日曜だけあいてたんで、レスキュートレーニング おっさんは、たまには復習しないと激しく忘れます 悪天の土曜日とは打って変わって良いお天気 6時前には車で出発 空いてる関越道を前橋ICまで、そこから一路榛名湖を目指す
するってえとナビでは、ルート上に通行止め区間ありの警告がうるさく出てきた 黒岩のPはまさにこの区間の真ん中 まあなんとかなるだろと 警告無視して進むと、路肩にも 工事の看板 結局ほどなく全面通行止めのゲートにぶち当たってしまった! ホントだったんだ通行止め(当たり前か?) どのみち岩場まで下から行くのは嫌なので(しかもまだだいぶある)、取りあえず伊香保温泉経由で榛名湖を向かう 雨上がりの湖の綺麗なこと
d(^(エ)^ )ネッ?
さて、こちら側からはどこから通行止め? 湖から向かって、峠の手前のゲートが降りてた(サッカー場のあるあたり)
詳しい状況はこちらで(わかりにくいが)→
http://www.kendobousai-gunma.jp/kisei/RegulationDetail.htm?trafRegId=3d1c953900c0408c952ee5f5922190ed&sortItem=regStDate&sortDirection=asc&sortItemWinter=regStDate&sortDirectionWinter=asc
前泊組の皆さんと合流し、サッカー場のP(WCあり)へ車停めて岩場へ向かう ほんの数分の登りで峠を越え、あとはダラダラ下り約30分で岩場入口 高崎、前橋の遠景が綺麗 湖畔は昨夜ゲンジボタルが飛び交っていたそうです
まずはレスキューに必要なロープワーク:半マスト、ミュールノット、一重止め結び、ダブルデミキャプスタン、ブーリン、バルトタン、ポロネ、フリクションヒッチ回収法等等 次に懸垂下降中のコブの通過:下降器&バックアップの上部にフリクションヒッチ(orシャント)を設置し、補助ロープを使ってテンションをメインロープから補助ロープへ移し、ここでフリーとなった下降器&バックアップをコブ下側へ再設置、再びテンションを補助ロープからメインへ移動し、最後にフリクションヒッチ(orシャント)を回収 下降 となる なにやら書くと複雑だ
ほんでお次は、宙づりになった要救助者を上から別ロープを使って降りて行っての救助 救助のためにもう一本ロープを垂らして要救助者へ近づく、ようやく手の届く範囲で相手を自分のデイジーチェーン等で連結、メインロープへフリクションヒッチ(orシャント)を設置し(ブーリン等で回収法講じる)、相手と自分をフリクションヒッチ(orシャント)を通じてカウンターロープで連結、自分側は半マスト&仮固定で後の加重移動に備える、救助者が下降することにより、自分の体重で(カウンターロープを通じて)要救助者を引っ張り上げる 十分引き上げられない場合、相手のハーネス等を掴んで引っ張り上げる これでフリクションヒッチ(orシャント)より下のメインロープはフリーの状態になるのでトラブルを解除 相手をデイジーチェーン等で自分の下降器へ連結 自分側カウンターロープの仮固定を解除し、加重をメインロープへ移す フリーとなったフリクションヒッチ(orシャント)を回収、2人一緒に下降 やはり書くと面倒だ (^(エ)^ ;)
予想以上に時間がかかり、予定していた、1/3、1/5、1/7各引き上げ法、けが人の降ろし技術、スリング1本+カラビナ2枚のセルフレスキュー等々はお預けに
はるばる岐阜から群馬まで遠征してきて、レスキューと蛍だけではかわいそうなので、最後に「学友会ルート:5.9」を登って関東平野の景色を楽しんでもらってめでたくお開きとなりました
帰りは40分ずっと舗装路の登り、一日の最後にこれは疲れる 7月イッパイは榛名湖から30分の歩きですよ、皆さん
では (^(エ)^)ノ
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