君は転んで血を流す

もう僕は夢のあとが見たいから

美ちなる方へ/神聖かまってちゃん 12.2.14

2012-02-22 22:00:24 | 今日の好きな歌




いきなり消える人の話。




他人のブログを読んでると、予告もなしにある日突然削除されてる事があるじゃないですか?
私ああいうの大嫌いなんですよね。だって自ら自分が無責任な人間であることを明かしてるようなものですし
何より読者の事をあまりにもないがしろにし過ぎてる。
だったら告知でも何でもすればいい。
それもせず、黙って消えるって言うのは正直イライラしますし結局自分のことしか考えってないんですね、って感じで嫌悪感が溜まるのが本音です。

ネット上では色々な意味で都合が悪くなると姿を消すような人間が大勢います。
まるでゲームをリセットする子供のように。
ですけど、そんなんばっか見てるとただ単に気分が空しくなるだけなので、せめて自分は読者の方に対して誠実でいたいですね。
その為にはまず地力をもっと上げないと、ですね(笑)。断言しますが、いきなり消えたりする事は絶対にないので。





【第165回】 美ちなる方へ/神聖かまってちゃん




「なるべく楽しいフリをするさ誰だって 憂鬱になると気ずけば誰もいないんだ」

これまた真理を言い当ててるフレーズですね。
あくまで個人的な見解なんですが
世間では憂鬱だったり辛気臭いものが嫌われる、疎外されてる気がして
それはことこういうネット上にもあったりして
たまに自分の身の置き所が分からなくなる時があります。憂鬱な人間は好かれないけれど
憂鬱な人間に生まれてしまったものはしょうがないっていうか
そういう表現で救われるって言うのも仕方のない事で。
だから自分は自分を否定しないし
やっぱりこういう歌を聴いてる時はすっごく気持ちが解放される節があって
そんな想いを確認させてくれる歌の一つですね。
理由もなく遠くに行きたい感情だとか
いちいち孤独な男性のツボを突くフレーズが多々あってその点でも気分が良くなる曲ですね。
別に開き直る訳ではないですが
決して明るい事だけが全てではないんだよ、っていう。そんな歌ですね。
暗いままで頑張れるのってそれはそれで素敵だと思います。ある種の肯定ソングでもありますね。


アレンジに関しても洗練されてる部分が目立つので聴き応え、あると思います。大好きな一曲です。




スライド/PaperBagLunchbox 12.2.13

2012-02-21 23:57:59 | 今日の好きな歌





親しき仲にも礼儀あり、って言葉は真理だと思う。




時々何を勘違いしてるのか馴れ馴れしくタメ口を使ってくる人がいますけど
ぶっちゃけいきなりタメ口を使われる人間の気持ちを一切理解してないっていうか
はっきり言って分かれないんでしょうね。
住んで来た場所にもよりますけど
何の断りもなしに土足で家の中を踏み荒らされるのと同じ気持ちだって事、そしてその痛みはそういう人種には理解し得ない事がもどかしい。

半ばどうしようもない事だけに、ストレスが堪って仕方のない時があります。
フレンドリーって言えば言葉の響きは良いんですけど
それが時に他人を傷付ける事もあるんだ、って事実は多少なりとも推して知るべし、とは思ったりする。
とはいっても固すぎてもアレですからその辺は難しいのですけど。





【第164回】 スライド/PaperBagLunchbox




去年からペーパーバッグランチボックス聴きまくりで止まれません。
すっかりマイブームになってます。
7年前に出た無名バンドのアルバムですけど、やっぱり「べッドフォンタウン」は名作だと言わざるを得ない。
当時レビュアーだったら絶対にレビューしてたはず!・・・なんですけどこの作品が持つ本当の孤独感の凄まじさに気付いたのは
実はここ最近だったり、って考えると必ずしもキャッチーな音楽だけが全てじゃないよなあ、って
個人的には感じてしまいますね。
何にせよ、本当に良いアルバムなので興味があったらどうぞ。
バンド解散で絶盤になっちゃう可能性高いから今の内に言っておこう。

この曲は、世間から外れてどうしようもない、無価値な自分でも音楽に感動する事が出来たんだ、っていう
表現に対する感銘を素直に表した彼らの名曲の一つ。
「泣きたくなるようなメロディだった」って歌詞があるんですが、その歌詞のメロディ自体が本当に泣きたくなるようなメロディなので
二重に感情移入して聴けるような芯の太さが垣間見れる楽曲、真面目に音楽で感動出来る一曲だと思う。


【こんなにも広い世界のすみっこにいるような】

こういう感覚は正直良く分かる。
誰とも繋がれてなくて、部屋で一人で震えるような感覚。
個人的に大事な曲の一つですね。



(アニメ)未来日記 第19話「全件削除」 感想

2012-02-20 00:47:56 | 2011年 秋アニメ





8thおばさんは可愛いと思うんだ。自分的に。




強かったのは彼女の力ではなく、その手下の力だった訳なんですね。
後ろ盾を全部失ってしまった彼女はこれからどうするのか、その辺も気になりますけど
取り敢えずは残りの全員登場おめでとう、って事で。
曲者揃いの面子ですけど
市長はほぼラスボスっぽい雰囲気を漂わせてるので色々と一筋縄ではいかなそうです。みねね様はみねね様だし
いよいよこの神様争奪戦もクライマックスっぽい雰囲気を漂わせて来ましたが
先々週、先週じっくりやった分今週は急ぎ足でしたかね。
その分テンポは非常に宜しかったですが、先々週や先週と比べるとインパクトが・・・って思ってたら最後にでっかいの来たー!!(笑)。

本物の由乃はもうとっくに死んでいて、今の由乃は偽者らしい。そんな事がありえるのだろうか。
色々とパターンは考えられるけど、ビックリもしたんだけど、だからといってこれまでの由乃が用なしになる訳じゃないよね?
だってこれまで一緒に駆け抜けて来たのは間違いなくあそこに居る由乃の筈ですから。
折角息もピッタリ合い始めてたのに余計な水を差されちゃった感バリバリですけど
この事実が来週どういう風に物語に作用していくのか。
顛末も含め非常に気になるところです。

一方で雪輝の「ハッピーにするから」ってセリフも印象的だった。元々優しい性格の持ち主のはずですから
神になる決意をしたとはいえいきなり残虐になるのは正直違和感がありますよね。
じゃあその違和感をどうやってなくすか、って言ったら
それもまた優しさで打ち消すしかなかったんでしょう。僕が神になったらみんな「も」救って見せる。相手の死すらも背負ってやるというその覚悟。
それがあるんなら、もう迷う暇も本当はないはずですよね。とは言えショッキングな事実ではありますから反応は読めないですが
まあここまで来たのなら、以前とは違う顛末も待ってる筈です。しかし毎度ながら引きにはこだわってるな(笑)。早くも来週が待ち遠しい感じで。




ああでも、ここからはメインキャラの衝突も見なきゃいけないって事で
若干ドキドキする気持ちもあったりね。由乃側も面白いけど、みねね側も相当に面白いので要期待って感じですね。



追放と楽園/COIL 12.2.12

2012-02-19 14:34:00 | 今日の好きな歌





3周年達成して、またゼロに戻った感覚です。



部屋がスッキリしてると不思議と気持ちもスッキリします。
最近気付いたんですけど、部屋が散らかってると気持ちもグダグダになってしまう事が多くて
よりフラットな状態を保つためには整理整頓って実は必要な事なのかもしれません。
単純に家に帰ってきた時の気分も違うものですしね。
これで数ヵ月後にまた「部屋が散らかってて気分良くない」的な発言をしてたら鼻で笑ってやって下さいな(笑 その確率の方が高そうですけど!

3周年後一発目の記事が成年漫画、っていうのも実に私のブログらしいですね。
まあ色々雑多なのは否めませんけど
その分一つ一つ真剣に書いていくので、改めてよろしくです。今年も無事に周年記事書けて良かった。





【第163回】 追放と楽園/COIL




この間「BIRDS」をこのコーナーで紹介したんですけど、
この曲も紹介したいな、って事で。邦オルタナ好きなら確実に反応するであろう音の重厚感に
まどろむようなボーカルとの調和が美しい秀逸な轟音ブルース、聴いてるだけで音の雰囲気に完全に浸れる陶酔感は流石なんですけど
一方で歌詞は抽象的な分、音に身を任せられると同時にその詞の意味を想像して聴ける楽しさもあったりで
色々とオイシイ楽曲の一つなのは間違いないと思います。
多少攻撃的なサウンドでもあるのに
サビの最後の部分ではむしろ包み込むような優しさを感じたりと、そのメリハリに関しても面白い一曲です。

楽園っていうのは人間関係のメタファーだと思ってて
他人と自分が合わないとつい身勝手に突き放して追放しがちですけど
そうじゃなくて相手の悪い部分も認めて受け入れる重要性を歌ってるような、
そんな多角度から沁みる要素のある楽曲でもありますね。
今ならもっと評価されそうな一曲です。



パレード/Syrup16g 12.2.11

2012-02-18 16:14:10 | 今日の好きな歌





数日前から構想を練っていた周年記事がようやく書き終わった。考えすぎて半分地獄だった。




自分だけかもしれませんけど、周年記事とかっていつもの倍以上に神経使うし緊張しますね。
下手な事書けないっていうか、まあそれはいつも思ってる事ですけど(笑)。
普段は基本的に他人の作品に触れて言葉を出してる訳で
それが事自分に向くとなると結構に気を使わざるを得ない感じですね。単純に自慢になったら終わりだとも思うし。
それよりも感謝を伝えなければいけないんで。
いくら一人で頑張っても、読んでくれる人がいなきゃ意味ないですから。
こっちでも言うのかよ!って感じでしょうがそれでも「ありがとう」って言わせてください(笑)。感謝です。

でも普通に考えて3年って長いといえば長いですよね。
高校で言えば卒業ですよ。
確かに昔書いた文章が青く映ることもありますけど、でも今の文章も数年後見たら青く映ることもあるんだろうな。
だからこそ後悔の無いようにその時その時の全力を出す必要性があるんでしょうね。頑張らんと。






【第162回】 パレード/Syrup16g




この3年間で出会った人もいれば、突然消えて疎遠になった人もいますけど
そういう周りの状況を見て思ったことは、自分は逆に留まって居たいな、って
諦めて辞める人を見る度にそう思うんです。
じゃあ自分は続けるよ、って。
元々辞めたいって感情は希薄な方だとは思うんですが、一切無いですか?って言われたらそうとも言い切れない
日常生活との兼ね合いもあって何時間も掛けて記事を書いて何が残るのか、って思う時だってある
でもそれが少しでも誰かに伝わっていたら、いいなって思ってくれたなら
それだけでも頑張った甲斐ってあるよな、
やってきて良かったなって。
特に去年いっぱいコメントを貰った休止宣言記事で実感したんですよね。そこでまた、自分の中で芽生えた感情の一つとして
いつ来ても、いつ見ても存在している場所でありたいっていうか、消えない存在でありたいっていう強い意思や気持ちであって。
それもまた貰った温かさに対する恩なんじゃないかなー、とか思いつつ
でも基本的に無理はしない範囲で
勿論自分の書きたいことだけを書いて、
でもそれを読んでくれる人には絶対的な感謝を捧げつつ。
この曲の中で歌われてるように、いつでもノックしてきてよって気持ちで。なんとか続けていけたらな、って思います。

ぶっちゃけ楽曲のレビューになってないですね(笑)。でも最近この曲が自分のテーマソングの一つになってます。
来るものは拒まず、開けられる扉は常に限界まで開けておくっていうその感覚。
自分の殻に閉じ持ってる自分もいますけど
でも一方で「いつでもおいでよ」って言えるような自分もいたりして
結局の所寂しがり屋っていうのは全人類共通の属性なんじゃないかな、って思ったり。ファン人気は知りませんが、個人的には名曲の一つだと思います。