君は転んで血を流す

もう僕は夢のあとが見たいから

silent/marble 12.2.9

2012-02-16 00:35:49 | 今日の好きな歌





ようやく部屋を片付けた!




忙しさにかまけて色々ほったらかしだったんですが相当久しぶりにきれいになりました。
3時間くらい掛けたのかな・・・結局時間のある日が来ないと「やろう!」って気にはなりませんね。
それくらい部屋がスッキリしていて気分もやたら爽快です。
ってこういう記事何回目なんだろう(笑)。
この状態を常に維持出来る意思の固さが欲しいものです。一度後でいいや、って思ってるとみるみる内に汚れていくから困るわ。

数日前にも書いたんですが、その「後でいいや」って気持ちははっきり言って害悪でしかないな、と。
「後でいいや」じゃなくて「今やろう」って言える様な人間になりたいです。真剣に。




【第160回】 silent/marble




この間このシリーズで「ほどいた手」を取り上げたんですけど、
その時に「この時期に聴くmarbleなら「silent」もいい」的なコメントをもらいまして
それを読んだ時になるほど、と思ってその後良く聴いてて。確かにこの時期にはジャストフィットするなあ、と。
この曲は若干声を枯らして、ブルースの要素もあるような歌声で歌っているので
余計にこの時期の人肌恋しいエッセンスに合うというか、
風景に溶けるような一曲だなあ、と。
同時にCMソングにも仕えそうなポピュラリズムなんかもあったりして、渋さを聴かせつつメロはポップっていう中々面白いサウンドに仕上がってもいて。
気が付けば何度もリピートして聴いてしまう今日この頃です。

歌詞に関していえば、迷いの胸中と言いますか、行く宛ても分からないまま考えてる印象で
アルバム曲とはいえ明確に救いのない歌詞で聴かせる勇気は凄いな、と。
サイレンとサイレントを掛けたサビのフレーズが特に秀逸で
警報を鳴らして振り向かせる勇気がないから、
静寂の中で一人考えて一日が終わるって言う何気によく沁みる歌詞にもなってて。インディー時代にも顕著でしたが
未だにこういう哀愁が先立つ曲を新譜の一曲として入れてくれるのは個人的に嬉しかったり。
そんな行き場のない気持ちを消化してくれるような貴重なバラッドの一つです。