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徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

J1リーグ第11節 エスパルス対アビスパ戦

2025-04-21 13:42:39 | サッカー(エスパルス編)

今日は表題の通り、J1第11節のお話です。現状マリノスとFC東京、グランパスが不調に喘ぎ、レッズも低調でしたが、そこから復調して4位まで上がってきています。過去にも。優勝してもおかしくないメンバーで降格したチームがあり、そういうチームは「そのうち巻き返すだろう」と思っているうちに、最後まで流れが悪く降格したチームもあれば、後半で流れを取り戻し、最終的には上位に進出というチームもあります。ですから、先程挙げた3チームもどこかで真の実力を取り戻す可能性もあり、対戦相手は「油断大敵」ということになります。エスパルスも、ここ2試合は勝利を勝ち取りましたが、決して安泰ではなく、ちょっと連敗すれば、あるいはけが人が増えれば、あっという間に降格圏です。だからこそスリリングで面白いのですが、取り敢えず5連勝くらいしてくれると、精神衛生上良いのですが。

 

昨日、4月20日のエスパルスは、

J1リーグ第11節、対アビスパ戦が行われました。

結果から書けば3−1での勝利。

アビスパは10節終了時点の暫定順位で1位。

土曜日の試合でサンガが勝ったため、試合前の暫定順位で2位でした。

4月16日にエスパルスはマリノスと戦い、

後半のみの出場選手もいますが、高橋選手、宇野選手、ブエノ選手はフル出場。

一方、アビスパはルヴァンカップだったので、

多くの主力選手がお休みだったり、出場時間が短かったりで、

エスパルスはコンディション面で不利?と思われ、

ここまでのチーム順位やチーム状況を考慮すると、

苦戦と言うか勝てない?という心配がありました。

 

しかし、相性ってやっぱりあるのでしょうか?

この試合までのアビスパとの対戦成績は17勝2引き分け4敗。

エスパルスのホームの試合は8勝1引き分け2敗。

1996年の初対戦は敗れていますが、そこから9連勝。

そこで1回負けましたが、その後5連勝。

直近5試合の対戦成績は天皇杯の1試合を含めると3勝1引き分け1敗。

含めないと2勝2引き分け2敗でした。

エスパエルスがホームで負けたのは2000年の7月8日まで遡ることになります。

この年はアウェイでも負けて、シーズンダブル敗戦の唯一のシーズンでした。

 

そんな相性の良さが昨日の試合にも再現されたのか?

疲弊しているはずの多くの選手が躍動していました。

その原動力と感じたのが、DAZNからもはっきり聞こえてきた応援のチャント。

いつにも増して大きく感じました。

そして、出場した選手が全員、頑張りが見えるパフォーマンス。

特にMVP級の活躍だった、

マテウス・ブエノ選手、蓮川壮大選手、高橋祐治選手、松崎快選手、

宇野禅斗選手、乾貴士選手、カピシャーバ選手。

そしてわざと最後に残した吉田豊選手。

ほぼ全員じゃんと言われるでしょうが、

ここに名前の出ていない選手も、

出来が悪かった訳ではなく、普通だっただけでした。

 

例えば、西原源樹選手は守備に課題があり、

昨日の試合でもカピシャーバ選手と比べれば、

かなり見劣りがしますが、

それでも今シーズンのここまでの出場の時に比べると、

かなり守備の頑張りが見えていて、そういう成長は物凄く好ましく感じました。

まだ若いし、そういう成長が今後の活躍を予感させてくれました。

 

そして多くの方が、この試合のMVPと語っていましたが、

吉田選手は、相変わらず攻撃面では物足りなさを感じますが、

少なくとも昨日の守備は無双状態。

フィジカルで相手を抑え込み、

アビスパの右サイド、エスパルスの左サイドは、

紺野選手と前嶋選手がかなり厄介なのですが、

カピシャーバ選手と二人でほぼ制圧?していました。

反対サイドの藤本選手と志知選手には手こずっており、

PKも藤本選手のドリブル突破から生まれましたが、

61分に藤本選手とザヘディ選手、79分に紺野選手と名古選手、

エスパルスにとって怖かった4人の選手が、

次々と交代してくれたのが個人的にはすごくありがたく思いました。

交代で出場したウェリントン選手(37歳)は、

相変わらずヘディングに強さを見せていましたが、

動き自体は最初からヘロヘロに見える不安定さで、

DFの蓮川選手、高橋選手、羽田選手は、十分対応出来ていました。

 

得点シーンは3点とも非常に素晴らしい得点でした。

1点目の松崎選手は、私も、そしてアビスパの選手も、

そこからシュート打つとは思わなかったのでは?

確か田代選手だったか?横に並ぶディフェンス陣に対して、

「松崎選手のパスコースを消すように」

という感じでジェスチャーしている最中、シュートが放たれました。

私は、松崎選手が打った瞬間、

そんな無理矢理のシュートダメでしょう!

と思いながら見ていたら、入っちゃったんですよね。

 

2点目は最初どうやって入ったか良く分からない中での得点。

ゴール前のエスパルスの選手は4人いることはいましたが、

ブエノ選手ゴールエリアの角でアビスパの選手2人挟まれ、

ニアポストに蓮川選手がいましたが、

その前後にアビスパ選手がいたのでボールには近づけず、

ファーポストに北川選手がいましたが、ボールからは遠く、

ブエノ選手がヘディングした時には、

    | ゴール  | エスパルス選手◯アビスパ✕

ーーーー|ーーーーーー|ーーーーーーーーーーーーー

             ◯ 

     ◯  GK    ✕         ◯

    ✕  ✕  ✕  ✕ブエノ✕    ✕

       ✕ ◯ ✕   ✕

     ◯

 

     ◯  

四面楚歌状態の立ち位置からのヘディングシュート。

5人くらいに囲まれてのシュート。

リプレイを見てブエノ選手が後にスラしたようなシュートでした。

 

3点目は乾選手がサイドチェンジをしたのですが、

蹴った瞬間、画面にはファーサイドは誰もいなかったので、

「センタリングを失敗して大きく蹴りすぎたのか?」

と思っていたところ、

程なく画面の外から北爪選手が現れて、

ドンピシャで折り返しての得点。

松崎選手がオフサイドのように見えましたが、

VARもそこまで時間を掛けなかったので大丈夫だったようです。

ただ、発表が松崎選手の得点ですが、

競り合った安藤選手が触っているようにも見え、

YOUTUBEではオウンゴールと言っていらっしゃる方も多いですね。

 

最後に、後半のアディショナルタイムが8分。

前半はVARチェックが何回か合ったので7分は納得ですが、

後半、何故に8分かは本当に謎で、

秋葉監督が第4の審判に、

「本当?」と確認する様子がDAZNで抜かれていましたが、

みんなそう思ったと思います。

まあ、2点差合ったので、追いつかれる心配はなかったのですが。

 

それにしても、過去にアディショナルタイムで失点し、

追いつかれたり突き放されたり。

悪夢の時間帯だったことを思うと、今の守りの堅さは本当に頼もしく、

昨日も、アディショナルタイムのアビスパの攻撃の方が、

バタバタ感?攻めあぐんでる感?が強く、

失点の気配はなかったですね。

本当に嬉しい状態です。

 

さて、恒例のスタッツです

支配率で39%。

 シュート6本(アビスパ14本)

 枠内シュート4本(アビスパ5本)

 パス253本成功率70%(アビスパ462本75%)

走行距離はチーム合計 112.6km。

アビスパはチーム合計 114.6km。

フリーキック17本(アビスパ13本)

コーナキック2本(アビスパ2本)

後半のエスパルスはシュート1本でした。

 

枠内シュート4本で3点。

未だに数字の根拠が理解できませんが、

前半でのゴール期待値が0.57点で3点。

後半シュートが1本しか打てなかったのに、

ゴール期待値は0.75に増えていました。

この数値が必要なのか?疑問です。

 

 

コメント
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