わたしは、9か所の会場のうち3カ所。青葉・小斎・舘矢間に出席
ぜんかいにひきつづ、記録係でした。
令和5年3月に開催された今年度の予算を審議した定例議会のあらましを掲載した、
議会だよりを使って懇談会を開催しました。
R5.5議会懇談会
青葉
Q中学生の町営学習塾は周辺の町で実施しているところはあるか。
A宮城県にはない。小学校の塾の効果を中学校でも達成して学力テストや高校受験の目的を達成するもので、丸森出身者が社長をしている明光義塾が英語と数学をバックアップする。
Q希望者だけだと出ない子供との差が広がるのではないか。
A子供の自主に任せる。ほかのことをやりたい子もいるかもしれない。
Qよその町から中学校に入る人も出るのではないか。
Aなし
Qスタッフはどうする。
A国から補助のある企業人活用事業(560万円)と地域おこし協力隊でする。
Q青葉に25棟の空き家がある。ほとんど、再利用できないが、危険な空き家について、町の補助はできないか。
A全国的問題である。誰が管理しているかを調べるのは町でやるが、あとは国・県にお願いするしかない。
Q更地にすると税金が高くなる。国では最近取り組みを検討しているようだがどうか。
A国・県で下げることに取り組んでいくようだ。また、町で危険な空き家を解体する場合3分の2補助する法律もできた。しかい、残り3分の1を誰が出すのか、町で負担するのも検討が必要だ。
Q7年前に調査したが、何の進展もない。危険な空き家があるので心配だが、今利用できるのも、年月が過ぎれば利用できなくなる。
A空き家になって一年目で決めるのが一番良い。そうぞくが決まらないのもある。
Q買ってリフォームするのが良い。借りる場合はリフォームに高額な金がかかれば借りない。
Aリフォームには20万円・50万円とか、全リフォームの例もあるが、大内のまるもつや大張のSなど成功例がある。
Q議員の定数・報酬の見直しが改選後になった理由は何か。
A災害の復旧がある。定数減は常任委員会の構成などで、議会の弱体化になる。議会の在り方を変えていかなければならない。町民の理解のもと考えていかなければならない。
Q改革は人口減、予算減などの中で今の議員で思い切ってやらないと出来ないのではないか。
A今回、2人の議員から議長あてに定数など議会改革の要望書が出された。議会運営委員会に諮問されて、全員協議会に資料の通り報告された。若者の出やすい環境が必要である。
Q風力発電の中止が5月10日に事業者から報告された。議会での請願採択と町長の表明が大きかった。もう一つの事業があるが、丸森の環境を守るために協力をお願いする。
A森林の利用について、住民の理解が必要である。意見を聞きながらやっていく。
Q町の70%を責める山林のアンケートやパブリックコメントの結果はどうなった。
A筆甫・丸森地区の所有者アンケートをとった。自伐型林業や町の宝の山構想がある。パブリックコメントは10人から32件の意見があった。
Q青葉の県道相馬大内黒木線だが、気が道路にかぶさって危険なところが福島側にある。通勤通学などに危険がある。ほかにも側溝のふたやブレーキング設置などを福島県に要望してほしい。
A道路計画などもあるが、要望して実現したこともある。伝える。
Q風力・太陽光発電の事業で新しい事業者が入ってこないように、条例は作れないか。
A町では条例制定して、危険な場所や住民の理解を得られないなどの場所には設置できない。
Q東京電力原発事故補償の7万円請求はどうなっている。
A役場に東京電力が相談窓口を5月中設けている。
小斎
Q要望事項は4年度にも出している。町からの回答は書いてあるが、結婚子育てについてその後の実績を聞きたい。出して終わりではなく、みんながわかるように知らせてほしい。
A要望は予算・決算議会の時に毎年出している。今回は予算の中で出た意見を選んだ。3か月後に町から回答があり議会だよりで報告している。予算ごとにどのくらい使ったかは決算議会で報告されるが、全部を数字で知らせるのは難しい。前回の結婚子育ての要望に合計23万円くらいの予算がついた。
Q子育てについて丸森町が進んでいるのを対外にアピールしているか。住みやすいとか、定住につながるような事業とかわかるようにしてはどうか。
Aいろいろな助成事業で他町と差別化した取り組みをしている。
Q要望が達成できなかったら、次にどうするのかわかるように数字で示せ。
A子供の出生数が増えないのは、お金なのか、サービスなのか、何が切り札か皆さんの意見を聞いて町の政策に活かし、取り組み状況を報告していく。
Q一回の妊娠祝い金で妊婦は納得するか。子供が少ないと会社継続も働く人がいるか不安になる。妊娠したら100万円とか、丸森に住んだら良いと思われるようにしてはどうか。
Q町同士が競争しているような状態だから、丸森町に住みたいと思ってもらえるようにインパクトある取り組みをすべきだ。
A子供を出産すると経費に対して、行政の助成金では10万円足りないと若夫婦に言われた。お話を町長に伝える。
Q放射能汚染物質について、いつまで仮置き場があるのか。
A仮置き場の貸借は当初3年の計画だったが4回目の書き換えをした。福島県では中間管理施設に集めることになった。町は町外への搬出をするように要望している。
Q放射能は丸森では話題になっているが、角田はなっていない。タケノコは1本ごとに計測しているが、その労力の保証もない。放射能があるから丸森町にはすみたくないという方もいるのではないか。
A11年前除染をしたのは宮城県では丸森と白石だけである。健康被害や風評被害補償などもあった。放射能の影響があったからだ。原子量区政策は国が進めてきたのだから国が責任をもって処理しなければならない。議会の考えをぶつける。
Q防災無線は機能していないという町住民の意見に町は対応しているか。
A議会で町に聞いたが、新たなことは考えていないということだ。
Q台風の時にアナウンスが聞こえなかった。一人暮らしの高齢者などの希望者に無線の受信機を貸したらどうか。
A受信機は1台2~5万円する。山元町では全世帯にある。引き続き住民への情報伝達について確認する。テレビやラジオ報道で避難指示など細かく伝えてもらう方法もある。
Qスマートフォンを使った訓練などをすべきではないか。
A意見を伝える。
Q少子高齢化が町の一番の課題である。出産祝い金の予算総額35万円で、ばかにするな。
Q議員定数や報酬は改選後にするということか。小斎での懇談会での要望から1年以上たったのに何故できなかったのか。
A2人の議員から特別委員会を作るように要望書が議長に出されたが、議会運営委員会で議論して全員協議会で議長がご案内の内容を報告した。
Q亡くなる人生まれる人がいて、人口減になっている。職員の人数、議員の定数も人口に合わせて減らしていけばよい。若い人が仕事をしながら議員になるのは難しいが、夜間議会も必要ではないか。
Qふるさと納税を増やす手立てはないか。
A企業版ふるさと納税はトップセールスで出来るが、ふるさと納税は事業者に商品開発を推奨している。
館矢間
Q女性 防災ステーションは国・町どこが管理するのか。
A国が防災・水防・災害活動の拠点、資材、ヘリポート、駐車場などを整備する。町は訓練や学習の場としての水防センターと、平常時の交流賑わいの場として道の駅的施設を整備する。
Q防災ステーションは防災だけかと思っていたが町でも予算を出すのか。前回台風で水浸しになった消防署はそこに移転するのか。観光施設は公募して、あか抜けたものにするのか。
A街の中は阿武隈川に直接放流するトンネル建設や機関場の整備で浸水を防ぐので、消防署の移転はない。観光施設は利活用検討委員会で検討している。
Q女性 防災ステーションは指定管理制度ですると思うが、町民の意見をきいてもらえないか。児童クラブなどは町外の運営会社が行っているがなかなか意見を聞いてもらえない。
A議会では町民の皆さんの意見を聞いて指定管理者等を決定する。町では現在河川防災ステーション利活用委員会で検討してもらっている。
Q防災センターと乾草とは目的が違う。目的として観光が主となり、防災が従になるのではないか。台風の時、病院や消防署が使えなかった。防災を主にすべきではないか。山元町では防災センターに観光を入れていない。何故入れるのか。
A資材の備蓄やヘリポート、水防拠点として災害時には最優先になる。
Q農業は高齢者が多くなり、今は高齢者や集落営農がでやっているが町ではどう対応していくのか。野菜などを作って定住している町もある。そんな考えをもってやっては如何か。
A農業は深刻だが集落営農は、若い人が入って年間雇用で黒字になっている。どの組織も水田がメインだが、ハウスを建てて園芸に取り組んでいこうとしている。高収入の経営はスマート農業や基盤整備事業がひつようで、実績が出てくれば若者がやるかもしれない。
Q空き家など議員は質問してもその後どうなったか知らせないと何の役にも立たない。何の役にも立っていないのではないか。
A町民の意見を聞いて2回目の空き家調査をする。管理台帳を作り対策協議会で解消に取り組んでいく。
Qやるのが遅い。
A1自治体で取り組むには法律があり、難しい。国が財政や法的に対応するしかないのではないか。
Q女性 今回の懇談会は女性が多くてよかった。たくさんの意見を聞いてほしい。定数削減について聞くが、亘理町は人口3万3千人(定数18人)。丸森町は1万2千人で14人である。無競争で当選は町のためにどうなのか。町民を交えて議論をすべきと回答したが、町民との話し合いをしたのか。定数削減はなぜしないのか。前回は誰かが出ていれば選挙になったのではないか。
A台風対策とコロナで対応できなかった。3月に2人の議員から定数を含めて特別委員会を作ってはどうかと要望が出て議会運営委員会で議論して、議長が全員協議会で、次改選後に議論すべきではないかと提案した。委員会活動、報酬、定数をセットで考えないと若い人が取り組むのは難しい。
Q数を減らせば議員は大変、6人の村があるが改選で3人しか出なかった例もある。
A無投票が増えているが人口増とか活発な町は選挙になっている。こんな風になってもらいたいという町民の考えが必要ではないか。
Q子育て支援の要望に、小児科を加えてほしい。周辺に無く、通院に30~40分かかる。
A丸森病院の機能充実に努めているが、さらに要望していく。
Q行政区は住民の多い地区と少ない地区がある。見直しが必要ではないか。区長のなりてもなく対応として副区長や班長など、賃金や身分の保証などを町に要望してほしい。
A各地区で区長のなり手が無く、班長を置いて対応しているが報酬はなく区長からのお礼で終わりである。副区長や班長制度や待遇の改善はよいアイデアである。
Q舘矢間地区は他からの流入者が多く人口が増えている。従来からの班に加入していない方が多くなって、大変である。体制の強化が必要であると思う。
A災害公営住宅などでコミュニティづくりを進めながら区の見直しを進めていくが、高齢者の多い住宅のような地区は難しいものがある。それと併せて要望していく。
Q町立病院はいらない。診療所で十分ではないか。隣町と組んで病院を経営してはどうか。
A病院改革を進めている。
Q子供の公園が無い。
A防災ステーションや町民広場などセットで取り組む。
Q金山城を作ってはどうか。
A意見として聞く
Q川の駅に何台の車が入れるか。
Aこれからである。
Q区長はシルバー人材センターに任せてはどうか。
A意見として聞く。
Q女性 出生数は何人か。
A29人
Q私自身4人目の出産を考えたとき、学校再編でも人数は少なく、うまれたこどもが可哀そうという不安がある。丸森小と舘矢間小を一つにする考えはないか。
A1学年2クラスが最低条件である。
Q女性 中学生の学習塾は全員参加ではない。遠くから通っている子供への対応が必要である。送迎は親も負担である。遠くの子供も安心して塾に行けるように送迎をしてほしい。
A要望として伝える。
Q女性 中学生のような塾のやり方を小学生にもしてほしい。大河原町小学校の取り組みも取り入れてほしい。
A要望ということで。
Q学習塾は英数だが、やりすぎると成績が上がり子供が地元に残らなくなるかもしれない。私の子供がそうだった。
A子供たちの可能性が大切である。
Q川村 私も委員だったが、小学校再編で2校に決めたが、1校案は保護者から出てくるだろうと思っていた。その時は大きな土地に小中学校を併設して、造ることにメリットがある。教員の交流なども図られて学習効果も上げられる。
Q自治組織の児童公園設置委員会で、放射光施設予定地だった場所に公園施設を町長に要望した。検討するということなので、よろしくお願いする。
A要望ということで。