恐怖のヘッドフォン地獄。
数日前にいつも使ってたヘッドフォンが飼い猫に切り裂かれてたんです。
いや、正確に言うと噛み切られてたのか。
それがめちゃくちゃショックで、値段の割にはすげー音の良いヘッドフォンだったんでガッカリ感も凄まじいもので。
でも基本的にヘッドフォンでなくちゃ細かい部分は楽しめないですからガッカリしつつも電気店で新しいの買ってきたんですけど
それがどう考えても音が良くなくて。
イマイチ過ぎたんです。
単純に前のものと比べてるからそう思うんじゃ?って考えて我慢して聴き続けたけど
あまりにも音がイマイチ過ぎて聴いててイライラするっていう。
気持ち良くなる為に音楽聴いてるのに
逆に不機嫌になってちゃ本末転倒だわな。再び買い直すかどうか、お金の無駄遣いとは分かってたんですけど仕方なく買い直しまして。
まだ、前のものと比較してどうか、っていうのに答えは出てませんが今のところ割と快適には聴けてるのかな。取り敢えずはOKな感じ。
ただこの一連の所為で今週の新譜のレビューが数日遅れました。本当は火曜日にフラゲしてたのに。
まあ、何はともあれ音速ラインの新譜は傑作ですよ!って事で(笑)。
色々と苦労したここ数日でした・・・。
【第168回】 SI・GE・KI/ZAZEN BOYS
爛れた性生活を歌った、それも女子目線でっていう珍しい曲です。
向井さんの口から「スケベ」って言葉が歌われるとは当時は驚いたけど(笑)。
それでも何気にリアルな描写の数々に感心させられる一曲
リアルって言っても別に爛れた性生活に詳しい訳ではないんですけどね。
でもこういう曲を聴いて思うのは
そうやって破滅に向っていく様って一種の憧れでもあるっていうか
人は無意識下で崩れる欲望があるんじゃないか、っていう事で。
でもそれが出来ないので
こういう表現にそんな汚れた欲望を託す訳ですよね。客観的に考えれば滑稽ですけど、ある意味純粋でもあると思います。
向井流ヒップホップの表現も特に冴えているって感じられる初期の名曲の一つ
ライブで演奏しても意外とすっごい盛り上がる曲ですね。
また、統一化、画一化に対しての批判的なメッセージも添えられている一曲、それ自体にもまたシンパシーを感じてたり。