君は転んで血を流す

もう僕は夢のあとが見たいから

拳銃/チャットモンチー 12.2.3

2012-02-08 04:19:46 | 今日の好きな歌





レビューの本数が増えてきた。でも一つ一つ誠実に書いていきたいです。




NICOの「カルーセル」の記事は夕方あたりに書くつもりだったんですけど
結局遅れて深夜に、
結果記事三連発って形になっちゃいましたけど、まあ限界まで絞ってやってたら長引いてしまった、と。
でも最近考えてるのは、やっぱり時間が経っても自分の中で納得出来る記事を・・・って
それが一番大きな目標でもあるので妥協はせずに一本一本きちんと仕上げたい、って気分なんです。
やっぱり真剣に書かないと、読む方も真剣に読んでくれないと思うので。
そこは徹底していきたい部分です。
あとで後悔するのは自分だしね。

もう一つ、最近は周りのブログだったりよく観るブログだったりと刺激を受けることが多くなってきました。
その熱量だったり素敵な部分に影響を受けつつ、自分なりの文章を書いていけたら。頑張るぞ。





【第154回】 拳銃/チャットモンチー




【大丈夫 でも無理】 

この歌詞何気に凄いなあ、と思って。
これが最後に来るんですけど、大丈夫~でも無理だよって冷静に考えたら凄いなあ、と。
大丈夫って口では言ってるし、そう思ってもいるけど、でも無理だよって。
そんなやり場のない気持ちのはけ口みたいな一曲。
ここまで救いのない曲だと逆に気持ちがいいです。
真っ直ぐな絶望
真っ直ぐな虚無。
そんな音像に何故か心が救われて、発散されて、またちょっと元気になるっていうか。
これもまた数学のマイナスとマイナスを合わせたらプラス、みたいな。
現実を歌いつつも、それでも
全然満たされないし何一つ得られないけど輝けもしないけど
そのまま進めば良いじゃん、っていう半ば逆ギレ的な要素も感じる曲で。
それってある意味清々しいというか、理想や楽観を捨てて歩いていくって事でもありますから
そういう点ではある種正しい一曲、とも言えると思います。
応援歌ではないけど
肯定する歌だとは思える、そんな楽曲です。