近事変々

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※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

枇杷(びわ)の花がひっそりと咲いていた。

2006-12-14 16:19:55 | 花好きずき
 駅まで行く途中の歩道橋のすぐ脇に、毎年よく実をつける大株の
枇杷の木が植わっている家がある。
ふと見ると、結構花が咲いていたが、枇杷の花はその実から見ると
かなり小さく、白い花がひっそりと産毛に包まれるように咲いていた。







【枇杷(びわ)】

・薔薇(ばら)科。
・学名 Eriobotrya japonica
Eriobotrya : ビワ属
japonica : 日本の
  Eriobotrya は、ギリシャ語の「erion(軟毛、羊毛)+ botrys(葡萄)」が語源。
  表面が白い軟毛で覆われた実が、ぶどうのような房になることから。
・開花時期は、11/5頃~12/25頃。
・中国、日本原産。
・葉の形が楽器の琵琶(びわ)に似ているところから名づけられた。
 「枇杷」の字は漢名から。
・花は白い地味なもので気づきにくい。
・翌年5月頃、実がなる。店頭に並ぶのは5月と6月頃。
 すごく甘いけどタネがでかい。
 種類としては「田中」と「茂木」の2種類が多く、「田中」は実が丸く、「茂木」は
 やや長め。
・「桃栗3年、柿8年」ということわざがあるが
 さらに「ビワは9年でなりかねる」ということわざもあるらしい。
 (実はなかなかできないらしいです)
・葉は厚くて固く、薬用になる。関節の痛みによく効くらしい。
 また、ビワの葉を2枚、産毛のあるほう(裏)をこすり合わせて患部に貼るのも
 効き目があるらしい。
・材は粘り強いので木刀、杖、くし、印材などに使われる。
・「比波」と書くこともある。

(出典:「季節の花300」)

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