかったら次の列車が「4時間後」なんで・・・
寝坊は厳禁ですねっ!


午後はニース市内&マントンへ。
・・ニースにお昼に着けたら名物「ソッカ」を食べようと思ってます!


・ニース泊


★4日目
午前中にモナコへ。
・・衛兵の交替式がある午前11時には間に合いたいです!

午後にTGVでニースを出発。
地中海沿岸を陽のある時間に走る列車にできれば乗りたい!

夜にリヨン着。

・リヨン泊


★5日目
午前中はリヨン市内を観光。
・・できれば昼も地元の料理を味わいたい!

午後にTGVでリヨンを出発。
夕方か夜にパリに到着。
・・前回の旅行で逃したアルザス料理「ベッコフ」を食べたい!
そして夜食で「オニオンスープ」もぜひ!


・パリ泊


★6日目
午前中はクリニャンクールかヴァンヴの蚤の市へ。
・・日曜なので「蚤の市」は見逃せないですねっ!

午後3時くらいまで観光。
夕方にシャルル・ド・ゴール空港へ。
夜6時頃のJALでパリを出発。

★7日目
午後2時頃、成田に到着。

・・・今のところ、こんな感じで予定を組んでます。
今回の列車の切符はユーレイルパスなどの周遊券は予め用意はしないで、現地で買います。
イタリアやフランスの国鉄のサイトで調べたら、その方が「はるかに安い」んです!
希望の列車の指定券が取れるかどうか当日にならないと分からないリスクはありますが、シーズンオフなのであまり気にしてません。

いずれにしても今回はいままでのような「きっちり調べる」ことはやらないようにしようかと思ってます。
あまり時間や情報に縛られるのも「???」と最近思うようになってきてるんです。
「何時に何をする」というのを最小限にしようかと。
出発前にはおおまかなものだけを用意して、現地に着いてから「状況に合わせて細かい&使える」情報をゲットするようにして、「気まま」に旅行をしてみたいですね!
・・・でも調べちゃうんだろうなぁ~、明日も!
そういう性分なので・・・
〆(@@;)

もうすぐ交代、「湘南電車」!

2006年01月07日 04時02分57秒 | ⑭地元(横浜)ネタ
いよいよこの電車とも3月で東京、横浜でもお別れとなります。
長いこと東海道線の顔だった湘南電車「113系」です。

この前の水戸からの帰りに偶然乗ることができたので、横浜駅で記念に撮っておきました。
オレンジとグリーンのツートンカラーはまさに東海道線の色!
自分の記憶が確かなら、このタイプの電車が走り始めてからもう40年位経ってると思います。
一時期は東京から大阪、さらには西の下関までず~~っとこれと同じ色の電車が走ってました。
同じ色彩なら北関東や上信越でも走ってましたね。

でも、JRになってから車体のデザインが各地方独特のものに変わり、ついには湘南新宿ラインの営業にあわせて新型の電車も走るようになり、あっという間にこの色が珍しくなったばかりでなく、「主役も交代」というときが来てしまったのです!

一時期は「画一的」と否定的にさえ思えたこの色合いが「段々好ましくなってきた」と言っては気まぐれすぎるかもしれませんが、何度も乗ってただけにそんな愛着が段々出てきたのは確かです。

そんなこの「湘南電車」の運転がもうあと2ヶ月で終わりです。
偶然でしょうが、3月だから「卒業」シーズンじゃないですか?!
横浜住民の1人としてすごくこの電車にお世話になったから、ささやかですが感謝の気持ちで最後まで見送りたいです!
ちょっと早いけど、「お疲れさまでした!」

これがほんとの「のまねこ米酒」です!

2006年01月06日 03時43分48秒 | ⑫食べもの&飲みもの
いや~っ、まさかこれが発売になるとは思わなかった!

ラベルにはあの「のまねこ」が。
そして、ずばり「米酒」と書いてあるじゃないですかっ!
「あの歌のまんま」じゃん!
見た瞬間、思わず笑ってしまいました。


でも買ってた人、結構いました。
で、在庫がもう少ないとか。
おそらく「今回だけの企画」だろうから貴重かもしれませんね。
やっぱりこれを飲むときのBGMは「マイアヒ~っ!」なんでしょうか?!

★補足です!
この写真は店の担当の人の許可を得て撮りました。
ていうか、自分がそこで働いてるのですが、無断で撮るのもまずいので・・・
一応念のためお伝えしておきますね!

「や~~っと」ヴェネツィアまで・・・

2006年01月05日 03時55分34秒 | ⑧海外旅行の予復習!
昨日の続きを一気に書いちゃいますね!

★3日目・ついにヴェネツィア!!

ミラノ中央駅では次の列車の出発が30分後だったので、この時間を使って駅構内のスーパーに寄りました。
飲み物、お菓子、あっ、もちろん「おみやげ」も買いましたよ!
あれもこれも思わず欲しくなっちゃいましたが、そんなに買ったらスーツケースに入らなくなっちゃうので我慢がまんでした・・・
「(^^;))))。。。。

買い物が終わってから売店で「ガセッタ・デル・スポルト」(イタリアのスポーツ新聞)を買いました。
明日は日曜、そうセリエA&Bの試合があるし、実際に見に行きたかったのでスタジアムのチケットの値段も載ってたので見逃せませんでした。
そのピンクの新聞を小脇にかかえたら、さあ気分はもうイタリア人!

「チャオッ!」Oo。。\(^O^;)

17時過ぎにヴェネツィア行きのインターシティが出発。
案外混んでいて、やっと見つけた席が車両の端のコンパートメント。
ただでさえコンパートメントが好きでないし混んでるから1等でも窮屈なこと!
しかも客車の端っこだからよく揺れる・・・
8時間も乗ってるとさすがに疲れがでてきて、ちょっとしんどかった・・・

車窓もすっかり暗くなって全然見えないので、ひたすら音楽を聴いてました。

すると隣の若い男性が指を突っついて・・・
「新聞いい?」って聞いてきました。
もちろん渡しましたが、その人が終わっても同じ個室の他の人も回し読み。
やっぱりサッカー好きなんですね、イタリア人!
イタリア語ができればいろいろ聞いてみたかったんですがねぇ~

ヴェローナ、ヴィツェンツァと停車するたびに段々コンパートメントの乗客が降りて行って、パドヴァを過ぎてからは個室はついに自分ひとり!!
部屋を独占できた気軽さもあったけど、あと30分でこの移動が終わるかと思うと、気力がまた涌いてきました。
気分転換にストレッチも!

そしてメストレ駅を出るといよいよヴェネツィアへのラストスパート!
本土から島へとつながる橋の上を走るうちに段々向こう側にヴェネツィアの街の明かりが見えてきて、思わず身震いが・・・
「あ~~~やっと着くんだなぁ~~~、うれし~~~~~いっ!」

これが率直な気持ちでした。

ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅に到着したのは午後8時少し前。
まずは駅の向かい側にあるホテルにチェックイン。
できるだけイタリア語で話してみたらホテルのスタッフにほめられました!!
イタリア人にまた近づけたようでなんかうれしい!


そして部屋に入ると・・・
「うわぁ~~~~、ぶちきれいっ!!!」
白とばら色を基調としたちょっと優雅でかわいい装飾の部屋にはびっくり!
これだけでもこのホテル選んで正解でした。
女性の方ならきっと喜びますよ!

身軽にしてから夕食を。
近くのクイックレストランでスパゲッティ、サラダ&デザートを食べました。
やっぱり本場のパスタはおいしい!!!

量は結構あったけど、すごくおいしかったから簡単に食べ終わりました!

食事のあとはヴァポレット(海上バス)&徒歩でサン・マルコ広場へ。
カナル・グランデから見る夜景はほんとうにきれい!!
デッキにいたらすごく寒かったけど、そんなことを忘れるくらいの「ためいきが出る」絵になるシーンの連続でした。

リアルト橋のふもとで降りて、ここからは小道を歩きました。
道しるべがあったので迷うことはありませんでしたが、それで道がせまくて方向感覚が分からなくなりそうだったので、ちょっとどきどきでした。

で、難なくサン・マルコ広場に到着。
たどり着いた瞬間、もう驚きました!!
ライトアップで青白く輝いたサンマルコ寺院と鐘楼、そしてドゥカーレ宮殿がなんて美しいこと!
そして空を見上げたらお月様が・・・

あ~~~~~~、まるで夢のような風景!
また無意識に身震いが・・・

これは寒いからじゃなくて、きっと感激してたんでしょうね。

そして運河沿いに歩くと、波の音がなんて気持ちいいんだろう・・・
この日の長旅の疲れも一気に忘れました。

さらに空をまた見ると・・・
あっ、オリオン座がきれいっ!!!

思わず立ち止まって、ヨーロッパで初めてみた冬の星座にただ、ただ見とれてました。
もうこの時はちょっと「うるうる」でした・・・


ホテルには午後11時頃戻りました。
翌日は朝早くから動く必要はなかったので、長く寝れる!
結局片付けたり、食べたりしたので寝たのは夜中1時頃になりましたが、すぐに爆睡・・・

アルプス越えの車窓に興奮!

2006年01月04日 03時46分51秒 | ⑧海外旅行の予復習!
ミラノ出発までちょうど2週間後になりました。
でも・・・
その前にこれを書き終えなきゃ!!!
「フランクフルト~ヴェネツィア旅行」

★3日目・や~~~~っとミラノ!

バーゼル駅での乗り換えは「前代未聞のミス」でごたごたしたけど無事に乗れました。

ブリーク行きのインターシティは途中のベルンまでは平坦な道を快走。
しかも下り坂が多いっ!
これから「アルプスを登る!」っていう雰囲気ゼロの車窓で、スイスだけどスイスらしくない景色にしばらくは退屈・・・


11時半頃、スイスの首都、ベルンに到着。
ここで進行方向が変わるので10分ちょっとの停車。
試しに外に出ると・・・
「さ、さ、さみ~~いっ!!」

あわてて車内に戻りました。

ベルンを出るとすぐにのどかな牧場や畑の車窓が広がりました。
山はまだはるか遠くだったけど、やっと牧歌的な雰囲気がちらほらと・・・
列車は少しずつではありましたが、登り始めてきました。

トゥーン駅を過ぎると、これまでどんよりと曇っていた空が少しずつ明るくなってきました。
左手にトゥーン湖を眺めるようになると、さらに列車は少しずつ登り始め、線路位の高さだった湖がいつの間にか下に見えるように。
そして山もすぐそばに見えるようになりました。

シュピーツ駅に着いたころはすっかり晴れわたり、そばを流れる小川のほとりには白いものが・・・
そう、雪だったのです!

意外にもここまでスイスでは全然雪は見ませんでした。

そんなことに気をとられてるうちに車窓は山がちな「よりスイスらしい」眺めに変わりました。
もうこうなったらカメラの出番!
フィルムいっぱい持ってるのを強みにどんどん撮りまくりました!

右に左に、そしてヘアピンのようにカーブするたびに高いところからも眺めることができるようになり、めまぐるしく変わるシーンにもうただ目がくぎづけ!
「あ~、こんなときにビデオがあれば・・・」と思ったのは言うまでもありません。

なが~いトンネルを幾つか通過すると、はるか眼下に街が眺められました。
ここからブリークまでは一気に下る「景勝ルート」で、盆地に沿って飛行機のランディングのように右手に街や川、そしてアルプスの山を見ながら降りて行きました。
「ここの眺めは素晴らしい!!」ってことは知ってたのですが、実際に見ても予想以上のスケールの大きさにただ圧倒されて、終点のアナウンスが流れてもまだシャッターを押してました。


午後1時過ぎ、定刻通りブリークに到着。
ここで10分の接続でミラノ行きのユーロシティに乗り換えました。
列車が来るまでしばらくホームで待っていて辺りを見たのですが、一つだけ気になったことがありました。
それは・・・
「思ったよりも雪が少なかった」

先ほどの山登りの時も「沿線いちめん白一色」という車窓がほとんどなく、緑や黄色の草が見えていたところが多かったです。
つまりそれほど積もってなかった!
「銀世界」を期待してのでちょっと拍子抜け・・・
もしかしたらこれも「地球温暖化」の影響かもしれませんね。
ちょっと考えてしまいました。

そう思ってるうちにミラノ行きの列車が定刻通り到着。
接続時間がきわどかったのでここに来るまで心配だったのですがこれでひと安心!


ブリークを出るとすぐシンプロントンネルに入りました。
アルプスの真下を抜けるこのトンネルはスイスとイタリアの国境に位置し、5分以上も真っ暗闇の中を駆け抜けると、そこにはもう雪はほとんど残ってませんでした。
つまりもうイタリア。
もう上り坂はないのでぐんぐんスピードを上げて下がって行きました。

ドモドッソーラで機関車交換とパスポートチェックのため15分停車。
チェックは車内で行われるので終わるまではおとなしく座ってました。
終わってから外に出ると、ほんのり暖かい!
背後にアルプスの白い山々が見えるけど、駅の周りには全然雪はありませんでした。
「あっ、もうイタリアなんだ!」
その時、やっと実感できました。

ドモドッソーラを出てから車内販売が来たので昼食のサンドウィッチを買いました。
でも、ちと高い!
2切れで4ユーロもするんだよっ!
しかも味はイマイチ・・・

今回はブリークでの接続が10分もなかったのでやむなく車内販売を使ったけど、できるのなら駅のパン屋さんの方がいいですね!

30分くらいすると左手にマッジョーレ湖が見えてきました。
湖もそうだけど湖畔の家や庭もきれい!
赤っぽい家が目立つのがいかにも「イタリア」ですね。
あ~、ここはリゾート地なんだなぁ~
こんな所でゆっくりしてみたいけど、自分の性分では「のんびり」はできないんだろうなぁ~


その湖の風景が終わると空模様が再び曇り空に。
そして霧も深くなってきました。
でも列車はどんどん進む!
そのせいかミラノ中央駅には数分だけど早く到着しました!
今までイタリアの列車は「よく遅れる」という悪評が流れてたのですが、こんなことができるんですね!
早く着くのは悪いことではないので大歓迎!
これで中央駅での買い物もちょっぴり余裕ができました。


・・・今回はここまで!
次は「ヴェネツィア行きと夜のヴェネツィア」を書く予定です!

初めての福袋!

2006年01月03日 20時21分51秒 | ⑫食べもの&飲みもの
今日、福袋を買いました。

実は自分で福袋を買ったのは意外にも生まれて初めて!
よく行く食材店で1000円のを買いました。

で、開けてみると・・・

ごっつう入ってるやんけっ!!!

紅茶にココア、アロエのデザートにクッキー、チョコレートなどなど・・・
まあ、写真見てください!

これを1000円でゲットできるなんて、なんか申し訳ない!
でもそれが「福袋」の楽しみなんですよねっ!


それに買うタイミングも良かった!
今日は仕事が早く終わるからあとにしようかな・・・とも思ったけど、「あるうちにゲットする」という大原則を思い出して、昼休みのうちに買っておきました。

そしたら・・・
なんと、2時間後に完売!
いゃ~、ほんとにあの時ゲットしといて良かった!!!


来年も絶対狙うぞっ!!
えっ、早すぎるって・・・