君は転んで血を流す

もう僕は夢のあとが見たいから

死んだというのは聞かないが/FoZZtone 12.2.6

2012-02-12 23:31:10 | 今日の好きな歌





休日は気分が良いですね。




部屋が一向に片付かない。こうやって何度も書いてればその内片付ける気にもなるだろう、って
ずっと書いてるんですけどビックリするほど放置しちゃってる現状
押入れの整理も少しやって止まったままなんです。
思うに、
いつでもやれるだろ=後回しって理由でこうなってるとは思うんですけど、思ってても動けないのは更に阿呆だ。
しかも普通に休みでも出来ないっていうこの体たらく。もっと「いつでもできるだろ」を失くす努力が必要だよなあ・・・。

やっぱり、脳内で思い描いてるだけっていうのは色々損ですからね。
妄想って気持ちいいけど、ある意味毒でもあるんじゃないかって最近感じます。
きっと妄想だけでは辿り着けない世界が確実にあって、そこに行きたいなって思う今日この頃です。
それも思ってるだけじゃダメなんだけど(笑)。色々頑張るしかないな。





【第157回】 死んだというのは聞かないが/FoZZtone




タイトルでドキッとしますけど、
別に不穏な歌ではなくて「~は死んだ」とか「~は終わった」って、
そんな風に良く使われる煽り文句に対してのアンチソングですね。
自分の中ではまだ終わってないよ、と。
同時に風化して忘れ去られる事に対しての皮肉も込められてる。いつだって新しいものを求めて
何でもかんでも安易に消費するけれど、そうじゃなくてその時期が過ぎたものだって新鮮で面白くて、
自分の心境や見解が変われば十分にいつだって終わってないものにも出来る訳で
要するに真剣に追い求めてる人もいる中で
安易にそんな言葉を使うな、っていう。
その分俺は余裕で楽しんでるぜ?っていうバンド側からのメッセージにも聴こえる、FoZZtoneらしい批評眼が光る出色のロックナンバーです。
多少の渋さを感じるリフもまた何度聴いても気持ちが良いリフになってて、サウンド面でも面白味のある一曲ですね。


結局の所、何かを生かすも殺すも全ては自分次第ですから、あーだこーだ言う前に真剣に向き合ってみろ、と。
そんな真摯な想いは隅々から伝わってくる楽曲です。


【激しさの単位と化したロックンロール】

【愛とピースに気触れっと ここじゃ立場がサブくなる】

【恥曝せぬなら 一昨日来いよ】

で、ただ現状を肯定するだけでなく、今のロックシーン、バンドに対する挑発や物申しも含まれてるのが
更にFoZZtone、らしいなって思う。歌詞の密度も相当に高い曲だなって思いますね。隠れた名曲って言い方も微妙に相応しいかも。



What's Goin' On feat.RHYMESTER/Scoobie Do 12.2.5

2012-02-12 16:04:04 | 今日の好きな歌




これ毎日やる予定なのに数日振りっていうね。




まあ基本別館だし気軽にやれればいいのかな、って思うけど
そんなポンポン更新する体力もないし
やればやればで疲れるし
ただ自分の場合はどうしても作品を語りたい、って明確な目的があるので辞める事も出来ないっていう。
正直モチベーション云々以前にまず作品が目の前にあるんで語らずにはいられない、っていう。
いつからこうなってしまったんだろう?やっぱり多少病気なのかもしれないな。

そんな中で、他のブロガーの記事をずっと真剣に読んだりして
それぞれに抱えてるものもあるんだなあ、と思ったり。
自分のブログサービスの利点なんかも色々考えたんですけど、やっぱクリーンって言葉自体はよく聞きますよね。その辺も掘り下げられればいいな。





【第156回】 What's Goin' On feat.RHYMESTER/Scoobie Do 





「ただそれだけの事さ」

人間生きてるとつい考え込んだり複雑に解釈してしまう事があるけれど
突き詰めれば全部が全部シンプルな理由に成り立っている事ばかりだとも思うので
あんまり考えすぎるのもよくないのかなあ、って思える曲です。
今日本館でレビューしたNICOの「極東ID」にも通じる部分はあると思うんですけど
結局はやったもん勝ちっていうか
好き勝手に動いた方が楽しいに決まってますからね。そんな自分の欲望や幸せは最低限値踏みせずに生きていたいなあ、と切実に思います。
「ただそれだけの事さ」ってフレーズは自分の中で色々行き詰った時に結構頻繁に出てくるフレーズだったりしますね。
以前このコーナーで取り上げたJERRY LEE PHANTOMの「good morning call」の「いつまでそうしてるつもりなの?」ってフレーズもそうですけど
こういう風にケツを叩いてくれるナンバーって相応に貴重だなあ、ってつくづく思います。
応援も良いけれど、否定して欲しい気持ちもあるんですよね。実際。