ユーロシティのコンパートメントから

欧州旅行がメインですが、最近は日本の旅行が多いです。そして”鉄分”濃くなってきてます・・(笑)

リヨンの夜景で再び元気に!

2006年02月13日 13時26分03秒 | ⑥06冬・ミラノ~ニース~パリ
リヨンのホテルに着いたのは午後8時過ぎ。
切符を買ってたのと最寄り駅まで地下鉄に戸惑い、思ったよりも時間がかかってしまいました。
もう、ほんとに部屋に入ったときは思わず・・・

「参ったなぁ~」


ぼやいてしまいました。。。

そんなわけで少し休んでから、夜9時前に再び外出。
たとえ疲れていても、ここリヨンまできて「食」を楽しまないなんてっ!
「美食(ガストロノミー)の街」とも言われてるんだから、体にムチ打って街に出ました。


でもそのムチも途中でいらなくなりました。
ローヌ川にさしかかったら、対岸にはライトアップされた市庁舎が見えるではないですかっ!
思わず「おおおお~~~っ!」と全身アドレナリンがみなぎってきました(?!)

もちろん反射的にデジカメ出して何度もシャッターを。

そして「夜らしい風景」を選んで貼ってみたのですが、いががでしょうか?

や~~~~っと「リヨン」だっ!!!

2006年02月13日 03時53分39秒 | ⑥06冬・ミラノ~ニース~パリ
駅のカフェでお茶してる(ココア飲んでたんだけど・・・)うちに、夕方5時少し前に。
そろそろ、と思ってプラットホームへ向かいました。

ここからリヨンまで乗る列車はTGV。
まだ列車は入ってなかったけど、すでにホームの辺りには大勢の人が。
自分の乗る車両がすごく前だったので、人ごみに気をつけながら少しずつホームの先に進んでいきました。

そうしてるうちにTGVが到着。
2編成、20両もつなげてたので、とにかく長い!

5分くらいかけてや~っとドアにたどり着きました。

時間が若干あったので、乗り込む前にこの写真を撮りました。
夕方5時を過ぎるとさすがに少し暗くなってきましたが、それでも雲ひとつない青い空がまだ広がっていて、そしてまだまだ暖かかったので「南仏ともうお別れか・・・」と思うとなんかすごく後ろ髪を惹かれる想いでした。


出発5分前に自分の席へ・・・
入ってみると、混んでる混んでる!
ほどんど満席で、なかにはドアのデッキの補助席に座ってる人も!!!
席がドアの近くだったのですぐ座れたのですが、中ほどだったらこの人ごみではなかなか前には進めなかったはず!
このTGVはリヨンからさらにシャルル・ド・ゴール空港を通って北フランスの都市、リールまで行くし、しかもこの日は週末金曜日、そして夕方!
だから利用する人も多いのでしょうね。
この辺は日本の新幹線と同じですね。

17時15分、マルセイユ駅を出発。
エクサンプロヴァンス駅に停車した後は、いよいよTGVらしくぐんぐん加速!
さすが時速300キロはほんま速いっ!

でもねぇ~、快適か、っていわれるとちょっと「???」
日本の新幹線よりも機密性がないのか耳がよく「ツーン」としたし、この席、進行方向と逆!
自分はちと苦手なんで・・・
(以前、東北新幹線で苦い思い出があったので・・・)

それに追い討ちをかけるように、聴こうと思ったウォークマンがいくら探しても見つからない!!
もしかして、ホテルに置きっぱなし???
もうショックでした!!

こういうときにこそ聴きたかったのに・・・
もうほんと、憂鬱な気持ちでした・・・

暗いなか、ひたすら北へ向かう列車の中で、リヨンに着くまでの1時間は少々我慢して寝ることにしました。。。

TGVがやがて速度を落とし始めて、街の明かりが見えてきて、大勢の乗客が下車の準備。
「もうすぐリヨン!!!」と思い、自分も席を立ち、デッキへ。
でもこれがなかなか着かないんだ・・・

外は真っ暗だからどこ走ってるか全然分からないし、幾つものポイントを渡りながらあちこち曲がってるから、「ちゃんと着くんだろうな~?!」と余計な不安をあおるし・・・

でも、19時頃、少々遅れたけど、や~~~~っとリヨンに到着!
いやっ、ほんま、タフな移動だった!!
前日のことがあるから心配だったけど、無理しなかったからよかったのかも。
思ったよりも空気が寒くなかったけど、やっぱりヒンヤリとしていた。
でもほっとしたこともあって、気持ちよかった!


コンコースに下りると・・・
うわぁ~~~、どこも人ごみがすごい!
ニースともマルセイユとも違う。
一気に都会に来たなぁ~、って感じでした。


ここではすぐにホテルに向かわず、切符売場に向かいました。
翌日のパリ行きのTGVの切符を買うためでした。
案の上、ここでも混んでいて行列があり20分くらい待たされました。
でも切符はちゃんと希望通り買えましたよ!
これが最後の欧州内の長距離の移動だったので、パリまでの切符を無事買えてひと安心でした。

マルセイユ駅のカフェでデザート!

2006年02月13日 01時26分12秒 | ⑥06冬・ミラノ~ニース~パリ
マルセイユの駅のカフェで食べたデザートがこれです!

名前は「Ile Flottante(イル・フロッタント)」
カスタードクリームを敷いて、卵白を固めたものを浮かべたものです。
この卵白が「Ile(←仏語で島)」のように見えることからこの名前が付けられたようです。
ちなみに「Flottante」は「浮いた」という形容詞です。

味は・・・
見かけよりは全然食べやすかった!
卵白が溶けるようになめらかで、カスタードクリームもスムーズ。
ただチト甘めだったので、ココアと一緒だったのは選択が間違ってた・・・
最後は甘ったるくて全然すっきりしなかった。。。

できればコーヒーや紅茶とか日本茶、といった苦めの飲み物の方がベターでした。

ただ、いかにもフランスらしいデザートって感じで、それを食べる経験ができてよかったです。
今度はちゃんと「日本茶のティーパック」持って行って食べてみようかな?!