地球温暖化阻止を政府が取り組むというのに 街路樹は今日もバリカン刈りです。
無理もありません 植えられる土地や面積 電信柱までの距離を考慮した植物が植えられているわけではなく 手狭な道路に木は成長して 視界をふさぐので 刈りこまれるという訳です。
我家でも 生えたしまった木は 苦言を言われ 刈込を頼まれ これでもかと 切っています。
心の中では
酸素も作れない自分が 偉そうに 申し訳ないとか
せっかく鳥が運んできて 自力で栄養の少ない土地で育ってくれてるのに 申し訳ないとか 思っています。
総論は 木を守りたいけど 各論は 体制に従います。
落葉する街路樹は 今では落ち葉の処理が大事で 落ちないことを目的に 刈りこまれることもあるようです。
まず 自分の必要な酸素分くらいは 植物を植えようとか
落ち葉で滑りケガをしても 木のせいにしないとか
感じないのかなあ。
おおらかだった昔が恋しくなります。
我家の前の道路には 銀杏の木が植えられています。
等間隔に 銀杏が何本も続きます。
今 ちょうど黄葉しはじめています。
近所の人たちは 毎年落ち葉を掃き集め 掃除してきています。
毎年 同じ木から黄葉をはじめ 決まった順で進むそうです。
風向きや 日当たり 栄養状態で 少しづつ 時期をずらすということなのでしょう。毎年世話をすると そんなことまでわかるんだと おどろきました。
銀杏の葉は 堆肥にすれば 結構良いものになりそうですが
燃やされます。
実は 自分は庭先で 草を積み 土留めしてきていました。
それを今年は 除草した草の体が乾かぬうちに ハサミで刻み
土を混ぜて花壇に置くことにしました。
虫よけに マリーゴールドとか 紫蘇 葱を混ぜています。
どうやら 新たな植物には肥料や寒さ除けになりそうです。
なんとか 道路の雑草処理も もう少し植物を生かせないものでしょうか。
葛など 繊維の材料になります。 除草剤処理されていなければ 根も薬になります。でも 役立てることには 手間がかかるので 廃棄でしょうね。
これをロボットでできないものなのかしら。
ススキも 葉はずぶん良い たい肥になるでしょうが 生かされることはないでしょう。
ドイツのように 環境に配慮する国でも 刈込はすごい機械で 徹底的なのだそうです。 私の身から出るは ため息という感じです。
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