ユーロシティのコンパートメントから

欧州旅行がメインですが、最近は日本の旅行が多いです。そして”鉄分”濃くなってきてます・・(笑)

ベルガモ行きの車内で・・・

2006年01月27日 04時50分52秒 | ⑥06冬・ミラノ~ニース~パリ
午後はベルガモに行きました。
ミラノから手軽に日帰り旅行ができるところと知られてるようですが、意外にも自分は今回初めてでした。

午後1時過ぎ、ミラノ中央駅を出発。(上の写真)
普通列車はまさに地元の足。
通勤、通学、買い物客、そして観光客と多種多様。
インターシティやユーロスターでは味わえないのんびりとした「日常の風景」が存分に広がってました。

ミラノの市街地を抜けるとそちこちに雪が残ってました。
どうやら数日前に雪が降ってたみたいです。
でもこの日は穏やかな晴天。
午後ののどかな冬の日差しの中、のんびりとロンバルティア平原の中を走り続けてました。

ベルガモについて聞いてみたくて、自分の前に高校生らしき女の子に聞いてみました。
でも、彼女、ベルガモには住んでなくて、しかも行ったことがないので知らないとのこと。
意外に思いましたが、これでは仕方ない・・・
「あっそうですか、分かりました・・・」と礼を言って、さらに彼女が下車するときに「アリヴェデルチ!(さよなら)」と声をかけておきました。

しばらくしてから少しはなれたところにいた初老の男性にやはり聞いてみました。

「駅から旧市街へはどれくらいかかりますか?」
「う~ん、バスだったら10分だなぁ~」
「じゃあ歩いたら?」
「1時間はかかっちゃう!バスの方がいいよ!だって坂を登るから!」
「オ・カピート!(分かりました)」

こんな感じでやりとりしましたが、ここはやっぱりイタリア人。
なおも「ベルガモのあの場所はいいぞ!~~~~~」と話しまくり!
まくしたてるほどではなかったですが、ここは日本人らしく「相づちをうって」おきました。
もちろんほとんど分かりませんでしたが・・・
「(^^;)
(じゃあ、うんうんうなずくなって!?)

そうこうしてるうちに終点ベルガモに到着。
おじさんに「ありがとう、シニョーリ!」とお礼をすると「ブオン・ヴィアッジオ!(よいご旅行を!)」と言ってくれました。
ほんの数十分だったけど、本場のイタリア語講座、そしてジモティとの会話、ちょっと感激、楽しかったです!