令和4年12月法隆寺運転会

2022-12-20 11:54:10 | 投稿記事

会員番号62-62
澤井 清信

 12月に入り毎週のように「今期最大の寒気到来」の語句が聞かれる関西の週間天気予報で「一段と厳しい冷え込みにご注意下さい」と予想の12月18日(日) OS法隆寺レイアウトに於いて12月法隆寺運転会が行われました。予報は的中!!雲は無かったのですが、北風が冷たい一日でした。予報が災いしてか、参加者33名(13時集計)にとどまりました。

 ミーティングで、OS北田様から今年一年トラブルの無い法隆寺運転会が開催出来て良かったとのお話がありました。小川精機の年間スケジュールが決まり、来年運転会のポケットカレンダーの配布がありました。
 また、会員証が完成しているので更新して下さいとのことでした。
 神戸の内山様から11月に開催された「神戸メリケンパーク運転会」のお話がありました。2日間で約3000人のお客さんがあり、盛況だったとのことでした。ただ設備撤収時に日没となり、てまどったため次回はもう少し早い時期での開催を検討したいとのことでした。(個人的には5月開催希望!!)
 
 写真はクラブハウスをバックに、一瞬マスクを外し“ハイ、チーズ!!”

軸動ポンプのブーツ。

 例のごとく、ブラブラしていると、お声掛かりがありました。“走行音が少し変や!!”とのこと。確かに、発車して50cmほどすると“ ジュ、ジュ”と音がする。私の手に負える代物では無いので、OS北田様に即ヘルプ!!後で聞いたのですが、軸動ポンプに汚れが付着しており、取り除いたところ改善されたとのことでした。その時ポンプのゴムブーツが破損して無くなっていたそうです。軸動ポンプは最下部に在り色々とゴミを拾う可能性もあり、かつ摺動しますのでゴムブーツは有った方が良いかも知れません。またゴミでOリングが傷つくと給水不良になるかもしれません。

準備

燃え方。
 先月の投稿で「石炭着火」について書きましたが、読みかえしてみると「当たり前のこと書くな!!」との声が聞こえそうだなと感じました。そこで今月は言い訳を書かせていただこうと思います。油を染み込ませた木片や着火剤を塗布した物にライター等で火を着ければ「着火」はします。現象的には燃えています。しかし、その燃焼では「何が燃えている」かが重要だと思います。科学的知識が乏しいので正解かどうかは判りませんが、油染木片は染み込んだ油が概ね抜けないと木片は燃えないと思います。(ロウソクの芯と同じ現象?)油リッチ状態では油のみが燃えているだけだと思います。そのようなときに石炭を投入すると火が消える可能性が高いと思います。火室の中の状態を想像し、今何が起きているか判断する必要が有ります。火室の状況判断は煙突から出る「煙の色・香り」で見極める必要があると思います。ある意味「経験・勘」が必要だと思います。
 それと外気温でも燃焼状態は変化すると感じています。冬は夏に比べ火室の温度も上昇しづらくなるでしょうから、夏期と同じ様にしても上手く行かない可能性も有ると思います。
 偉そうに上から目線で書いてきましたが、実のところ石炭走行のミニSLはOSロケット号が最初でした。まともに法隆寺レイアウトを連続投炭で走行出来るようになるのに約1年掛かりました、その時「燃焼」の奥深さを痛感しました。危険物取扱者の試験(乙4)のときに「可燃物・酸素・熱源」の1つでも欠けたら燃焼しないと教わりました。言い換えると3要素を全て揃えれば石炭燃焼も恐れるに足らずということだと思います。ここで「熱源」は火室の「温度」だと思います。充分に火室温度を上昇できれば石炭は着火しやすくなると思います。

ボイラテスト

 今年も残り少なくなりました。来年も法隆寺運転会でお会い出来ますことを楽しみにしております。
 寒気厳しきおり、体調等崩されませんようご自愛ください。


昼食風景

フォルテ

サンタ

C62

クラウス

C11



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