もう話題としては古い話ですが、ちょっと前に、ある飲食のチェーン店が4日間店舗を閉めて清掃作業を行ったようです。昔から感じていましたが、年中無休で、24時間営業の飲食店は、いつ店舗の清掃を行うのだろう?と思っていました。客席のテーブル周りは、お客様のお皿等を片付ける際や、深夜の人の居ない時間にチャチャッとやれば、それなりに「キレイ」感は出せるでしょうが、調理場は、YOUTUBEの飲食店の密着動画でも、毎日1時間程度掛けて清掃を行っているシーンを見るにつけ、街中華と大手チェーン店のセントラルキッチン方式のなかでの店舗とは、汚れ方は大きく違うでしょうが、それでも、本当に清潔の概念を持って、しっかり清掃を行なっているとは思えない現実。人手不足で接客さえ不十分な中、清掃に十分な時間を掛けているとはとても思えません。今回の事例も氷山の一角だと思っています。
4月6日の親善試合の対コロンビア戦のお話は、
エスパルスのお話の後にチラッと書きましたが、
昨日はその第2戦?トレーニングマッチとして行われました。
トレーニングマッチなので代表経験を表すキャップ数には含まれないようですが、
眞城美春選手が代表デビューと共に初ゴールを果たしました。
4月6日の正式な親善試合は1−1であり、
終了間際のPK獲得からギリギリ追いついた展開でしたが、
この日の8日のテストマッチは6−1と、やや、緩い試合となりました。
【得点者】
1-0 45+3分 植木理子(PK/なでしこジャパン)
2-0 46分 松窪真心(なでしこジャパン)
3-0 50分 籾木結花(なでしこジャパン)
4-0 57分 遠藤優(なでしこジャパン)
5-0 60分 高橋はな(なでしこジャパン)
5-1 73分 ダニエラ・カラカス(コロンビア女子代表)
6-1 90分 眞城美春(なでしこジャパン)
あくまでもテストマッチなので、第1戦のレギュラーメンバーはほとんど出場せず、
先発メンバーと交代メンバーは最後に載せておきます。
この試合もダイジェストしか見ていませんが、
相手(コロンビア)がそこまで真剣?本気?ではなかったように見え、
だからこの試合の結果というか、パフォーマンスだけで、評価しにくいのですが、
一つだけ言えるのは、そこまで相手のプレッシャーが掛からなければ、
選ばれたメンバーはそれなりに日本代表としての質の高さは発揮出来ていました。
モチロン、相手の本気モードからの強いプレッシャーの有無は重要で、
そこで良いパフォーマンスが出せないのであれば、
ワールドカップやオリンピックで良い成果を出せるハズはありませんが、
その緩さの中でも、なかなか良いパフォーマンスが出せない選手がいる中では、
何人かは今後に期待できそうなパフォーマンスを見せてくれました。
例えば、松窪真心選手の良さは、前線で相手をかき回す、その豊富な運動量です。
その、動きの質や、フィニッシュに至るシュート力に課題は残りますが、
まだ20歳の年齢と、アメリカでの武者修行の中で、
25試合に出場して3得点しており、
レギュラーとして出場機会を得ていることは、今後の成長も期待できる気がします。
コロンビアで開催されたの2024∪−20サッカー女子ワールドカップでも、
準決勝のオランダ戦で2得点するなど、
大会を通じて5得点・1アシストの活躍で準優勝に貢献しシルバーブーツを受賞。
ポストプレーヤーではありませんが、シャドーで輝く可能性のある選手です。
眞城美春選手はまだ18歳ですが、
既にWEリーグに出場し、1得点を上げていますが、
2022年には∪―17サッカー女子ワールドカップに飛び級で出場した後、
2024年春のAFC、∪ー17女子アジアカップでは全5試合に出場し、
通算4得点を挙げて大会最優秀選手にも選出され、
本番の∪−17ワールドカップでも1得点を上げました。
個人成績
◆なでしこジャパンメンバー
GK 大熊茜(INAC神戸レオネッサ)
DF 遠藤優(三菱重工浦和レッズレディース) →78分 南萌華(ローマ/イタリア) 高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース) 石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース) 佐々木里緒(マイナビ仙台レディース)
MF 杉田妃和(ポートランド・ソーンズFC/アメリカ) 眞城美春(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 植木理子(ウェストハム/イングランド) →72分 宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) 松窪真心(ノースカロライナ・カレッジ/アメリカ) →63分 長野風花(リバプール/イングランド) 中島淑乃(サンフレッチェ広島レジーナ) →46分 籾木結花(レスター・シティ/イングランド)
FW 上野真実(サンフレッチェ広島レジーナ) →46分 清家貴子(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) →80分 熊谷紗希(ロンドン・シティ・ライオネス/イングランド)