若い頃、良く海水浴に行きました。独身の時のお話ですが、結婚後も時に子供を連れても行ったかな。子連れだとハワイのカイルアがお気に入りで、ノースショアのサンセットビーチも好きだった。昔は、絶対日焼け止めは塗らなかった。個人的には日焼けしたくて海に行くのに何故日焼け止めを塗るのか理解出来なかった。今は、部活や大会で日差しに晒されるなか、日焼け止めを塗るのが面倒と言う理由で塗らない私がいます。お陰で手足は染みだらけ。顔もか。人口10万人あたり5人と推定されている皮膚がんの発症率。胃ガンの発症率は10万人あたり98人?本当かどうか知りませんが、気にしてもしょうがないレベルと思うのは私だけ?
パラリンピックも残り期間が少なくなってきました。
昨日のブログにもチラッと書きましたが、
ボッチャでは混合チーム(脳性まひ)の準々決勝が行われ、
日本はブラジルと対戦しました。
改めて、ボッチャと言う競技を紹介すると、
「地上のカーリング」とも呼ばれる競技で、重度の脳性まひ、または同程度の四肢機能障害者のために欧州で考案されたスポーツの様です。
競技はバドミントンと同程度の広さのコートで行う。先攻がジャックボールと呼ばれる白いボール(目標球)を投げ、続いて先攻が赤、後攻が青のボールを6個ずつ投げたり転がしたり蹴ったりして、いかに多くのボールをジャックボールに近づけるかを争う。障害のため手で投げられない選手はランプと呼ばれる滑り台に似た勾配具を使える。方向や距離を推測し、ランプの角度や高さをアシスタントに指示しボールを転がすが、アシスタントはコートに背を向けなければならず、選手への助言もできない。選手が目標球の位置を決められるほか、試合の途中でも自分のボールを当てることで目標球の位置を変えられる。2手、3手先を読む緻密な戦略や繊細な技術、駆け引きに見応えがある。
カーリングは中心点に近いストーンの数で得点が決まりますが、
ボッチャはこの白いボールに近いボールの数で得点が決まります。
一番の特徴は白いボールも動かせるというのが特徴です。
さて、この試合ですが、6エンド闘う中で、
日本が1-0とリードした後、
ブラジルに4エンド連続で1点ずつ取られ、
最終の6エンド始まる前の時点で、
日本は1-4とリードされていました。
3人でチームを組み、1人2投ずつ投げる団体戦。
その最終エンド、日本が先行だったので、
まず杉村選手が白いジャックボールをやや遠目にセット。
投げる地点からは5m強程度離れた場所に置きました。
遠くなればなるほど正確性が求められる訳で、難しさも増加します。
日本は3得点以上が必要な中、有利に進みますが、
お互いの緊迫した投球が続き、
杉村選手が第5投を投げる前には、
ブラジルは6投全て投げ終わっていました。
その時の配置はこんな感じでした。
このままなら日本は2点しか取れず負けとなります。
3点以上取るためには白いボールを後ろに動かす必要がありましたが、
手前から転がすには相手ボールが壁になって邪魔な配置。
と言う事で、ボールを浮かせて距離を合わせ、
ピンポイントで白いボールに当てるかなり難しい投球が必要でした。
それを、杉村選手が見事成功させ、3点を獲得。
同点としてエキストラエンドに突入。
エキストラエンドでは、書かれた四角の位置に、
白いジャックボールが置かれ、
コイントスで先行を獲得した杉村選手が、
またまたピッタリ、ジャックボールににピッタリつけ、
ブラジルにプレッシャーを与え、
ブラジルが先に6投投げ終わった時点で、
ブラジルのボールが最も近い状態でした。
このピンチで再び杉村選手がジャックボールを押し、
見事1点を獲得しました。
日本は6投目を投げず、これで勝利を確定させ、ベスト4進出です。
ボッチャの魅力を存分に味わうことが出来た試合でした。
ただ準決勝は、インドネシアに0-9で敗れ、
3位決定戦で韓国と対戦します。
東京パラリンピックでも、準決勝でタイに敗れた後、
見事3位になったので今回も3位を勝ち取って欲しいですね。
他のパラリンピックのトピックスです。
ゴールボール女子は、準々決勝でブラジルに0-2で敗れました。
5位6位決定戦では予選で勝利したカナダに0-1で負け6位となりました。
残念でした。
ただ、男子は予選リーグB組1勝2敗で3位でしたが、
決勝トーナメントでは、
準々決勝でA組2位のアメリカに6-4で勝ち、
準決勝で、予選リーグで負けた中国に13-5で勝利。
決勝で予選リーグで8-9で負けたウクライナと対戦します。
ガンバレ日本です。
車いすテニス女子シングルスは、
上地結衣選手が準決勝で6-0、4-6、6-4で勝利し、
決勝で女王のデフロート選手と対戦します。
女子ダブルスも、上地結衣選手/田中愛美選手ペアが、
準決勝で6-0、6-1で勝利し、
決勝でデフロート選手/ファンクート選手ペアと対戦します。
男子も、小田凱人選手は準決勝に進出しています。
同じく小田選手は、三木拓也選手とのペアで決勝に進みました。
頑張って欲しいですね。
ガンバレ日本です!
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