南流山福祉会館でのお笑いライブ1周年を紹介する千葉日報記事
以下、紙面より。
仲間とお笑いライブ1周年 流山の「地下芸人」 ゆきおとこさん(55) 【ひと模様】
お笑い芸人として初舞台を踏んでから32年。大きな芽は出ぬまま今も週4日、東京都内の郵便局に通って深夜の仕分け作業で生計を立てる。でも、好きな道は捨てられない。流山市出身で同市在住。昨年4月からは「売れない芸人」を意味する「地下芸人」仲間に呼びかけ、同市内で月1回の「お笑いライブ」を始めると「面白い」と口コミ評判が拡大。4月28日の1周年ライブは、約70人の観衆で爆笑の渦に包まれた。
ツービートやB&Bが一時代を築いた1980年代初めの漫才ブームで、お笑いのとりこに。テレビのオーディションも受けたが落選、一時はボクサーも志したが、「本当に好きなのはお笑い」と都内のストリップ劇場で初舞台を踏んだ。
以降、3組のコンビでブレークを図ったがどれも売れず解散。現在はピン芸人としてひとり漫談を披露する。昨年、TBS系番組「水曜日のダウンタウン」が企画した日本一ウケない芸人を決める「S-1グランプリ」で準優勝の“栄誉”に輝き、知名度を上げた。
ウケなくても売れなくてもお笑いを続ける姿から「地下芸人の大御所」と呼ばれるように。仲間たちは「地下芸人界の矢沢永吉」「面倒見が良く魅力的」と、存在感に太鼓判。
新型コロナ禍に苦しんだ世間を少しでも明るくしたいと、昨年4月から南流山福祉会館で「お笑いライブ」を無料開催。「芸人は一匹おおかみ。弟子は取らない」と語るが、同市出身のインタレスティングたけしさん(44)をはじめ、ゆきおとこさんを慕う芸人4人もノーギャラで毎回出演するようになった。今年1月からは、集まったおひねりから交通費など実費を除いた全額を能登半島地震の被災地に寄付している。
漫談の決めぜりふは「ウォンチュー」。「仕事が欲しい」「ウケてほしい」との願いを込めて言い放つと、1周年のライブ会場の客が笑い声で後押し。次回は26日午後1時から。控室で「お笑いの道はまだまだこれから。死ぬまでお笑いを続ける」。ととびきりのはじける笑顔で意気込んだ。
4月28日(日)の第13回南流山お笑いライブで写真を撮っていらしたのは千葉日報の記者さんだったのですね
取材現場に遭遇してちゃっかり写真を撮らせていただいたラッキーなワタクシです。
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