君は転んで血を流す

もう僕は夢のあとが見たいから

persona4 the ANIMATION  第19話「It’s School Festival Day!Time to Have Fun!」 感想

2012-02-18 03:59:10 | 2011年 秋アニメ




直人の女体は今週もおあずけかー!!




ま、それはそれとして有名になりたい、スーパースターなんて単語が浮かんだお話でありました。
あくまで自分の意見ですけど有名になってチヤホヤされたいって感情が不純って捉えられるのは嫌いなんですよね。
だって考えてみれば結局そうする事でしか強烈なアイデンティティって得られない訳ですから
そこに執着する人間が居てもなんら不思議ではない、っていう。
一時それに疲れたとしても
結局現実の世界観てたって過去が忘れらずそこに舞い戻ってくる人間なんてごまんといますからね。やれ復帰だ再結成だ色々ありますけど
でもそれもまた人間らしい感情といえば感情ですし、自分の気持ちを殺してまで生きる方がよっぽど辛いと思いますからね。
普通の日常を送りたいだけの人間なんて本当は一人もいないようにも思えるしね。
その実行力がない人は物語等にその非日常の高揚を託す訳で
それもまた正解ですけど
託される側を選ぶのもまた勇気の要る事ではあって。りせもりせで、自分の気持ちに素直になれるくらいは成長してるんだなあ、と思えたお話でした。

しっかし悠のノリの良さは半端じゃないね(笑
聖人かって思うくらいの振る舞い
だからこそあそこまでジゴロ化してんだろうけど、逆に相手にもされない陽介が若干可哀想。
そして完二はやはり将来はスナックのママに・・・(笑)。ああいうタイプの人よくTVで観るじゃんね。
まあとはいえちゃんと直斗とくっ付いて欲しいところではあるんですけど。
トロンボーンの子も是非頑張れって〆で。
一番印象に残った小ネタは実はクマの女装だったりした文化祭話でした。次回もエッチネタ多くて面白そうですね!(笑)。




しかし何気に女性陣もよく水着に対応してくれるよね。根本的には彼女らもノリはいいのかも。今更ですが。



Discommunication/9mm Parabellum Bullet 12.2.10

2012-02-17 20:36:26 | 今日の好きな歌




個と個が交差するのが好き。




よく自ら進んで他人と合わせようって人がいますけど、個人的にそういうのって好きじゃなくって。
誰かに合わせよう、って思った時点でそれって結構不純なものだと思うんですよ。
その人の自然が奪われるって言うか、要は馴れ合いを好んでると捉えられてもおかしくない訳で。
でも、個人的にはそうじゃなくて人は一人一人違うから面白いって言うか
勿論それだけじゃ済まされない、分かって欲しいって気持ちもこと日常生活に於いては普通にありますけど
だからといって他人と同じ人間になろう、価値観を同じくしようなんて考えはちょっと苦手なんですよね。
少しでも交わる部分があればそこで分かり合えればいいんだし
全ての部分で擦り寄る必要なんてないですから。

他人の価値観に合わせようとして実際に頑張ったとしても、最後に残るのって結局自分らしさでしかないですからね。
そういう事もあって、価値観の統一って行為に関してはどうしても抵抗があるのかもしれません。
なんて事をふと考えた今日とか昨日でした。





【第161回】 Discommunication/9mm Parabellum Bullet




タイトル通りの楽曲なんですけど
結局の所長い間一緒に居れば分かり合えるなんていうのは幻想で
実際はどんなに一緒に居ても、一緒に話や気持ちを交わしても、それが崩れるのは一瞬の事で
人生にはそんな経験が多々ある訳でこの曲の歌詞の意味も良く分かってしまうんですよね。
何度も何度もありがとうやごめんねって想いを交差させても、
少しのズレで関係性が壊れてしまって
今までのありがとうとかは何だったんだろう、ってそんな気分に陥る事もあるけれど
そういう感情が蘇って来た時に、こういうシンパシーのある曲を聴くと多少納得出来る部分もあって・・・。
何に納得するかって言うと、自分だけじゃないんだよなあって意味でね。
そんなモヤモヤした感情を溶かしてくれるロックナンバー、
勿論歌詞に傾向してるだけじゃなくて歌謡曲とハードコアを合体させたような独特のセンス、キレ味の良いリフ等サウンド面でも大いに楽しませくれる秀逸な楽曲、
メジャーデビュー一発目のシングルって事で正に今聴いても相応しいキラーチューンだなって思います。ライブでも鉄板曲の一つですね。



キルミーベイベー 第7話「ぶんかおてだま できばせん」 感想

2012-02-17 02:45:07 | 2012年 冬アニメ




ソーニャまでも「くそう くそう!」と。



twitter眺めてたら、キルミーはトムとジェリーを彷彿とさせるって意見があって
なるほどねえ、と思った。ただ、彼らと違うのはやすなが普通に何度も何度も制裁を受けちゃってる所かな(笑
要するに実力もないのに無謀にも無防備にからかってる、って事で
ある意味背水の陣ですよね。
これが何を意味するか、っていうとやっぱりソーニャの殺伐とした気持ちを消したい、自己犠牲によってそんな気持ちを削ぎたいって事で
色々納得も出来るようなそうでもないようなって感じる今日この頃。
なんにせよ、トムとジェリーに代表されるようにからかい型の作品って基本シンプルなので
観やすいって言えば相当に観やすい物語ではありますよね。最初から目的もやることも分かってるので、肩肘張らずに観れるっていうか。
考えてみりゃそういうアニメってありそうでなかったんじゃないかなー、って思いながら今週も視聴しました。

で、内容にも触れますが最後の蚊のエピソードはテンポ良くいいネタがポンポン飛び出て面白かったですね。
確かに顔とか腕とか分かりやすい位置に止まればまだいいんですけど
椅子の背もたれの上とか叩きにくい位置だと色々な意味でストレスが溜まるからなあ。
そう都合よくは行かない、っていうね。
最後のソーニャのおでこが腫れるってオチもやすなじゃないっていうのが新鮮でいい感じ。加えて、
最後のソーニャのセリフも、うっとおしい・・・と思わせて微妙にツンデレっぽさも感じられるのが良かったです(笑)。
チラチラ香るデレ、略してチラデレなのが今作の良い部分の一つですね。
なんて考えてるのは自分だけかも、ですけど。そんな百合的な視点でも楽しめちゃうキルミーの簡易感想でした。



しかし殺し屋という割には、微妙にドジっ子の匂いもするから
単に設定だけなのかな、とか
そういう風に想像して楽しめる良さもありますよね。どっちもあり得そうって思えるのは利点なのかと。観る人によって違う的な。



silent/marble 12.2.9

2012-02-16 00:35:49 | 今日の好きな歌





ようやく部屋を片付けた!




忙しさにかまけて色々ほったらかしだったんですが相当久しぶりにきれいになりました。
3時間くらい掛けたのかな・・・結局時間のある日が来ないと「やろう!」って気にはなりませんね。
それくらい部屋がスッキリしていて気分もやたら爽快です。
ってこういう記事何回目なんだろう(笑)。
この状態を常に維持出来る意思の固さが欲しいものです。一度後でいいや、って思ってるとみるみる内に汚れていくから困るわ。

数日前にも書いたんですが、その「後でいいや」って気持ちははっきり言って害悪でしかないな、と。
「後でいいや」じゃなくて「今やろう」って言える様な人間になりたいです。真剣に。




【第160回】 silent/marble




この間このシリーズで「ほどいた手」を取り上げたんですけど、
その時に「この時期に聴くmarbleなら「silent」もいい」的なコメントをもらいまして
それを読んだ時になるほど、と思ってその後良く聴いてて。確かにこの時期にはジャストフィットするなあ、と。
この曲は若干声を枯らして、ブルースの要素もあるような歌声で歌っているので
余計にこの時期の人肌恋しいエッセンスに合うというか、
風景に溶けるような一曲だなあ、と。
同時にCMソングにも仕えそうなポピュラリズムなんかもあったりして、渋さを聴かせつつメロはポップっていう中々面白いサウンドに仕上がってもいて。
気が付けば何度もリピートして聴いてしまう今日この頃です。

歌詞に関していえば、迷いの胸中と言いますか、行く宛ても分からないまま考えてる印象で
アルバム曲とはいえ明確に救いのない歌詞で聴かせる勇気は凄いな、と。
サイレンとサイレントを掛けたサビのフレーズが特に秀逸で
警報を鳴らして振り向かせる勇気がないから、
静寂の中で一人考えて一日が終わるって言う何気によく沁みる歌詞にもなってて。インディー時代にも顕著でしたが
未だにこういう哀愁が先立つ曲を新譜の一曲として入れてくれるのは個人的に嬉しかったり。
そんな行き場のない気持ちを消化してくれるような貴重なバラッドの一つです。



フラニーと同意/GRAPEVINE 12.2.8

2012-02-15 08:21:00 | 今日の好きな歌




昨日はチロルチョコ食ってました。




最近思うんですが、特にやることない日に限って快晴だったり、かと思えば忙しい日に必ず雨風だったり
そういう事が増えてきて個人的に気が滅入ります。滅入ります、って言っても天候とか偶然に滅入っても仕方ないんですけどね(笑)。
でも本気で嫌な気分になるんだよなあ。そういう日は。
まあ偶然に怒っても仕方ないので、そんな日常も受け入れるしかないんですけどね。

この間のキルミーでもあったけど、雨が降ってる日って必ず強風もセットなのが何気に腹が立ちます。
雨だけだったらまだいいんですけど、風が吹いてると普通に濡れるし、下手すれば傘が裏返しになって壊れちゃう危険性がある訳で。
自然現象とは言え、多少は手加減して欲しいと思う今日のこの頃です。まあそうはいっても仕様のない事なんだけど(笑





【第159回】 フラニーと同意/GRAPEVINE




この曲って何気にロックバンド批判に聴こえるのは自分だけ?
というよりもロックバンドが抱えるジレンマが歌われてるように感じる。
自分勝手にやってりゃ成果が出なくて
その結果みんなが望む方向に舵を変えざるを得ない、っていう。そんな聴き方をしてるのは私だけかもですけど
こういう曲を長年試行錯誤しつつもファイティングしているバインが歌うと色々と生々しい。
でも、その冒険心が何より面白いって感じる一曲。
自分は他人と違うよ、って主張したげな人に限ってマジョリティ側の人間じゃねえかって思いだったり
そういう田中和将の批評眼っていうか天邪鬼な部分が強く滲み出てるなあって感じる一曲
同時にそんな垣間見える本音に人間くささも感じたり。
サウンドも歌詞も攻撃的ですけど
その根底に眠るのは実はやるせなさだったりするのかもしれない。そう考えると実はペーソスの一曲なのかもしれないですね。
いずれにせよ刺激的で考えさせられる毒のあるロックンロール・ナンバーって印象で最高です。