2017年1月関東支部「八王子運転会」報告
暖かな気温と日差しの中でスタートした新年の運転会
会員番号31-117
岸田 弘
2017年最初の八王子運転会は、1月29日(日)に開催されました。最高気温は11℃とまずまずの暖かさ。日差しにも恵まれ、上着を脱いでの運転会となりました。
新年に集う
久しぶりに参加の大山さん。先ずは愛機ドルチェのボイラーテストです。テストに先立ち、水位計のガラス管とOリングを交換してきたのですが、その締め付けが弱く、ここから水漏れが…。慎重に増し締めをし、見事合格。笑顔で本線に出て行きました。
緊張のボイラー検査/大山さん(ドルチェ)
清水さんは2歳のお嬢さんのために、仮組の電動凸電での参加でしたが、お嬢さんはトーマスが大好き。結局、石川(安)さんのトーマス+EB10を借りて、家族で楽しんでいました。
石川さんのトーマス号を借りて/清水さん
ホンダの発電機で100Vの電気を発電し、2層式洗濯機の洗濯機や脱水機のモーターで駆動する佐藤猛さんのトビー。昨年モーターやギヤ比を変えてテストを繰り返していましたが、結局、洗濯機モーター+低速ギヤで、トルクと最適スピードが出せるようになったようです。佐藤さんにとっては、この間の試行錯誤が楽しみのようです。
ギヤ比の改善でトルクを上げて/佐藤さん(トビー)
今回は4トラックシェイを持って参加の武田さん。長期間・長時間の走行で、スチーブンソン式バルブのカムとエキセントリックストラップとの接触部分が偏摩耗したため、OSに入院し、摩耗したところをリン青銅の板を溶接して肉を付け、機械で真円に削り直して元の正常な状態になったとのことで、パワーの回復ぶりに大満足でした。説明を聞いていたメンバーからは、「古くなっても修理に応じてくれるOSは安心」との声が出ていました。
弁装置の修理で絶好調の4トラックシェイ/武田さん
コッペルで参加の矢島さん。ブロアーの蒸気を煙突から噴き出して、冬のライブスチーム運転を楽しんでいる様子でした。
白い蒸気を上げて/矢島さん(コッペル)
BR24で参加の鶴見さん。単機の走行では力が余り物足りなそう。その後ろでは、武田さんが今後始まる複雑なダブルクロスとクロスレール部分の枕木交換を前に、交換手順を思索していました。鶴見さんはこの後、見学のお客さまを見つけて乗用車両を連結。機関車に負荷を与えてやっと本来の力を発揮することが出来、満足そうでした。
ダブルクロスとクロスを通過/鶴見さん(BR24)
石川(安)さんのトーマス+EB10は、子供に大人気。この日も、子供たちが乗車待ちの列をつくる人気振りでした。
子供にはトーマスが人気/石川(安)さん(トーマス+EB10)
岸田も、早朝の厚手のジャンパーを薄手のものに着替え、小田急10000型での周回と見学の子供を運転席に乗せての運客を楽しみました。
駅を出発/岸田(小田急10000型)
参加者は少ない走り初めでしたが、、今年も、メンバーそれぞれの楽しい運転会が始まりました。