丸森町から! 一條己(おさむ)のほっとする丸森

15頭の乳牛と田に30羽の合鴨。畑に特産ヤーコンを作っています。訪れるだけで「ほっとする町」丸森町の様子をつづります。

保科町長が民主党岡田幹事長に校庭表土除去など原発事故対策の実施を要望

2011-06-07 05:46:56 | 日記

新聞によると

6月4日民主党の岡田幹事長が白石市で泉南2市7町の首長と懇談

丸森町では「校庭表土除去支援など、福島に準じた原発事故対策の実施」

白石市では「白石城といった文化施設復旧への財政支援」

などの要望をしたそうです。

 

3日には青葉区のマーブルロードおおまちで始まった

「~がんばろう!宮城~食材王国みやぎ地産地消市場」のトップバターとして

「丸森市in仙台」が9日まで開催されています

保科町長も牛乳を「ゴックン」

まるもりを応援するメッセージが私のところにも届きました。

 

町ホームページより 

◇丸森町長から皆様へ

 
 この度、町営放牧場の牧草から国の暫定許容値を上回る放射性セシウムが検出されたことで、畜産農家をはじめ関係者の皆様には経営及び生活への不安や危機感を強く感じておられることと思います。また、消費者の皆様におかれましても、農作物への影響などを懸念されているかもしれません。

  福島第一原発の事故以来、町では水道水や農作物等について、東北大学の協力を得ながらモニタリングを続けてまいりました。これまでの結果では、いずれも暫定基準値を上回る数値は出ておりません。最近の検査でも、水道水についてはほとんど検出されておらず、農作物についても微少な値となっております。町営放牧場の牧草の数値発表後に筆甫地区で採取した「つぼみ菜」「ほうれん草」「わらび」についても、僅かの数値しか検出されておりませんので、問題ないと考えております。また、暫定許容値を超えたとされる牧草については、餌として全く利用しておらず、放牧も自粛しておりますので、御安心いただきたいと思います。

 経営的な影響を受けることとなる畜産農家等の皆様には、東京電力への損害賠償請求を含め国・県への強い働きかけを行いながら、農家負担が増えないよう努めてまいります。

 今後も、報道される数値や風評に左右されることのないよう、定期的なモニタリングを継続し、確かな情報を速やかに発信しながら生活の平常化に向けて全力を尽くしてまいりますので、皆様の御理解と御協力をお願いいたします。

  平成 23年5月20日

                                  丸森町長 保 科 郷 雄
   


◇空気中放射線量測定結果 (測定場所 役場前  12時頃) (単位:マイクロシーベルト/時)

測定日
曜日
測定結果
 
6月6日
0.26
健康に影響を与えるレベルではありません。
       
       ●
シーベルトとは、放射線が人体に与える影響を表わす単位。
       ●自然放射線から受ける1人当たりの年間線量は、 2.4 ミリシーベルト程度。
                      (時間当たりにすると 0.27 マイクロシーベルト)
       ●仮に 0.22 マイクロシーベルト/時 を年間に換算すると 1.93 ミリシーベルト になります。

   「過去データはこちらから」      
      

                                  〇簡易型測定器による測定結果の公表はこちらから

◇保育所・児童館及び各小中学校等における町の測定結果 (6月2日測定)

測定場所

測定値

測定場所

測定値

( 単位:マイクロシーベルト/時)

測定結果
  「いずれも健康に影響を与えるレベルではありません。」

・各小中学校等は校庭および園庭の
  土の上で測定
・川平交流センターは駐車場アスファルト
  上で測定
・町営牧場は駐車場の土の上で測定
・測定位置
  小学校、保育所等…地面から50㎝
  中学校ほか  ・・・ 地面から100㎝

・測定は、総務課職員が行いました。

「過去データはこちらから」

町民グラウンド  

0.49

筆甫小学校

0.85

丸森小学校

0.48

筆甫保育所

0.88

丸舘中学校

0.53

川平交流センター

1.20

舘矢間小学校

0.45

町営牧場

0.99

舘矢間保育所

0.45

黒佐野浄水場

0.47

大張小学校

0.67

青葉コミセン

0.50

大張児童館

0.62

大内保育所

0.45

丸森西中学校

0.74

大内小学校

0.38

耕野小学校

1.00

丸森東中学校

0.50

耕野児童館

0.69

小斎小学校

0.39

羽出庭分校

0.59

金山小学校

0.58

欠入コミセン

0.68

   
    ※ 上記の測定値はNa Ⅰ (Tl) シンチレーション検出器による参考値(東北大学が使用しているものと同等)

※内閣府 原子力災害対策本部  平成 23年4月19日より抜粋 

 児童生徒等の受ける線量を考慮する上で、 16時間の屋内(木造)、8時間の屋外活動の生活パターンを想定すると、20mSv/年に到達する空間線量率は、屋外3.8μSv/時間、屋内木造1.52μSv/時間である。したがって、これを下回る学校等では、児童生徒等が平常どおりの活動によって受ける線量が20mSv/年を超えることはないと考えられる。また、学校等での生活は校舎・園舎内で過ごす割合が相当を占めるため、学校等の校庭・園庭において3.8μSv/時間以上を示した場合においても、校舎・園舎内での活動を中心とする生活を確保することなどにより、児童生徒等の受ける線量が20mSv/年を超えることはないと考えられる。



 ◆町内の農産物の測定結果 (単位:Bqベクレル/㎏)
 種別
産地
採取日
放射性
ヨウ素
セシウム
キャベツ
大内地区
5月25日
不検出
不検出
竹の子
大内地区
不検出
196
レタス
小斎地区
不検出
不検出
原子力安全委員会が定めた飲食物摂取制限に関する指標値
2000
500
※飲食制限に関する指標値を下回り、安全性に問題ありません。  
                             

◇町内土壌の測定結果 (単位:Bqベクレル/㎏)

 
土壌中の放射性
セシウム濃度
(137,134)
A
上限値
 
土壌中から玄米に移行する放射性セシウム濃度
※(137,134)
A×0.1
摂取制限に関する
指標値
(玄米)
採取日
土壌
557
<5000
  
55.7
<500
4月1日
※ 他の原子炉由来の核種は検出されず。

◆町内浄水及び井戸水のサンプリング結果の公表          (単位:Bq(ベクレル)/リットル)

採取場所採取日ヨウ素131セシウム137
石羽浄水
5月30日
ND
ND

丸森小羽出庭分校

5月23日
ND
ND
大張小学校
5月23日
ND
ND
耕野小学校
5月23日
ND
ND
耕野小学校プール
5月23日
ND
ND
丸森西中学校
5月23日
ND
ND
食品衛生法に基づく乳児の飲用に関する暫定的な指標値
100
原子力安全委員会が定めた飲食物摂取制限に関する指標値
300200
                                       *「ND」は1Bq/リットル以下の場合の表現です。

◆「原発事故による丸森町での放射能の影響について」講演会を開催しました。

 『丸森町は安全』との見解 ~ 東北大学 石井慶造教授
  
福島原発事故による放射能の飛散分布や丸森町の測定値と健康への影響について、東北大学石井教授
  から講演をいただきました(4月21日 丸森まちづくりセンター)。

   丸森町の大気中や水、野菜、原乳および土壌の測定結果については、
    「基準を大きく下回っており安全。摂取し続けても心配ない。」   とのお話でした。


コメント (2)
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