君は転んで血を流す

もう僕は夢のあとが見たいから

Discommunication/9mm Parabellum Bullet 12.2.10

2012-02-17 20:36:26 | 今日の好きな歌




個と個が交差するのが好き。




よく自ら進んで他人と合わせようって人がいますけど、個人的にそういうのって好きじゃなくって。
誰かに合わせよう、って思った時点でそれって結構不純なものだと思うんですよ。
その人の自然が奪われるって言うか、要は馴れ合いを好んでると捉えられてもおかしくない訳で。
でも、個人的にはそうじゃなくて人は一人一人違うから面白いって言うか
勿論それだけじゃ済まされない、分かって欲しいって気持ちもこと日常生活に於いては普通にありますけど
だからといって他人と同じ人間になろう、価値観を同じくしようなんて考えはちょっと苦手なんですよね。
少しでも交わる部分があればそこで分かり合えればいいんだし
全ての部分で擦り寄る必要なんてないですから。

他人の価値観に合わせようとして実際に頑張ったとしても、最後に残るのって結局自分らしさでしかないですからね。
そういう事もあって、価値観の統一って行為に関してはどうしても抵抗があるのかもしれません。
なんて事をふと考えた今日とか昨日でした。





【第161回】 Discommunication/9mm Parabellum Bullet




タイトル通りの楽曲なんですけど
結局の所長い間一緒に居れば分かり合えるなんていうのは幻想で
実際はどんなに一緒に居ても、一緒に話や気持ちを交わしても、それが崩れるのは一瞬の事で
人生にはそんな経験が多々ある訳でこの曲の歌詞の意味も良く分かってしまうんですよね。
何度も何度もありがとうやごめんねって想いを交差させても、
少しのズレで関係性が壊れてしまって
今までのありがとうとかは何だったんだろう、ってそんな気分に陥る事もあるけれど
そういう感情が蘇って来た時に、こういうシンパシーのある曲を聴くと多少納得出来る部分もあって・・・。
何に納得するかって言うと、自分だけじゃないんだよなあって意味でね。
そんなモヤモヤした感情を溶かしてくれるロックナンバー、
勿論歌詞に傾向してるだけじゃなくて歌謡曲とハードコアを合体させたような独特のセンス、キレ味の良いリフ等サウンド面でも大いに楽しませくれる秀逸な楽曲、
メジャーデビュー一発目のシングルって事で正に今聴いても相応しいキラーチューンだなって思います。ライブでも鉄板曲の一つですね。



キルミーベイベー 第7話「ぶんかおてだま できばせん」 感想

2012-02-17 02:45:07 | 2012年 冬アニメ




ソーニャまでも「くそう くそう!」と。



twitter眺めてたら、キルミーはトムとジェリーを彷彿とさせるって意見があって
なるほどねえ、と思った。ただ、彼らと違うのはやすなが普通に何度も何度も制裁を受けちゃってる所かな(笑
要するに実力もないのに無謀にも無防備にからかってる、って事で
ある意味背水の陣ですよね。
これが何を意味するか、っていうとやっぱりソーニャの殺伐とした気持ちを消したい、自己犠牲によってそんな気持ちを削ぎたいって事で
色々納得も出来るようなそうでもないようなって感じる今日この頃。
なんにせよ、トムとジェリーに代表されるようにからかい型の作品って基本シンプルなので
観やすいって言えば相当に観やすい物語ではありますよね。最初から目的もやることも分かってるので、肩肘張らずに観れるっていうか。
考えてみりゃそういうアニメってありそうでなかったんじゃないかなー、って思いながら今週も視聴しました。

で、内容にも触れますが最後の蚊のエピソードはテンポ良くいいネタがポンポン飛び出て面白かったですね。
確かに顔とか腕とか分かりやすい位置に止まればまだいいんですけど
椅子の背もたれの上とか叩きにくい位置だと色々な意味でストレスが溜まるからなあ。
そう都合よくは行かない、っていうね。
最後のソーニャのおでこが腫れるってオチもやすなじゃないっていうのが新鮮でいい感じ。加えて、
最後のソーニャのセリフも、うっとおしい・・・と思わせて微妙にツンデレっぽさも感じられるのが良かったです(笑)。
チラチラ香るデレ、略してチラデレなのが今作の良い部分の一つですね。
なんて考えてるのは自分だけかも、ですけど。そんな百合的な視点でも楽しめちゃうキルミーの簡易感想でした。



しかし殺し屋という割には、微妙にドジっ子の匂いもするから
単に設定だけなのかな、とか
そういう風に想像して楽しめる良さもありますよね。どっちもあり得そうって思えるのは利点なのかと。観る人によって違う的な。