今日は微妙に寒くなかった。
最近そこそこやる気が出てきたっていうか、それはリアルの生活の話なんですけど。
セカイイチ岩崎慧の言う「あったかいパンチ」って表現がジワジワ身に沁みて来たといいますか
音楽でもアニメでもそうですけどそこには何かしらの意図されたメッセージが常に残されてる訳で
メッセージ性のない作品って実はないんだな、と思うようになった。
それはあくまで自分が見てる範疇の中での印象ですけど。
反面教師だったり、アジテーションだったり、本当に「あったかいパンチ」って表現は納得出来るなあって思うのです。影響も受けてるしね。
今週の「あの夏」もまたあったかいパンチだった事は間違いないですね。
求められてるものを真摯にやり切るのもそれはそれで格好良いんじゃないか、って思える今日この頃。
裏切るだけが全てじゃないぞ、っていう。
【第155回】 Head to Toe/PERIDOTS
【男の妄想の下で~愛だなんて考えないさ】
こんなこと歌えるのはタカハシコウキ以外に中々いないんじゃないかと思う。
ありのままの本音をリアルに吐き出すシンガー、なんてのは大抵大げさなもんだけど
こういう身も蓋もない言葉を出してこそリアルって言葉を使って許されるのだと思います。
だからこそ今のようなポジションに収まってるのだとも思いますけど
逆にこれをメジャーから出してるって事実が面白くもある。
きれいごとも必要ですけど
ありふれた汚い感情もまた必要なんです。
両方あってこそ人間らしいって個人的に思うんで。そんなシビアな一面が特に光ってる、男の劣情の醜さを吐き出した一曲です。
【爪の先まで欲望 今までも これからもそう】
欲望に対する批判的な歌い方をしつつも、それはずっと続くよっていう。そのままだよっていう。
その中で生きていくしかないっていうテーマは
諦めでもあり
ある意味希望でもあるんじゃないか、と。そんな風に思います。