OPANDA

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2013/4/27-29:白馬主稜→八ヶ岳へ転進赤岳主稜

2013-04-30 11:02:37 | 山行

 →   http://www.shinmai.co.jp/news/20130427/KT130427FSI090009000.php

4/27(土) 遅めの臨時あずさで白馬まで行くと、猿倉までのバスはなぜか「雪崩れの危険があるため運休」  猿倉で雪崩れはないだろう?  と猿倉荘へレラすると、大雪渓で雪崩事故が起き入山は難しいとのこと。 まあ、とりあえずタクシーで行って三日  確かに今朝まで雪が降っていたんで、誰が考えても沢筋は危険  当初の予定では、本日猿倉泊、翌日主稜登攀、雪の状態によって頂上小屋泊か、そのまま大雪渓を1時間で尻セード・・・・っっつう計画

猿倉到着  ありゃああ、結構深いね雪

まだ4時前、なんもやることがない 夕飯6時までにせめて白馬尻から主稜の偵察でもしてみっかと空身で出発 もうまもなくかなってところで5人パーティ(遭難6人のうちの5人)+県警救助隊数人と遭遇 「こーいう時だから入山は自粛してください!」ときつ~いお達し  右下警官お二人 口元に泡をたたえてさぞやご活躍だったことでしょう ご苦労様でした  まあこの写真だけ撮って、憔悴しきった5人には「大変でしたね」くらいしか言葉が見つからず・・・速攻下山 でも下見でわかったのは雪の状態悪すぎ  この辺でも硬い雪の上に20cm以上は新雪が積もっており明らかな弱層あり しかも弱りつつと雖も強風+ときおり降雪  帰りは自分のトレースもすっかり消えて、膝上ラッセル 一般道でこれですから  今回の雪崩がなくとも白馬主稜は、早期撤退だったでしょうな  

帰ってくると報道陣が待ちかまえてました  OPANDAはノーコメントです  ご本人達へ直接聞いてください

っつうこって報道陣へひっきりなしに受け答え、鳴りやまない電話・・・小屋番さんも大変でした  でもしっかり夕飯作って貰えました 今日が小屋開けだそうです  天ぷら多くて持参の「黒霧島」では酒足りずカップ酒もやっつけましたとさ

4/28(日) いやはや一晩中すごい風でした  おまけに早朝から県警+遭対協+報道陣で大にぎわい

さて、今日はどうしましょうか?   唐松岳?    この風では運休でしょうゴンドラリフト  ダイイチ今日も来ません路線バス

これっておかしくないアルピコさん?  観光バスじゃなくて路線なんでしょう?  誰も山入る人ばかりじゃないでしょう?  実際我々降りるために利用したいのに・・・結局またタクシー  白馬駅は次の列車まで2時間待ち  しょうがないんで朝風呂です  こんな時もOPANDA温泉情報網はすばらしい ここなら朝から絶景が楽しめる立ち寄り湯あり!   ど~よ?

風呂から眺める恨めしの白馬主稜(実際ルートはギザギザ)  なかなか縁がない有名ルートってありますよね  σ(^(エ)^ ) は、アイスなら「黄蓮谷」 冬季バリエーションならこの白馬主稜   既に何回敗退?   まあ、山は逃げないし・・・・

「白馬ロイヤルホテル」のお風呂でございました  500円→運転手さんから貰った割りチケで450円 お買い得度100%

 

さあて明日も休みだし、天気も良いしどこ行きましょうか?

早春の中綱湖

ローカル線だなあ

当ブログファンの皆様ならもうおわかりですね、今日の行く先 茅野で途中下車 バスで美濃戸口入山

途中で会った鹿の親子

アップでみると  やはり親はオヤ、子は子顔してますね

あれえ?  こちらはまったく降った形跡無し

大同心大滝もまだ登れそう?   実際氷はザクザクかな?

今にも崩れそうな、っつうか見てるそばから崩れたキャンディ  しかし空が蒼いなああ

 

17時馴染みの赤岳鉱泉着  大発見!!!   あたしゃ始めて使わせて貰いました鉱泉のお風呂  赤岳鉱泉っつうくらいだから当然あってしかるべきなんですがあたしら来るのはいつも厳冬期なんでやってません  ここはガイドさんの為の倉庫くらいに思ってました

いやあ小さいけれど趣のあるよいお風呂でございました  これだけでも遙か白馬から転進した甲斐ありました

さあて、気を取り直して、明日は同じ主稜と言うことで赤岳主稜でも行きますか  白馬主稜の装備なので難しい岩稜はチト怖い  慣れたルートで楽しみましょう  そーいうことで生でも一杯  マムートの特別ジョッキで!   これで飲むとア○ヒでもまずさが軽減されるのが不思議 (?()?)  

今日もうまいぞ鉱泉メシ  今回途中で鹿の親子にあったけど  増えすぎて大変の由  このいつものステーキ おじさんには脂乗りすぎ そこで提案  是非脂の少ない鹿肉ステーキか鹿鍋は如何?  そうすれば鹿も経るし、おじさんも(たぶんおばさんも)喜ぶし一石二鳥の名案と思うのですが・・・・

GWなのに今日は40人程度、おまけにガイドパーティなし  寂しいくらいがらがらです

夕焼けの赤岳  明日が楽しみだ

紅くなりゆく大同心と小同心 黄線は小同心クラック

4/28(月祝) さて油断してっと先を越されるかも、なんせ超人気ルートですからね

 4時出発  阿弥陀に沈む月

行者小屋近くで日が差しはじめました 阿弥陀岳

文三郎道から 黄色OPANDAが岳人掲載された赤岳沢アルパインアイスクライミングコース  赤色本日の主稜(凡そ)  雪少ないね  先行パーティも、一般道、バリエーションルートとも皆無 この時期皆さんマッタリ出発なのね、バリはヘッデン出発が基本!  でも無いようです

赤岳沢アイスをちょっとご説明  アイス核心1P終了点は上部の露岩へシュリンゲ巻き付け そこから氷の状態よければ左の緑F2へ、悪けりゃあ青線を巻いて行けます 降雪直後は雪崩のとおり道なので不可

5:30頃文三郎道からロープ出してハーネス付けて取り付きへトラバース  5:50登攀開始  1P目昔来たはずだがまったく覚えてない相方リード  雪、氷少なく、まもなくチョックストーンをくぐれそうです 写真右下にペツルx2の立派な終了点あり  (注:右手凹角に残置ロープあり)

中岳 阿弥陀岳も良い感じです  風もこの時点では無し

赤岳沢F1です  スクリュー入るか微妙(いつもそうだけど)

2P目 OPANDAリード ここじゃなく、

左側のこちらを攀る

で後は雪稜ならぬボロボロの岩稜歩き  左下にペツル1つあるけどこれは上から打ってあるのでいつも見落とし さらに上の岩角でビレー ここまで45m

左下の岩にシュリンゲ巻き付けてます  写真中央 一般道を本日一番の登山者 

3P目相方リード またもやボロボロ岩稜

4P目OPANDA 上部岩壁下のトラバース  60mなんで途中コンテ

5P目 当コースの核心 上部岩壁  始めて来たときは怖かったなあ  終了点は立派なペツルx2 ロープの流れを考え短く切ってあります さすが

こっから頂上が見えてきます

6P目 どこでも適当に50m まあ写真中央部を目指すのが穏当でしょう

上から見ると雪がないのがわかるでしょう?

阿弥陀岳も眼下に見えてきて楽しいところです  しかし出発早すぎてまだ日が差さない  {{{{(+(ェ)+)}}}}Samuuuu~

7P目 まあ、どこでも登りやすそうなところを稜線めがけ・・・でも正規ルートはちゃんとハーケンあります

8P目はもう、コンテでも、ロープ解いてでも、適当に一般登山道(赤丸杭)までどーぞ

7:40 地蔵からの一般ルートへ合流し登攀終了  誰もいなかったんで所要1:50のスピード登攀でございました 決して急いで登ったわけではありません(今回一眼なので一々取りだしては撮影早いわけない)  常日頃言われてますんで「山は危険なところ、そこに居る時間を少なくするだけで危険を減らせる だからスピードが大事 登ること自体のスピードではなく、終了点に着いて一連の動作を無駄なくスピーディに確実にこなすことがポイント」なんですね。  

眼下に営業してるはずの展望荘  左なだらかな硫黄岳 そのまた左の双耳は天狗岳    OPANDAも雪山初心者の頃はこのあたり登ったんだっけ  それが今は・・・・偉そうだなあ ( ̄^ ̄) エッヘン

 さて1年ぶりの頂上でも行ってみますか

7:40~8:00   山頂でマッタリです   GWの皆さんはゆっくりなんですね、まだ登山者は4人程度でした

 え?  文三郎降り口にフィックスロープ  都岳連の皆さんの置き土産ですかね

 

頂上山荘は休業?

 

本日GWにもかからわず赤岳のアルパインクライマーは我々2人だけ?   いやいや8:30頃やっと2パーティが取り付きました

 9:00行者小屋前から  また白馬主稜には見放されましたが、今年も快適に赤岳主稜を登れてよかった、よかった

 

今年の積雪期はこれでお開きですかな (^(エ)^)ノ   

皆様引き続きアイガーザイルパートナー募集中ですのよ(兼高かおる風 わかるかな~?)  http://pub.ne.jp/MX2225749/?entry_id=4831976

 

コメント (6)
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2013/4/20-21:小川山フリークライミング

2013-04-22 10:29:18 | 山行

  ちょっと早すぎるんじないかなあ小川山 けど行きました

4/20(土)  まずはアップで「川上小唄:5.8」  まだ陽が差してた

終了点

マラ岩反対側

どうです、車もまばらな廻り目平駐車場  我々以外には日帰りボルダラーが少々とSガイドパーティくらいのもんでした  よってマラ岩貸し切りというすばらしい状況

しかし 寒い!  チョークバックにカイロを入れてのクライミングです  指先が凍えてカチを持ててるかどうか自信がない   {{{{(+()+)}}}}Samuuuu

そんな中でいつもは滅多に空いてることがない「レギュラー:5.10c」へ挑戦ですと

まだ、シーズン初めなのでチョークもあまり付いてない  自分でホールド探さないと

下部核心ですな

横から見ると かっちょい~!

この最後の一手が結構悪いんですよね~

見事終了です (。-ω-。)ヾ(^ (エ) ^*) エライエライ

あたしゃトップロープで遊ばせてもらいました

おとなり「イレギュラー:5.10d」 レギュラーの終了点使ってトップロープ

こちらも細かいホールドが続きそう

2人目が登ってる途中で・・・・

雪になりました   どーりで寒いはずだ    大急ぎ撤収

ああ、暖かい風呂が一番!  小川山は何回も来てますが、いつもテント   今回は翌日天気予報が悪かったこともあり、始めて金峰山荘お泊まりです   暖まった体で雪の降るテントへもぐり込むことにならずにえがったあ

本日は我々3人の他、女性2人のみ   ガラガラです  夕食は6時から タラノメ、フキノトウ等季節の天ぷらやふき味噌をまぶしたチキンカツ、マスのあぶり等おいしうございました

目の前に雪の「小川山ストーリー」を眺めながら赤ワインで暖かい夜はふけてゆくのでありました  今日ばかりは小屋泊まりで大正解

4/21(日) 明け方4時頃は雨だったけど、6時頃にはまた大雪

 

まるっきり冬山です

 動画でも楽しんでください →   http://youtu.be/gbpZipd3OAw

朝ご飯も大変おいしく頂きました

 

どうよ?

 

なんもやれることないんで、「ほったらかし温泉」よってゆっくり風呂入ってから帰りました土佐

人気コース登れたからまあ、よかった  (^(エ)^)ノ 

 

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4/14(日)ちょびっと湯河原幕岩

2013-04-15 09:35:13 | 山行

 奥様が久々に岩登ってみるっつうんで、ゆっくり湯河原へ   梅は終了  桜が満開でした

昼過ぎだったからかも知れないが、始めて見ました ここに人いないの 初心者御用達 桃源郷「シルクロード:5.7」

左は「サンセット:5.10a」をリードする小学生くらいの女の子  末恐ろしい

「インチキするな:5.8」  更にこの右「蟻さんルート:5.8」登って   真ん中クラックをカムで上り、シンデレラフェースへ

ここも空いてました「シンデレラ:5.7」

今回は上部ちょっと被った凹角から行って貰いました   初心者にはこのくらいで十分でせう

もうお風呂です  ウェルシティ湯河原「いずみの湯」 1,000円   以前幕岩帰りは「嵯峨沢の湯」でしたが、1,350円に値上げし、飽きたので最近はこちらです   広々とした半露天風呂  ガラガラに空いてました  良いお湯

無料休憩室も清潔で居心地抜群

お勧めです  湯河原駅から送迎バスもあります

岩登りに来たのか、うまいもん食いに来たのか、主従がわからん。   当然真鶴駅前「富士食堂」です

えっとこれは鰯オイル焼き  ビールが進んで困る一品

新メニュー「チーズつくね」チェダーチーズとつくねが好く合います

えっとイサキ?  忘れた うまかった

脂が乗っててうまいのなんの・・・定番鯖みりん干し

地元「ヒラマサ」 こいつも脂がのってプリプリ新鮮

〆はやはりアジのまご茶漬け・・・生きてて 好かった (つ(エ)`)  

今回超定番「鰯丸干し」がメニューから消えてました  聞くところによると、味が落ちてきてしまったので当分仕入を見送るとのこと   残念ですが  妥協を許さぬ姿勢に◎でございます

 

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!!!緊急募集!!!アイガー他登山のザイルパートナー

2013-04-05 10:22:14 | 山行

今夏、アイガー他登攀をもくろんでましたが、パートナーが突然都合悪くなり、急遽一緒に登ってくれる方を捜すことになりました。  去年、ツェルマット周辺の山々で、現地ガイドのスピードを見ました。   うわさに違わぬ早さです。 ロープでつながれているお客さんは、飼い主に引っ張られ、イヤイヤ付いていく牛みたいな感じでした。  安全を考えれば、危険地帯にいる時間が短ければ短いほど有利であり、そのためにはスピードが大切なことはわかりますが、あれでは風景を楽しむどころでは無いでしょう。  実際、宿で知り合ったタフな日本青年も、カストール日帰り登山で、思うように写真も撮れなかったと言ってましたが、そーでしょーとも。   もちろん全部が全部そう言うガイドでは無いでしょうが・・・・出来ればガイド無しで、登ること自体も楽しみたい・・・・同行者募集の意図です。

欧州行き飛行機(エチハド航空アブダビ経由フランクフルト往復)、グリンデルワルドの宿(アパート)、ドイツ商談他・・・すべて手配済みなので今さら中止出来ません。

1.予定:7/2~13グリンデルワルド滞在中、好天の4日を選び、初日ミッテルレギ小屋泊、2日目ミッテルレギ稜からアイガー登頂メンヒヨッホ小屋泊、3日目ユングフラウ登頂メンヒヨッホ小屋泊、4日目メンヒ登頂後下山

天候により短縮もあれば、三山終了後更に1泊2日でマッターホルン登頂もあり(初日ヘルンリ小屋泊、2日目登頂後グリンデルワルド帰還)  

2.お相手:例えば赤岳主稜を美濃戸口から日帰りフォロー(セカンド)で登れる体力と技術を持っている方ならば頼もしいです。

「しゃーねーなー、相手になってやっか」と言う方のご連絡をお待ちしております  <(_ _)>ヨロシュウ 


4/8(月) 昨日、一昨日と今週末土日は野暮用で山はお休みです。

昨日は大雨から一転、天気回復したので板橋区蓮根の「植村冒険館」行ってきました。  何しにって、この夏欧州遠征の下調べ他ですよ。   もちろん植村直己ゆかりの展示物等もすばらしいんですが、併設図書館の山関係の蔵書が秀逸です。  既に絶版となった貴重な山の資料がいっぱいです。  これ見るだけでも行く価値あります。  山関係の古典的名著はアマゾンなどでも法外な値段が付いてて手が出ませんからね。

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2013/3/30:伊豆海金剛「スーパーレイン」再び

2013-04-01 11:25:14 | 山行

 なんと2008年のことだったんだ・・・ワシが初めてスーパーレイン行ったの。  当時は何がなんやらわからず無我夢中で登ったよーでしたなあ。   今回はここを一つの目標としている人の希望で、そのお付き合いと言うか、オブザーバーと言うか、5年ぶりの雲見でございます。  

3/30(土)前日に一応アプローチ入口の確認  そうそう、この電信柱横からひたすら海を見ながらトラバース1時間だっけ

お泊まりは「雲見オートキャンプ場」 露天風呂があるのが嬉しい

西伊豆ですから魚はうまい 松崎の「アオキ」で酒&海産物を買い込み宴会、明日早いので早めに就寝  しかし下田の金目鯛刺身はうまかったなあ~  さすが地元  

夜中2時頃、結構降ってたけど、出発の5:15頃には上がったんで予定どおり出発  やはり一番に取り付かないと、帰り考えるとつらいでな 東京から約200Kmですかんな

3/31(日) 6:00予定どおり取り付き到着  一番!  っていうか、終日我々だけの貸し切りでした。  天気予報が悪かったんで皆さん控えたんでしょうな。 三宅島といい、摩利支天沢大滝と言い、ここのところドコモ貸し切りで申し訳ない。 

右の木に巻かれた古い青スリングが目印   6:30登攀開始  1P目5.7 夜の雨の影響なし  アップに最適、快適です

2P目5.8 左のコーナークラックから右へのトラバースが核心  途中ナッツ決められるかも知れないけど、そんな作業してるよりとっととトラバースしちゃった方が安全と思う  ここは前回OPANDAブログのとおり、一端右上後、右下へ降りてくる感じに行けば楽   ロープは軽量化をはかり、7.9mmφx2  

2P目ビレー点  上部にチラッとこれからトラバースする青服が見えてます  なお、ここは最後の懸垂(50mX2本の場合)ポイントです 残置スリング+ビナ3枚あり

3P目5.9 上の2P目終了点から10mほど右上 木に巻き付かれた真新しい青テープスリングが好い目印

フィンガークラックが続きます

一端右行って、小さいカムを決めて、左上  このあたりが核心   幾重にも巻かれたスリングのある松の木(小さい)でビレー

4P目 当初5.10bだったけど、今は5.10aに格下げ   スーパーレインの核心と思う  特に この右上ラインがバランス悪い レイバックなので消耗するし  厳しいピッチでした、5年ぶりでも

ここから真上に延びるハンドクラックを登る

 

お見事! 上部に行くに従って広がり、私の手ではハンドが効かなくなる

5P目先人クラック これも5.10b改め5.10a  2つの小ハング越しが核心 人によってここがルート核心と言う人もいるが・・・

これまたお見事!   終了点はカムで

注意!  ハング越えの時、この左足が乗せられる岩、グラグラしてます  蹴るように乗り込むと落ちるんじゃないかなああ、こんなでかい岩落ちたら・・・・考えるだに恐ろしい ((゜゜((Д))゜゜))ガクガク  今回もちろん触っただけ 「おさわり無料ですよ社長さん!」  ってなんのこっちゃい

こちらも是非参考になさってください → http://freeclimb.jp/news/news2013_2.htm#umikongo

3P目あたりから、眼下に広がる大海原  こちらは猿がいっぱい 波勝崎

6P目5.9 間違いなく出だし核心と思う  バランス悪すぎ  

ここから被った岩の右側へ回り込みます  その前に大きめのカム(キャメ#4くらい)決めてね

真横  天気さえ良ければ富士山が見えます 今日は、まあ降らないだけでラッキー!

ボルト4+スリング+残置ビナ2枚 2回目の下降に使います

支点の取り方とロープの出方によっては岩間にロープが食い込むので要注意  右に抜けたら左上して終了点

抜けました

6P終了点から眺める上部城塞  右側のクラックが最終7P5.8  ここは5.8と言うけど、背のない人には上のガバを取るのは至難の業 疲れて来てるし、ある意味核心かも

ふと南側をみるとサイコロ岩(OPANDA命名)

難なく越えました

ここからやさしいとは言え、終了点までランナウトします

何とか上のガバ取って乗り越えてきました  さぞつらかったことでせう

10:30全7ピッチ終了  4時間 ちょっとゆっくり目でした  でもまあ、前にも後ろにもクライマーいないし快適でした

ここから富士山見えるんだけどね   軽食&ドリンクで祝福 \(^(エ)^)/  約30分まったり  風も無く、暑くなく、寒くなく、雨も降らず、結果、最高のクライミング日和でした

海に向かって懸垂下降4回で取り付きへピッタシ着地  あ、それと終了点はスリングなどでかなり補強されてました 安心

下の海岸から   登ったなあ~  

こっちは黒潮壁 

 

ここを登り返して帰ります  来るときは懸垂  心配ならスリングなどでバックアップ取って

キャンプ場に帰って来ました  この時期、この赤+ピンク混合桜がアプローチ道の好い目印です

 

久々のスーパーレインでしたが、やっぱり難しかった (^(エ)^ ;)

 

コメント (2)
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