近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

雨中の首位攻防戦、延長12回4時間余の決戦は、長野の逆転3ランで幕。

2010-07-14 20:51:40 | 読売ジャイアンツ
虎倒!再び1.5差!長野、殊勲の一打12回V3ラン ― スポーツ報知

◆阪神6─7巨人=延長12回=(13日・甲子園) 

 でかしたぞ、長野!負ければ首位陥落の攻防戦で、頼もしいルーキーが4―4の延長12回1死一、二塁から決勝13号3ラン。最後はクルーンが1点差にまで詰め寄られながら、猛虎を撃退。
今季最長4時間20分の死闘を制し、連敗も4で止めた。首位攻防戦の第1ラウンドを取った原巨人が、阪神とのゲーム差を再び1・5と広げた。さあ、一気に連勝、3タテといきますかっ!

 左翼方向への浜風と降りしきる雨を切り裂くように、強烈なライナーが右翼席へ飛び込んだ。黄色に染まった甲子園は、一瞬で静まりかえった。「(右翼手の)頭を越えてくれと思ったけど、入るとは思わなかった」。驚きからか、一塁を回ると思わず、確かめるようにスタンドを振り返った。決勝の13号3ラン。前走者の阿部を追い抜かんばかりの勢いで、一気にダイヤモンドを一周した。

 同点の、敗れれば首位陥落という窮地を、ルーキーが一撃で救った。同点のまま、ともに譲らず延長戦にもつれ込み、そして迎えた12回1死一、二塁。劇砲に変えたのは西村の外角直球。打球は一直線に伸び、右翼フェンスを越えていった。

長野延長V弾!虎沈めた!巨人首位守った ― 日刊スポーツ(gooニュース)

長野、劇的V弾!負ければ陥落…首位守る! ― サンケイスポーツ(gooニュース)

長野が決めた!延長12回の激闘制す ― 巨人軍公式サイト

「おとりんの一言」

3回表に松本のタイムリーで2点を先制した巨人だが、先発の東野が、4回裏、突然5連打を浴びて4点を失い逆転された。
また投壊かと思われたが、7回表、エドガーのヒットを足がかりに2点を上げて試合を振り出しに戻した。

降りしきる雨の中、試合は4-4のまま延長戦に突入、必死の攻防で12回表を迎えた巨人は、小笠原がヒットで出塁、寺内が送って一死二塁、阪神ベンチは阿部を敬遠、長野との勝負に出た。
長野は巨人ファンの願いを乗せてライトスタンドに逆転の3ランを叩き込んだ。

3点のリードで勝負はあったかに見えたが、しぶとい阪神は、一死二塁、鳥谷がクルーンから2ランを奪い差は1点と迫った。
しかし、クルーンが踏ん張って後続を絶ち、辛くも巨人が逃げ切った。
やはり阪神の強さは半端ではないと思い知らされた熱戦ではあったが、ゲーム差はふたたび1.5と開いた。