丸森町から! 一條己(おさむ)のほっとする丸森

15頭の乳牛と田に30羽の合鴨。畑に特産ヤーコンを作っています。訪れるだけで「ほっとする町」丸森町の様子をつづります。

H22年9月定例会一般質問

2010-08-18 15:53:00 | 日記
毎日暑い日が続いていますが
稲の出穂が早いと思ったら
稲穂が曲がってきて
今は黄色く色づき始めています。
餅米などはすずめの集中攻撃で
私としては
スズメさんイナゴが美味しいよと
つぶやいてしまいます
お産した牛は
あぶくよだれタラタラで
だいじょうぶか
トマト号の親・・・
一般質問の内容は次の様なものになります
1、県道丸森梁川線の拡張改良工事が検討されないのはなぜか
町内を通る県道の中でも一番の交通量があると思うが危険個所以外の改良工事は行われていないようである。川田島や梁川にある採石場からの砕石の運搬や福島との交通の主要路線である。私が議員になってから6年になるが議論されたことが無いのはなぜか。福島側との検討をすべきと思うが

2、高齢者・障害者世帯に地デジ対策補助が必要である
2011年7月24日。日本のテレビ放送は全てデジタル化され、アナログでしか受信できないテレビは見られなくなる。
以降は地デジ対応テレビか、地デジ対応チューナーが無いとテレビを見ることはできない。
「国ではデジタル放送の受信機については、視聴者の自己負担で購入することが前提であるが、地上デジタル放送が生活に必要な情報を提供しているということで、経済的に困窮度が高い世帯に対して、各世帯のアナログテレビ1台で地上デジタル放送を視聴するために新たに必要な最低限度の機器の無償給付を行う」とある。
対象世帯は「NHK受信料全額免除世帯」のうち地上アナログ放送を視聴している世帯で、「UHFアンテナ+設置工事費、チューナー+操作説明」が無償給付される。
NHK受信料全額免除の該当者は
・生活保護扶助受給者
・市町村民税非課税の障害者
・社会福祉事業施設入所者
・災害被災者
・社会福祉施設
・学校
とあるが丸森町はH21年4月では高齢者人口率32,73%。5350名が65歳以上の高齢者である。高齢化率53%という福島県昭和村で行われたアンケートではテレビ買い替えに出せる費用は「5万円以下」と回答した世帯が53%、「10万円以下」の回答を含めると70%を超えたそうである。
特に私が心配するのは障害者や町に暮らしている一人暮らしの高齢者である。一人は二人暮らしの時より収入が半分以下になるが支出はそれほど減少しない。一人暮し418人の中の「NHK受信料全額免除世帯」に該当しない方を含め障害者・高齢者対策として町でテレビ購入費用の2分の1以上の補助を考えるべきである。

3、定住とグリーンツーリズムの推進はどうするのか
町長は知ってると思うがWWOOFJapanウーフジャパンという組織がある。
1994年に開始し、北海道札幌に事務局がある。
ウーフジャパンの役割と使命は次のようなものである。
⊡ 有機農業・無農薬・無化学肥料で農業を営む人たちや地に足のついた生活を送る人たちと、日本各地・世界各地のウーフに興味のある人たちに出会いの場を作っている。
⊡ 環境と自然を大切にする気持ちを持つ他人を増やしている。
⊡ 将来、農業を井と何たいと思っている人や、地方で生活を始めたいと思っている人に、その踏み台を作っている。
⊡ 手作業が多く、経費がなかなか掛けられない農業従事者関連の人たちに、人手を提供している。
⊡ 都会に住む人と、地方に住む人を結びつけている。
⊡ コミュニケーションの大切さを思い出して貰っている。
⊡ 海外から来る人たちには、日本の小さな町・村にあるホストへ滞在し、日本語や日本本来の文化を学んでもらっている。

ウーフとは
 「食事・宿泊場所」と「力」を交換するしくみである。
 自分が持っているものをあげ、持っていない物をもらう、というとてもシンプルな仕組みである。その関係に、お金のやり取りはありません。私はよくそうやの味噌工房を尋ねますが、町外のいろんな人が何日も泊まったり、彼の仕事を手伝っているのを目撃する。現在、畑と住む家を探しているとか、将来どんな仕事をするか検討中とか家族のような関係の中で話し合ったりしている。温かなコミュニケーションを大切にしているといるウーフの形はこの様なものと思う。
 ウーフは有機農場のホストとそこで手伝いたい、学びたいと思っているウーファーを登録して結びつけるやくめをしている。
 丸森町には現在、そのようにしてUターン、Iターンで定住している方がいる。水と緑の百貨店ツーリズムデスクの民宿にのっている「里の家」やオープンキッチン石窯&体験宿「山里刻やまさととけい」のホストはグリ-ンツーリズム(GT)インストラクターだが民宿と言えば南相馬と東松島が町をあげて取り組んでいて有名だが、インストラクターも沢山いる。全国でH10年から21年まで2295名が受講しているが宮城県では122人丸森には4人。町ではもっとそのホストやウーフなどの仕組みを積極的に支援すべきとおもう。
以上の3点について目標値など町長の考えを伺う。


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2 コメント

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Unknown (いしころとまと)
2010-08-18 16:40:56
スズメさんの新米攻撃、お米作る側としては
悔しいことと思います。
でも、文章拝見すると、イナゴ、稲穂
田舎の風景が
懐かしさがこみ上げて、最後までしっかりと読ませていただきました。
助け合いの精神がかけている今という
時代において、グりーンツーリズムに取り組んでいる方、ほんと素晴らしいと思います。
いつかは泊まり込みでなにかしらのお手伝いしたいと思いますが、心に浮かんでくるのは
農家の方々の優しさです。
ダッシュ村、丸森でやってみたいですね。
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いしころトマトさんへ (ひすじみ)
2010-08-18 21:45:55
さっそくのコメントありがとうございます
ダッシュ村は隣の福島にありました。ひと山越えたところです。
彼らが取材の日は新幹線の白石蔵王ホテルに泊まって出かけるそうです。アイガモ稲作をやってるので、昔は『ダッシュ村」には負けないがあいことばでした。
今は私だけがアイガモ飼ってますが昔は7人がやってました。
一度、山里刻に泊まってみませんか、いしころさんと同じ顔をした椎名さんが出迎えます。
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