P16~P17、このあたり、だんだん疲れがたまり、辛いところだ
捨て縄が垂れ下がっている 前回、OPANDAがルートを間違い、やばかった場所だ 今回は無事通過
昨日の水俣乗越の道も遙か下方に
西鎌尾根の紅葉もなかなかのモンだ
さーて、いよいよP19 左手には槍の穂先
独標も下方に
P19から眺める槍の穂先と手前、「北鎌平」
なんと、いました先行グループ 北鎌のコルにテン泊1名、独標あたりにテン泊2名、あとで聞きました どーりで早いはずだ
親槍、曾孫槍、孫槍、小槍 登って見たいけど、崩壊してて悪いらしい
槍へ最後のアタックを開始した先行グループ やはりセオリーどおり左側から
ここが北鎌平 コース中最大の面積を誇るテン場
せっかくこの日のために買った8mmφx30mロープ、使わにゃあ損っつうことで、懸垂しました
慎重にクライムダウンすれば不要です、念のため
左ルート核心チムニーを登る先行パーティ
ズームです
東鎌尾根に赤屋根、我らが「ヒュッテ大槍」 ところが今年は10/5で小屋閉め・・・泊まれません (T^T)
森さ~ん(支配人)、せめて10月の連休まで開けておくれよ~!
今まで見たことなかった有名な碑・・・Tさんに場所を教えて貰い発見!
さて、いよいよ我々の番、去年の単独行と同じ、難関最右ルートでアタック この青いシュリンゲが目印
この凹角が核心 赤丸錆びたハーケンのところから、右の壁に乗り移る
するってーと、この祠の左側にピョコッと飛び出します 通常、北鎌から来たクライマーはこの右から登ってくる
それを待ちかまえる頂上の登山者の裏をかいて、突然とんでもないところから登場する快感がたまりません!
今回15:20無事登頂! ほぼ順調、約10時間の中身の濃い山行でございました
後続です 何事かと、頂上の登山者が全員小槍側へと歩み寄り、注目のマト
続いて登頂! 周囲からのねぎらいの言葉と拍手に今までの疲れも吹き飛びます
頂上からの絶景 黄線:左から、前穂、奥穂、ロバの耳、ジャンダルム、西穂 赤線:右から、焼岳、乗鞍岳、御嶽山
手前は槍から北穂への縦走路、大喰岳、中岳
西鎌尾根 右手の岩は小槍上部
笠が岳の左側黄枠内に新穂高温泉
噴煙あがる浅間山
そして、なんと「剣岳」 その右のギザギザが八峰・・・今年は悪天のため涙を飲みました
独標・・・感無量
次回はここだな、小槍
左手「ヒュッテ大槍」 右下、今回のお宿「殺生ヒュッテ」
かなり寒いので、連休の割には少ない登山者
肩の小屋で一休み こちら側一般登山道はやはり大盛況
あ~大満足 槍を横目に下降開始
始めて泊まる「殺生ヒュッテ」 立派な建物です
そして粗末な夕食・・・それでいてお代は北アルプスイチ(たぶん)の¥9、450! (1泊2食)
おかげで、連休中にもかかわらず、涸沢なぞ1畳10人(まさか)と言われる混雑の中でも、10畳2人とゆっくりと休めました
感謝! <(_ _)>
同ヒュッテの名誉のため申し上げますと、朝食は夕食より、ずっとすばらしかったですよ!
ビールもアサヒかキリン選べたし、水は有料だし、20時消灯だし・・・・
まあ、とにかく前夜寒くて寝れなかったいテントに比べれば天国でございました!
産後いきなり復活が、北鎌尾根ってのはちょっと無謀すぎるので、どのくらい自分の体力があるかを見極めるのが、悩ましいところです。
とりあえず、手始めに西穂~奥穂でどのくらいの速さで歩けるか試してみないといけませんね。
あー、はやく夏にならないかなぁ~♪