ユーロシティのコンパートメントから

欧州旅行がメインですが、最近は日本の旅行が多いです。そして”鉄分”濃くなってきてます・・(笑)

コートダジュールの小さな駅

2006年02月10日 23時34分12秒 | ⑥06冬・ミラノ~ニース~パリ
モナコからニースに戻った時の電車は混んでたので、あいにく海側の席に座れませんでした。
仕方なく山側の席に座ったのですが、これが案外見所がある!


思った以上に山がちで、しかもときどき高~い断崖も見かけました。
でもそんなところでも、マントンでも見たような淡い赤や黄色といった白っぽい家が崖にへばりつくように並んでいて、この辺りの地形の険しさにはただ驚きました。
その崖だって岩盤をむき出しにしてはるか高くそびえてるから、列車から見ててもその迫力にちょっとドキドキものでしたよっ!


この写真はニース~モナコ間にある小さな駅です。
「海のそばのエズ」って名前の駅、ちょっと洒落てますね。
ここから見た崖も高く険しく、そして荒々しかったです!

エズ、と言ったら、ニースからの日帰りで有名な小さな町で、このはるか上から眺めるコートダジュールが絶景だとか!!
あいにく今回は行かなかったけど、次回は鳥になった気分でその風景を眺めてみたいです!

皆さんも、この辺りを何度も通るようでしたら海だけでなく山側にも注目してくださいねっ!

お~っと、モンテカルロラリーじゃないですかっ!

2006年02月10日 03時55分55秒 | ⑥06冬・ミラノ~ニース~パリ
宮殿のある丘から下を見てたら・・・

お~~~っと、ヨットハーバーのあたりがなんか華やかだっ!


「もしかしたらあれって・・・」
そう思って降りて近づいてみると・・・
お~~~っと、ありました、ありました!!!
「モンテカルロ・ラリー」のキャンプが!!!

モナコと言ったらF1グランプリが超有名ですねっ!
でも、お~~~っと忘れちゃいけない!
このモンテカルロラリーだって長い歴史があるんです。
ただ、この日にあったのを知ったのはその前の日。
つまりニースに来てから。
それを前提に日程を組んでなく、あいにくこの時間はすでにラリーカーはもう山にレースに出てたので見れませんでした。


でも、ここまで大掛かりだとは思ってもなかった!
いろんなチームのテントや専用のトラック&バス、そしてスタッフが構えていて、レース真っ只中、って空気を感じられました。
でもそんな張り詰めたものではなくて、どこもリラックスモード。
そして、少し歩いてみると・・・

お~~っと、ありましたありました、オフィシャルショップ!!
モンテカルロラリーオフィシャルももちろん、各チームのスタンドも!
我が日本の三菱やスバルも!!!
ちょっとアイデンティティを感じちゃいました。

あとでホテルにいたときにテレビで見たのですが・・・
お~~っと、かなりスリリングな走りじゃないですかっ!!!
うわ~~っ、すげーかっこいい!
ああ、これが前から分かってたら、ぜひ可能な限り間近でラリーカーを見たかった!
しかも、前日のマントンからの戻りに寄れば、もしかしたら何かしら見れたかもしれなったことを後から知って、ちょっとがっかり・・・
(ーー;)

そして、このあたりの道路は、例のF1のルートなんですね。
でもよく見ると・・・
お~~~っと、思ったよりも道幅狭いじゃないですかっ!
こんなところを、あんなすごいスピード出して走るんですか???
とっても信じられませんっ!!!
今度モナコGPがあるとき、TVで改めてしっかりルートと風景をチェックしたいと思いますっ!

・・・とまあ、かつてのF1中継の古館アナウンサーのノリでささっと書いちゃいました。
でも、意表を突くアドリブほどんどないなぁ~
とてもかないません・・・

駅で使えるフランス語?!

2006年02月10日 00時27分51秒 | ⑥06冬・ミラノ~ニース~パリ
Bonjour!

突然ですが、フランス語講座を始めます!!
それと列車の乗り方も少々。

今日の教材はこの写真、マントン駅の出発ボードです。
これが分かればフランスに行っても列車に乗れますよ!

★Train→列車、英語とスペルがおなじですが、発音は「トラン」です。

★Heure→時間
でも発音が難しい!
エとオの間の音、舌を巻いて口を丸めて出す「r」の音、一応「オール」と書いときますが、これはいかなる日本語を使ってもうまく表現できません!
いかにもフランス語って感じの音ですよね。

★Destination→行き先
これも英語とつづりは同じ、でも発音は「デスティナツィオン」

★Particularites→(列車についての)詳細
本当の意味は「特徴」なんですが、ここではこんな意味だと思います。

★Reservation Obligatoire→全席指定
「予約が義務付けてられてます」が本来の意味です。

★Arrets Toutes Gares→各駅停車
「全部の駅に停まります」って意味です。

★Semi Direct→(多分)快速列車
普通列車でも通過する駅があった列車に乗ったので、おそらくこれだと思います。

そして予約が必要な列車がこれです!
★TGV→言わずと知れたフランス新幹線

★Coreil→急行列車。
フランスではユーロシティやインターシティと言った言葉の代わりに独自に「コレイユ」という列車名を使ってます。
ちなみにコレイユとは「黄色」の一種で、列車のドアの色がそれだったので、こう呼ばれるようになったそうです。

あと、ついでに、予約不要なんですが・・・

★TER→フランスの普通、快速列車の総称。
「Trains Express Regionals」の略で、各地域内を走る短、中距離の料金不要の列車です。

そうそう、あと、この写真にはないのですが・・・これも重要!

★Voie→番線
驚いたことにフランスでは数字ではなくて「アルファベット」でプラットホームの番線を呼んでるところが多かったです!
ただ、パリは数字です。(アルファベットでは足りないほどホームが多い!)

それと、ホームで思い出したのですが・・・

ヨーロッパのプラットホームには、日本の、例えば「のぞみ2号車1列」と言ったような並ぶ所は通常ありません!
ホームには「この辺りに~号車が止まる」という案内はありますが、「ここが~号車のドア」と言った明確な標識がないんです。
TGVのような全席指定の列車なら問題ないんですが、予約無しでも乗れる列車、例えばドイツのICEなんかは人気があるしけっこう混んでるので、乗リ込む時はせかすまではしないけど、みんなホームや車内で少々あわててます!(これほんと!)


あと、これも気をつけて!

行き先案内は「下り上り」別に分けてません。
これは欧州どの国でも共通なのですが、行き先も列車も関係なく「発車が近い順」に並んでます。
例えば横浜駅の東海道線が「東京行き」と「熱海行き」の列車が行き先別に分けられず「一緒のボードに載る」、そんな感じです。
このマントンはまだ小さな駅だったので大丈夫だったのですが、大きな駅だと自分が乗りたい列車を探すのが大変なのですが、あわてず間違いないように!
一度自分も見間違えて、あわや全然違う方向に行く列車に乗りそうになったことがあるんで・・・


写真を見て気づかれた人が多いと思いますが、ここマントンはイタリアに近いこともあってイタリア語の案内も併記されてます。
これがドイツに近い駅、例えばストラスブールだったらドイツ語で、スペインに近い駅、すなわちボルドー駅だったらスペイン語でも案内されてるんです。
これらの言語に強い方、フランス語が分からなくても大丈夫!

あと日本人にはうれしいことに、最近はフランスでは駅に限らず街中でも英語併記が多くなってるので、以前ほど困らなくなったのでは?
自分もそうなんですが・・・
「(^^;)

これからヨーロッパで列車で初めて旅行される方、もしこれを読んでいたらこれで充分かは分かりませんが、ぜひインプットして、そして役立てればれれば幸いです。