丸森町から! 一條己(おさむ)のほっとする丸森

15頭の乳牛と田に30羽の合鴨。畑に特産ヤーコンを作っています。訪れるだけで「ほっとする町」丸森町の様子をつづります。

阿武隈川が氾濫した場合、整備地区における浸水想定は約6.5mで、災害公営住宅の4階以上は浸水 しない想定

2020-12-22 08:56:08 | 日記

阿武隈川が氾濫した場合、整備地区における浸水想定は約6.5mで、災害公営住宅の4階以上は浸水
しない想定

丸森町 丸森町復興推進本部会議情報 (town.marumori.miyagi.jp) 

熊本県の令和2年7月4日 の豪雨により、未明に球磨川が氾濫して、支流脇にある特別養護老人ホーム千寿園が水没、

入所者14名が死亡するなど多数の大きな被害が発生しました。

浸水の深さは4.3mで、当時最大とされていた1965年の被害を上回ったと報道されました。

球磨川は阿武隈川と同じく数々の水害の歴史があり、上流のダムによる治水が行われてきました。

それでも災害が起きてしまったのです。いつ、何が起こるかわからない気象状況であることを改めて知らされました。

丸森町でも、いつかではなく、早急な阿武隈川防災における住民の垂直避難ルート確保と

高齢者介護施設の避難対策について有効な対策と手段を確保すべきと思います

災害対策本部の会議の状況です。

3.議題(議事進行:本部長(町長))
(1)災害公営住宅・町営住宅整備方針に基づく整備詳細について《説明:建設課長補佐ほか》
・資料1から資料3-3を基に説明
・整備詳細の内容について、建設課案のとおり決定
【質疑等】
○復興対策監
ペット入居可とする方針だが、予定している整備戸数 12 戸は本当に必要か。また、今後の管理等に対
する考えを伺いたい。
●建設課長補佐
今後実施する個別相談を踏まえたうえで、最終的な戸数を決定する考えである。近隣市町からの情報で
は、(ペット入居可とした場合の災害公営住宅等の)管理は大変だと聞いている。(ペット入居可とする際
の条件として)現在飼育しているペット限りとしている市町もあり、同じような方向で検討している。
○復興対策監
維持管理など後年負担についても検討のうえ、(ペット飼育に関する)要綱など整備してほしい。
○復興対策監
浸水害が起きた場合の対応について、検討している内容などを伺いたい。
●建設課長補佐
阿武隈川が氾濫した場合、整備地区における浸水想定は約6.5mで、災害公営住宅の4階以上は浸水
しない想定であり、屋上や(5階に整備予定の)集会所に避難出来るようにする考えである。今後、関係
各課と調整のうえ、想定する避難日数などの条件を設定し給水タンクなどの整備内容を 11 月 20 日まで
決定する。
(2)丸森町雨水排水計画新設ポンプ場について《説明:建設課水道班長》
・資料4を基に説明
・新設雨水ポンプ場建設位置について、建設課案 CASE3のとおり決定
※次ページに続く
2
【質疑等】
〇復興対策監
用地買収について、(神明南)6番地の(買収の)見通しが立っているという説明だったが、6番地の
みで今回の計画に支障はないのか。
●水道班長
計画上、支障はない。
〇復興対策監
新設ポンプ場のポンプについて、(3台設置予定のうち1台を新設し、移設する)既存2台は耐用年数
が過ぎてから更新するという説明だったが、具体的にはいつ頃か。
●水道班長
既存2台については、(復旧工事が完了する)令和3年度末から20年後に更新する予定である。
〇学校教育課長
給食センターの担当から 12 月に仮設ポンプを撤去する話を聞いていた。(今日の説明では令和5年度
末まで継続するということだったが、)撤去は行うのか。
●水道班長
現在設置しているポンプを継続して設置する予定である。
●建設課長
仮設ポンプはリースしており、(リース)期間内の(仮設ポンプの)状態によっては、交換する場合も
考えられる。また、譲渡を受けられないか確認したが、リース専用のものもあり買い取り出来ないと聞
いている。
〇総務課長
仮設ポンプを交換するとした場合、作業期間はどの位かかるのか。
●水道班長
設置に1週間程度要したので、同様の期間が想定される。
〇企画財政課長
新設ポンプ場が完成すれば、仮設ポンプを撤去する計画だが、継続した方が住民の安心度は高いと考
える。継続することに対する考えを伺いたい。
●建設課長
先ず、仮設ポンプについて、計画上令和5年度末に撤去することになっているが、(目標能力に達する
までの工事期間の排水能力を補うもので、)新設ポンプ場の完成に合わせて(補う必要がなくなるため)
撤去するものである。仮設ポンプの継続的な設置については、河川占用などのこともあり、関係機関と
調整のうえ、検討が必要と考える。
〇企画財政課長
仮設ポンプの耐用年数は何年か。排水能力が高ければ高いほど安心出来る。(耐用年数が)持つのであ
れば、設置して置きたいと思うがどうか。
●建設課長
ポンプの耐用年数は 20 年である。(仮設ポンプの)河川の占用が認められているのは(新設ポンプ場
の)完成までである。
※次ページに続く
3
〇復興推進室長
2点伺う。1点目、直接放流管の現在の進捗状況について伺う。2点目、議題から若干外れるが、住
民への説明はどのように行うのか。
●水道班長
1点目については、現在、測量を行っており、設計に入る段階である。2点目については、都市計画
決定の変更手続きの中で、(来年)1月に説明会を開催する予定である。
〇総務課長
改めて、この計画が完成すれば昨年の台風と同等の降水量に耐えられるものと聞いているが、計画の
排水能力は調整池を含めた能力である。調整池は1度溜まってしまえば使用出来ないため、仮設ポンプ
があればより安心出来ると考える。
〇町長(本部長)
直接放流管の排水能力はどれ位か。また、(昨年の台風時に)排水路のグレーチングの箇所で溢れてい
たが、ああいったことは起こらないと思ってよいか。
●建設課長
直接放流管を整備することにより、寺沢川からポンプ場に流れ込んでいた山林50.5ha 分の雨量が
減少することになり、面積換算で25%減少する見込みである。また、グレーチング部分で雨水が溢れ
ていた原因は、流木により水路が埋塞したためと考えられる。上流からの土砂や流木も減少するので同
様のことは起きないと考えている。
〇副町長
ポンプ場までの排水路も複雑に枝分かれしており、水路改修など排水路の見直しも検討する。
3.その他
〇建設課長
明日、11 月5日(木)9時から災害対策調査特別委員会が開催される。本会議で協議いただい内容に
ついて、報告するものである。
※以上

 

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