さて、テニスの全仏オープンが始まり、女子シングルスでは大坂選手が1回戦を突破しました。日比野菜緒選手は1回戦敗退と残念な結果です。大坂選手は2回戦でこの大会を3度制し、2連勝中の第1シード、イガ・シフィオンテク選手(ポーランド/世界ランク1位)と対戦します。絶好調でも勝てるかどうか不明な相手。良い試合を見たいです。
エスパルスの日曜日はホーリーホック戦でした。
私はR中が参加する大会への付き添いで、
リアルタイムで視ることは出来ませんでした。
ただ、第16節の横浜FCとの試合の印象が残っていたので、
楽勝で勝つとはとても思えないですし、
むしろここで連敗し、坂道を転げ落ちる?
頭には悪い事ばかりが浮かぶ状況でした。
幸いにも?結果を知る状況にならなかったので、
家に帰ってからDAZNでゆっくり見ることが出来ました。
結果は2-1での勝利ですが、
先制点を奪った後にすぐ追いつかれ、
後半まあまあの時間帯に得点を挙げたものの、
最後まで何となく安心感には程遠く、
何度かピンチもあり、チャンスは少なく、
終盤に3バックと言うか5バックのオプションで、
いつもなら守りに入ると言う安心感を感じるのですが、
今回は、最後までドキドキでした。
まあ、私の問題ですが。
さて、矢島選手の先制点ですが、
ゴール前からのFKはエスパルスの場合あまり期待感を伴いません。
DAZNの解説者はゴールとの距離が遠いと言っていましたが、
私はむしろ、一番決まり易すい距離とは思いました。
ただ、だからと言ってエスパルスが得点できる確率は5%くらい?
と思って見ていましたが、若干のラッキーがあったとは言え、
(クロスバーに当たって跳ね返ったボールがGKに当たってゴールに入る)
最近、得点の可能性があるFKが増えてきたことが素直に嬉しいです。
(ユナイテッドFC戦の山原選手の惜しいFK等)
それでも、得点した後の3分後に失点しました。
この時左コーナーキックをニアで寺沼選手が触り、
ボールはファーサイドヘ。
これを高木践選手が相手選手と競りながらクリア。
クリアの鉄則は外へですが、その外側に相手選手がいたので、
ただ、前方にクリアするのがやっとでした。
仕方なかったと思いますが、
そのボールを拾った相手選手とゴールまでの道筋が、
モーゼの十戒での海が割れるシーンの様に、
道筋が開いていました。
寺沼選手がニアで触ったので、
多くのエスパルスの選手がニアに集まっていて、
中央からファーに掛けて人が少なかったですね。
そして、いつも感じるのですが、
シュートブロックに行く時のブラガ選手が、
必ず最後で後ろを向くと言うか、横を向くと言うか、
身体でブロックに行かないんですよね。
対戦相手は覚えていませんが、
前の試合では、相手フリーキックの際に、
壁に入ったブラガ選手に対して、
権田選手が後ろを向くなと注意していた事を思い出しました。
まあ、失点はこの1失点のみなので、
ギリギリの許容範囲でした。
エスパルスの2点目は白崎選手のドンピシャのヘディングでの得点。
この時の流れが中々に面白かったので少し触れたいと思います。
北川選手がポストプレーから、
中央に切れ込んできた白崎選手にパス。
これは相手DFに当たり跳ね返って北川選手に戻ってきました。
北川選手はサイドの原選手へパス。
この時点で白崎選手はゴール前のオフサイドポジション。
絵にするとこんな感じです。(敬称略相手DFは●)
まあ、判り難いと思いますが。
GK
白崎(オフサイドポジション)
↓
矢島→ ● ● ●→ ブラガ ●
● ● ●
北川 ● (ボール)○ 原
若干位置がズレていますがこんな感じでした。
この後、原選手がセンタリングをする直前には、
●矢島 ●白崎 ●ブラガ ●
白崎選手はオフサイドポジションから戻ってきて、
7人がほぼ横並び状態。
相手DF4人とエスパルス3人が交互に並んでいました。
原選手がセンタリングをあげた瞬間に、
白崎選手の前にいた選手がブラガ選手に寄せたことから、
原選手と白崎選手の間がキレイに障害のない状況になりました。
恐らく相手にとってはブラガ選手が気になり、
白崎選手がオフサイドポジションから戻って来たので、
エアポケットの様にフリーにしてしまったんですね。
原選手がもう少し早くセンタリングを上げたら、
戻りオフサイドでした。
ある意味紙一重の状況でした。
白崎選手のヘディングもかなり質が高く、
気持ちの良い得点でしたが、
試合全体ではホーリーホックのチームプレーは素晴らしく、
惜しむらくは運動量が終盤落ちたことで、
これはある意味仕方なかったでしょう。
さて、恒例のスタッツです。
支配率で48%。
シュート11本(ホーリーホッ14本)
枠内シュート7本(ホーリーホック8本)
パス424本成功率77%(ホーリーホック435本74%)
フリーキック15本(ホーリーホック11本)
コーナーキック2本(ホーリーホック5本)
苦戦の跡が良く判りますね。
ホーリーホックは良いチームでした。
長くなるので最後に、
V・ファーレンの第19節が、
諸事情により6月26日の水曜日に先送りされます。
元々、層が厚いチームなので、
そこまで影響はないでしょうが、
第19節が終わるまでは暫定順位となるので判り難くなる訳ですね。
まあ、余談でした。