ユーロシティのコンパートメントから

欧州旅行がメインですが、最近は日本の旅行が多いです。そして”鉄分”濃くなってきてます・・(笑)

いよいよニースを出発!

2006年02月11日 03時15分05秒 | ⑥06冬・ミラノ~ニース~パリ
お昼にニースに戻ってからいったんホテルに戻り、荷物を受け取ってから再び駅に着いたのが午後1時。
ここからまた列車に乗ってリヨンまでの移動が始まるのでした。
1時半ころに発車する急行列車に乗っていったんマルセイユまで行き、そこでTGVに乗り換えて夜8時少し前にリヨンまで行くという、またロングランな移動だったのです。

結局ニースにはわずか25時間の滞在!
いくら何でもちょっと短かったかな???
あ~~~っ、なんてもったいない!
一応ひと通り見たつもりではいたけど、やっぱりもうちょっといたかった・・・


でも、実はそれも状況次第で可能だったんです、
この列車が第一希望じゃなかったので。
本当は、この2時間後の、つまり午後3時半頃にニースを出発するリヨンに直通するTGVに乗りたかったのです。

ところが、この列車を予約しようと前日ニースの切符売場で聞いてみたら・・・
「あいにくですが、満席です・・・」


もちろん始めはショックでした!
でもそれは「想定の範囲内」。
駅員はその後の午後4時頃のTGVを勧めたのですが、「それではリヨンに着くのが遅すぎる!」と断りました。
で、選んだのがマルセイユ乗り換えのこの列車。
「料金が直通のTGVより高いし、マルセイユで1時間以上も待つけどいいの?」と念を押されたけど、「遅い時間には着きたくないのでこれにしてください!」と言って、何とか切符をゲットできました。


で、ニースからマルセイユまで乗った列車がこれ!
フランスでは「Coreil Teoz(コレイユ・テオズ)」と言って、大胆なデザインの外装と全面改装されたとても居心地のいい車内がインパクト大でした。
2等でしたが2~3時間だけ乗ってるなら充分すぎるほど快適でしたよ!


ちなみにこの列車ははるか大西洋に近いボルドー行き。
十数両の客車をつなげて、まさに貫禄充分の長距離列車の装いでした!
はたしてボルドーまで乗った人がいたのかどうか分かりませんが、フランスを縦断して旅行したい人には重宝するでしょうね。
ただ、このコレイユ・テオズは全席指定なのでユーレイルパスやフランス・バカンスパスなどの周遊券を持っていても指定券を忘れずに!