内海、３回６失点であえなく返り討ち。

「やり返す」はずが、内海３回６失点！投壊でまた完敗 ― スポーツ報知

◆巨人２―８広島（７日・ひたちなか）　

　またしても内海が打たれ、マエケンを打てなかった。１日と同じ顔合わせは、巨人・内海が３回６失点の背信投球で２戦連続ＫＯ。４敗目を喫し、前回の雪辱は果たせなかった。広島・前田健は７回２失点の好投でハーラートップタイの１１勝目。巨人投手陣は８試合連続２ケタ被安打で、０３年以来２度目のワーストタイ記録。２位・阪神とのゲーム差は再び２となった。

　張り詰めていた緊張の糸が切れた。内海はベンチでグラブをたたきつけて悔しがった。３回までに８安打を浴び、今季自己ワーストタイの６失点（自責２）で４敗目。リベンジに燃えていた前田健との投げ合いに、２週連続で完敗した。復調の兆しを見せることなく、早々とマウンドを降りた。

　立ち上がりから変化球がすっぽ抜け、直球の球威もなかった。初回に失策がらみで先制されると、３回には４７球を要し、打者一巡の猛攻で６安打５失点。２死満塁からはカウント２―０から前田健に右前適時打を浴びた。雨でぬかるむマウンドを全く問題にしなかった相手エースとは対照的。試合後は何を聞かれても「分かりません」と答えるのがやっとだった。

内海“返り討ち”３回ＫＯ「敗因？分からない…」 ― スポーツニッポン(gooニュース)

内海大乱調３回６失点、長野がマエケンから場外弾も大敗 ― スポーツ報知

楽天連勝、聖沢が逆転満塁弾。

聖沢“非力”から変身！増量バットで逆転満弾 ― スポーツニッポン(gooニュース)

【楽天６－４ロッテ】（７日・Ｋスタ宮城）

　昨年までは見られなかった弾道が右翼スタンドで弾んだ。昨季までの２年間で長打は二塁打が１本だけの楽天・聖沢。今季２１本目の長打は、２回１死から放った逆転の２号満塁弾だった。

　３年目の今季、テーマに掲げたのは長打力アップ。５０メートル６秒の俊足を生かすため、昨季までは球を転がすことを強く意識していた。しかし、レギュラー奪取へ選んだ打撃は「外野の間を抜く打球、外野の頭を越す打球を打つこと」。
これまでは自らが扱いやすいバットを使っていたが、チームメートの草野から助言を受けて８４０グラムから９４０グラムの中長距離用バットに替えた。「最初は重いと思ったが、スイングを続けるうちに慣れてきた。バットを上から落として球にぶつけるイメージで振っている」。
体重１００キロを超える山崎が８８０グラムのバットを使っていることを考えれば、７２キロの聖沢には重い。しかし、一握り短く持ち、ヘッドの重さを利用することでヘッドスピードが以前より増し、力強い打球が飛ぶようになった。

【楽天】ブラウン、満塁弾の聖沢褒める ― 日刊スポーツ